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第85話 言い寄ってくるヤツは
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私が毎月給料のほとんどを貢ぐよう上手く振る舞っていた元カレ白藤拓斗よりもやばいヤツ?
…誰だろう、それ。
全然ピンとこない。
まったくわかっていない沙那に
「えっと…。川崎由衣なんだけど…、沙那ちゃんが気づいていなかったなら言わないほうがよかったかな?」
苦笑いで相師。
「えっ?由衣…?私が由衣にコントロールされていたってことですか…?」
「そういうこと。最近しれっと相手をコントロールして上下関係を築いちゃう子、本当に多いんだよね。昔よりも人とのかかわりが少なくなったことで視野が狭くなったり繊細になったりしている子が多いから。沙那ちゃんみたいにね」
…えええ?!
自分のことを視野が狭いとか繊細だとか思ったこともなかったし、由衣にコントロールされていたなんて考えたこともなかった。
「…なにかの間違いじゃあ…」
「思い当たらない?誰かを悪者に仕立て上げて孤立させる手口。たとえばだけど、〇〇さん苦手だからとか〇〇さん話しにくいとか、人のネガティブなことを言って沙那ちゃんにポジティブな感情を抱かせにくくするとかね」
そんなふうに言われると、心当たりは結構ある。
だからかぁ…。
ふと会社のエントランスでの相師と由衣のやり取りを思い出す。
「香村さんの近くにいる誰かを悪者に仕立て上げて孤立させる手口、これまでといっしょじゃん?会社でそうことを繰り返されると困るんだよね」
確かに上原さんはそう言ってた。
そういう意味だったのか。
「飛鷹は裏表ないヤツだから、沙那ちゃんも自然と素に戻れるんじゃないかと思うだよね。それに飛鷹に言い寄ってくる女の子ってさ、上辺だけしか見てないようなヤツが多いから幼馴染みで親友の俺としては困ってたの。…というわけで、よろしく」
相師はそんなことをサラリと言い
「なぁ飛鷹、いまから沙那ちゃんと遊園地でも行ってこいよ」
もう閉園時間をとっくに過ぎていると思われるのに、そんなことを言いはじめた。
…誰だろう、それ。
全然ピンとこない。
まったくわかっていない沙那に
「えっと…。川崎由衣なんだけど…、沙那ちゃんが気づいていなかったなら言わないほうがよかったかな?」
苦笑いで相師。
「えっ?由衣…?私が由衣にコントロールされていたってことですか…?」
「そういうこと。最近しれっと相手をコントロールして上下関係を築いちゃう子、本当に多いんだよね。昔よりも人とのかかわりが少なくなったことで視野が狭くなったり繊細になったりしている子が多いから。沙那ちゃんみたいにね」
…えええ?!
自分のことを視野が狭いとか繊細だとか思ったこともなかったし、由衣にコントロールされていたなんて考えたこともなかった。
「…なにかの間違いじゃあ…」
「思い当たらない?誰かを悪者に仕立て上げて孤立させる手口。たとえばだけど、〇〇さん苦手だからとか〇〇さん話しにくいとか、人のネガティブなことを言って沙那ちゃんにポジティブな感情を抱かせにくくするとかね」
そんなふうに言われると、心当たりは結構ある。
だからかぁ…。
ふと会社のエントランスでの相師と由衣のやり取りを思い出す。
「香村さんの近くにいる誰かを悪者に仕立て上げて孤立させる手口、これまでといっしょじゃん?会社でそうことを繰り返されると困るんだよね」
確かに上原さんはそう言ってた。
そういう意味だったのか。
「飛鷹は裏表ないヤツだから、沙那ちゃんも自然と素に戻れるんじゃないかと思うだよね。それに飛鷹に言い寄ってくる女の子ってさ、上辺だけしか見てないようなヤツが多いから幼馴染みで親友の俺としては困ってたの。…というわけで、よろしく」
相師はそんなことをサラリと言い
「なぁ飛鷹、いまから沙那ちゃんと遊園地でも行ってこいよ」
もう閉園時間をとっくに過ぎていると思われるのに、そんなことを言いはじめた。
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