2 / 65
第2話 夢を売る仕事
しおりを挟む
里奈に声をかけてきた中年男性は全身が脂ぎっていて小太り体型、何日も風呂に入っていないのではないかと疑いたくなるほどべっとりとした髪が頭皮にはりついている。
ニヤニヤしながら里奈を頭から足先までを見つめるその視線は品定めをしているかのよう。
「違います」
そう言ってその場から立ち去ってやりたくなるほど気持ちの悪い男だが
「はい」
いつものように上目遣いで小さく返事を返す。
これで何回目だろ?
もう…、慣れた。
おとなしくて何も知らない清楚なフリをしてやり過ごす。
汚れを知らない無垢が好物なおっさんが多いし、そういった女の子が乱れる姿を想像すると興奮してどうしようもなくなるんだと。
自分の手で汚してやるのも一興らしい。
だから私はそんなクソ男たちに妄想という名の夢を売る。
「制服、着てきてくれたんだね?よく似合ってる」
涎が垂れてくるんじゃないかと思うほど緩んだ口元から滑り出てくるのはきもい言葉だけ。
「まさか自分が通っている高校の制服じゃないでしょ?どこで買ったの?ネット?おじさんにもそのサイト教えてよ。取り寄せて匂い嗅ぎたい…」
きもいきもいきもいきもい。
死ね死ね死ね死ね。
このクソ下衆野郎が。
未成年を金で貪るカス人間。
ゴミクズ…。
お金のためにそんな男たちを相手にする私はどうしようもないクソビッチ。
「あ…、ごめん。目の前にこんな可愛い女子高生がいるのに変な話をしちゃってごめんね。俺、においフェチでさ。ついね。さぁ、行こう。まずは食事からかな?」
ニヤニヤしながら里奈を頭から足先までを見つめるその視線は品定めをしているかのよう。
「違います」
そう言ってその場から立ち去ってやりたくなるほど気持ちの悪い男だが
「はい」
いつものように上目遣いで小さく返事を返す。
これで何回目だろ?
もう…、慣れた。
おとなしくて何も知らない清楚なフリをしてやり過ごす。
汚れを知らない無垢が好物なおっさんが多いし、そういった女の子が乱れる姿を想像すると興奮してどうしようもなくなるんだと。
自分の手で汚してやるのも一興らしい。
だから私はそんなクソ男たちに妄想という名の夢を売る。
「制服、着てきてくれたんだね?よく似合ってる」
涎が垂れてくるんじゃないかと思うほど緩んだ口元から滑り出てくるのはきもい言葉だけ。
「まさか自分が通っている高校の制服じゃないでしょ?どこで買ったの?ネット?おじさんにもそのサイト教えてよ。取り寄せて匂い嗅ぎたい…」
きもいきもいきもいきもい。
死ね死ね死ね死ね。
このクソ下衆野郎が。
未成年を金で貪るカス人間。
ゴミクズ…。
お金のためにそんな男たちを相手にする私はどうしようもないクソビッチ。
「あ…、ごめん。目の前にこんな可愛い女子高生がいるのに変な話をしちゃってごめんね。俺、においフェチでさ。ついね。さぁ、行こう。まずは食事からかな?」
16
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる