【リベンジ】騙したアイツを許さない~裏切り男を社会的に抹殺します~

竹柏凪紗

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第15話 転倒する大失態

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会場にいる女性たちが動くたび身につけているアクセサリーがキラキラと光を放ち、スーツとともにタイピンや靴までハイブランドでオシャレにまとめた男性たちがレディーファーストで振る舞う。

すごい…。
これが、お金持ちのパーティーっていうやつ…?

まるで自分自身までもが特別な人になったかのような気分に包まれ、変な高揚感が全身を巡る。

すてき…。
こんなステキな会場の中に自分がいるなんて夢みたい。

ふと、今回の誕生日パーティーの主役ニシジマが1人でワイングラスを傾けているのが視界に入った。
そうだった…。私の任務は、とにかくニシジマシンヤと接触すること。

いまがチャンス!
焦る感じで、会場の中央に歩み寄ろうとした瞬間…

「きゃっ…!」
急ぐあまり自分の足を引っかけて転倒…って、マンガじゃないんだから…!

転ぶときに大声を出してしまったせいでピアノの生演奏が止まり、多くの視線がレナに集中し、会場中が冷ややかな目線と失笑に包まれた。

「おいっ、大丈夫か?!」

イヤーカフからハヤミの声が聞こえ、やらかした自分をあらためて認識させられる。
全身が痛いうえザワつく会場の様子に、恥ずかしくて顔も上げられない。

「派手に転んだなぁ…」

どこかで見ているのか、そんなハヤミの言葉にますます恥ずかしくなったレナは
「ううっ…そんなこと言ったって…」
つい小声で反応して泣きそうになった。

「反応するなバカ。とにかく、ちょっと待ってろ…」

ハヤミが言い終わらないうちに、すぐ近くに気配を感じるとともに
「大丈夫?」
やさしい声が聞こえ、レナは思わず顔を上げた。
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