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第4話 見慣れないイケメン
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「いまから新しく入った社員の紹介があるみたいなんでシャキっとしてください。部長に目をつけられたら面倒くさいですから」
我に返って姿勢を正した稲穂にそう忠告したのは、職場の後輩・田村亜美。
1年くらい前に亜美が入社してから隣のデスクということもあってよく話すようになった。
亜美は年下で後輩だけどしっかりしていて自分の意見はけっこう言うタイプ。
明るくて元気で、オシャレだし美人で…。
人見知りで常に人の顔色を窺ってしまう稲穂とは真逆。
男子社員や取引先など仕事関係者で亜美のことを狙っている人も多いらしい。
でも本人はまったくタイプじゃないらしく、すべてお断り。
自分の理想にドンピシャな人が現れるまでは誰とも付き合わないと宣言している。
そういう真面目なところもステキな後輩。
なんて思っていたらじっと亜美のことを見つめていたようで
「もうっ、稲穂さん。さっきから人の顔をジロジロ見てにやけてるとか気持ち悪いですよ」
しっかりと突っ込まれて苦笑いで返した。
「あわわ、ごめん、ごめん」
「しっかりしてくださいよ。野波稲穂先輩」
「う~。苗字と名前をセットで呼ぶのやめて~」
「いいじゃないですか。私は好きです。のんびりした感じの名前で可愛いですよ」
「あ~っ、もう。また馬鹿にする…」
穂波が頬を膨らませて拗ねたとき
「…誰…?あのイケメン…」
オフィスに入ってきた見慣れないイケメンを見るなり魂が抜けたみたいに放心状態になった亜美がつぶやいた。
我に返って姿勢を正した稲穂にそう忠告したのは、職場の後輩・田村亜美。
1年くらい前に亜美が入社してから隣のデスクということもあってよく話すようになった。
亜美は年下で後輩だけどしっかりしていて自分の意見はけっこう言うタイプ。
明るくて元気で、オシャレだし美人で…。
人見知りで常に人の顔色を窺ってしまう稲穂とは真逆。
男子社員や取引先など仕事関係者で亜美のことを狙っている人も多いらしい。
でも本人はまったくタイプじゃないらしく、すべてお断り。
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そういう真面目なところもステキな後輩。
なんて思っていたらじっと亜美のことを見つめていたようで
「もうっ、稲穂さん。さっきから人の顔をジロジロ見てにやけてるとか気持ち悪いですよ」
しっかりと突っ込まれて苦笑いで返した。
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「う~。苗字と名前をセットで呼ぶのやめて~」
「いいじゃないですか。私は好きです。のんびりした感じの名前で可愛いですよ」
「あ~っ、もう。また馬鹿にする…」
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