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第49話 シイタケせんべいと納得がいかない話
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自らの暴露とシイタケせんべいをお土産として持って帰ってきた悪気のない相師から滑り出た言葉によってシイタケ嫌いが確定した飛鷹だったけれど。
「…お、おいしそうだ…」
どうやら好き嫌いがあることはバレたくないらしい。
相師が持って帰ってきたお土産のシイタケせんべいを紙袋から取り出して葛藤する飛鷹。
沙那はそんな飛鷹を見て、ひとまずテーブルについた。
はじめての飛鷹宅を満喫するヒマもなかったためキョロキョロする沙那に
「ごめんね、あとで部屋とかお風呂、トイレの場所とか案内するからね」
申し訳なさそうに言いながら相師がお茶を準備する。
「はぁ…、シイタケせんべい食べるとか、いまさら無理しなくていいのに」
相師がぼやく。
青ざめている飛鷹の前にあるシイタケせんべいを手に取った沙那は
「え…?このシイタケせんべいって、シイタケファームのお菓子なんですか?」
驚いてパッケージに貼ってあるシールを二度見した。
「…あ、それ、まだ誰にも内緒ね。いまはまだ商品開発中で試作段階中」
答えた相師に
「へぇ…」
なんとなく納得がいかないという様子の沙那。
「どうしたの?」
「…いえ、シイタケファームは菌床栽培した生のシイタケしか販売しないっていうのオーナーの強いこだわりがあったから不思議だなって思ったんです」
「あ、それってもしかして前のオーナーさん?」
「前の?」
「そうそう、1年ちょっと前くらいにオーナーさんが変わってね。…前のオーナーさん、とつぜん亡くなったんだよ。それでいまは息子の尊宣さんが継いだんだよね。前オーナーさんはどうしようもないドラ息子って嘆いていたけど、けっこう真面目にやってて感心するよ」
「へぇ…」
相師の言葉に納得がいかないという様子で沙那は相槌を打った。
「…お、おいしそうだ…」
どうやら好き嫌いがあることはバレたくないらしい。
相師が持って帰ってきたお土産のシイタケせんべいを紙袋から取り出して葛藤する飛鷹。
沙那はそんな飛鷹を見て、ひとまずテーブルについた。
はじめての飛鷹宅を満喫するヒマもなかったためキョロキョロする沙那に
「ごめんね、あとで部屋とかお風呂、トイレの場所とか案内するからね」
申し訳なさそうに言いながら相師がお茶を準備する。
「はぁ…、シイタケせんべい食べるとか、いまさら無理しなくていいのに」
相師がぼやく。
青ざめている飛鷹の前にあるシイタケせんべいを手に取った沙那は
「え…?このシイタケせんべいって、シイタケファームのお菓子なんですか?」
驚いてパッケージに貼ってあるシールを二度見した。
「…あ、それ、まだ誰にも内緒ね。いまはまだ商品開発中で試作段階中」
答えた相師に
「へぇ…」
なんとなく納得がいかないという様子の沙那。
「どうしたの?」
「…いえ、シイタケファームは菌床栽培した生のシイタケしか販売しないっていうのオーナーの強いこだわりがあったから不思議だなって思ったんです」
「あ、それってもしかして前のオーナーさん?」
「前の?」
「そうそう、1年ちょっと前くらいにオーナーさんが変わってね。…前のオーナーさん、とつぜん亡くなったんだよ。それでいまは息子の尊宣さんが継いだんだよね。前オーナーさんはどうしようもないドラ息子って嘆いていたけど、けっこう真面目にやってて感心するよ」
「へぇ…」
相師の言葉に納得がいかないという様子で沙那は相槌を打った。
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