【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません

竹柏凪紗

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第46話 嫌なことがあっても朝は来る

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嫌なことがあっても朝にはなるし、学校にも行かなくちゃいけない。

土曜日はあのまま帰ってきて寝てしまったけれど、眠っているのか意識があるのか微妙な感じで、気がついたら朝になっていた。日曜日も同じ冴えない気分のまま一日中ごろごろ。

そして月曜日がやってきた。

気分は最悪。

藍那はともかく、陽向や風磨とどう顔を合わせていいのかもわからない。

学校、休みたい。
休みたい…。

でも今日休んだら、もう二度と行けない気もする。

うわぁ…、どうしよう…!

ベッドの中でウダウダ考えていると、ピンポーンと玄関チャイムが鳴った。

…理沙だ…。

いつもよりかなり早い時間なのに、もう理沙が迎えに来た。

最悪…。
落ち込んだ気分のままとりあえず制服に着替え、ササっと髪の毛を梳いて玄関まで続く階段を駆け下りた。

「あ、降りてきたみたい。ごめんなさいね、待たせちゃって」
理沙は碧衣の母と雑談していたらしい。

階段を駆け下りてきた碧衣に気づいた母がそう言って席を外すと
「碧衣、おはよう」
いつものように声をかけてきた理沙だったが、
「ねぇ、週末何回も電話したんだけど」
碧衣宅を出ると急に不機嫌な声でそう言った。

そしていま、いちばん触れてほしくないことを聞いてくる。

「実は、いろいろあって…」

「え?いろいろって、何?私、碧衣は絶対に『ずっと前から好きだった』なんて陽向に言えないだろうから、お節介とは思いつつ、わざわざこっそりと伝えてあげたんだよ。それなのに、どうしてそんな浮かない顔?」
不思議そうに首を傾げる理沙。

あぁ、そういえば、そんな余計なこともしてくれてたよね。
とは思いつつ、もうそんなことを言うような元気もないことに気づく。
そして理沙からの厳しい追及をかわす気力がないことも自覚し、昨日あった出来事をすべて話すことにした。
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