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第3話 きもいおやじ
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「手持ちが少ないからファミレスでいいよね?できればセットになっているリーズナブルなメニューにしてほしいな。あ、できれば800円以下がいいけど…、夜だからさすがにないか…」
パパ活アプリを利用して3か月。
ここまで不快な見た目のうえケチ臭い男は初めてかもしれない。
人には安いメニューを勧めておきながら自分は
「僕は会社帰りでお腹が空いているからね」
ハンバーグにエビフライ、唐揚げが乗ったスペシャルメニューを注文したかと思えば
「ねぇねぇ、ハンバーグのソースが付いちゃった。舐めてとってよ」
きもいことを言ってくる。
要求は人一倍。
思わず
「…は?」
怪訝な表情と意地悪な声で反応してしまったほど。
人がいっぱいのファミレスでこんなきもい要求してくるとか、まじできもい。
それでも慌てて口を塞いでにこにこ。
なにも聞こえていないフリでやり過ごそうとしたのに腕をガシっと掴まれて焦る。
「あ、聞こえなかったのかな?『ヤスくん、お口に付いていますよ~』って言いながら、ここに付いてるハンバーグソースを舐めてとってほしいってお願いしたんだけど」
ヤスはそう言って気持ちの悪い笑みを浮かべ、ズイっと里奈の前に顔面を突き出した。
なにこいつ…。
まじきもい。
パパ活アプリを利用して3か月。
ここまで不快な見た目のうえケチ臭い男は初めてかもしれない。
人には安いメニューを勧めておきながら自分は
「僕は会社帰りでお腹が空いているからね」
ハンバーグにエビフライ、唐揚げが乗ったスペシャルメニューを注文したかと思えば
「ねぇねぇ、ハンバーグのソースが付いちゃった。舐めてとってよ」
きもいことを言ってくる。
要求は人一倍。
思わず
「…は?」
怪訝な表情と意地悪な声で反応してしまったほど。
人がいっぱいのファミレスでこんなきもい要求してくるとか、まじできもい。
それでも慌てて口を塞いでにこにこ。
なにも聞こえていないフリでやり過ごそうとしたのに腕をガシっと掴まれて焦る。
「あ、聞こえなかったのかな?『ヤスくん、お口に付いていますよ~』って言いながら、ここに付いてるハンバーグソースを舐めてとってほしいってお願いしたんだけど」
ヤスはそう言って気持ちの悪い笑みを浮かべ、ズイっと里奈の前に顔面を突き出した。
なにこいつ…。
まじきもい。
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