ディスる彼氏と褒める彼

竹柏凪紗

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第6話 超がつくイケメンの教育係

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「稲穂先輩もサポートしてくださいね!私の恋が成就するかどうかは先輩にかかってるんですから全力で応援お願いします」

必死に懇願してきたはずの亜美は、システム管理部の倉田淳也くらたじゅんやと廊下でぶつかったことから愛が芽生えて一瞬間、いまやすっかりラブラブ。

「倉田くん、大好き」
「亜美先輩、嬉しいです!俺なんかのどこをそんなに好きになってくれたんですか?」

「え~、性格!あとは声でしょ。それから顔、脱いだら意外に筋肉質なとこ」
「えへへ。全部じゃあ~ん」

「うん。全部、全部。じゃあ亜美のいいところは?」
「そんなの全部に決まってるじゃないですかぁ!」

どんなに言い寄られてもまったくなびかなかった亜美が、つい最近まで名前や存在すら知らなかった倉田くんと電撃的に付き合いはじめた。

こっちが恥ずかしくなるくらいデレデレのウネウネになっていてそれはそれで面白いのだけれど…。

「そろそろ宮都さんが入社後の社員研修を終える時期だから、本格的に教育係をスタートさせなきゃだと思うんだけど…」

稲穂の言葉に
「そうだよね…」
上の空で返事を返す亜美。

そんな亜美を心配そうに見つめながら
「あの芸能人みたいにまぶしすぎる宮都さんに教育するんでしょ?心配すぎます。俺の亜美先輩が略奪される~!」
なんてうなだれる。

「そんなのない、ない。私は倉田くんが世界一、宇宙イチ好きだもん」

「あ~っ、そんな可愛い顔して!そういう表情をあのイケメンの前でも見せるのかとおもったら心配なんです。俺は量産型の顔だし、これといってモテるわけでもないし…」

「倉田く~ん。そんな心配しないで!」

…顔が自然と引き攣るような2人のやり取りから自然と稲穂は
「だ、大丈夫だよ。わ、私が教育係をメインでやるから…」
超がつくイケメンの教育係をメインで受け持つことになってしまっていた。
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