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第544話 元締めの尻尾
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「…いや、謝るべきは俺のほうか…。絢世たちを巻き込まないよう接触もせずに元締めを探っていたが、心配をかけたかもしれないね。それに雨宮さんには事情も話さずに絢世を押しつけて負担をかけたかもしれない」
冷静になった黛はそう言ってすぐに謝罪。
「元締めの尻尾もつかめていない分際で責めるようなことを言って申し訳なかった」
千隼もすぐに謝った。
「それを言うなら俺のほうこそ、絢世の傍にいたのに連れ去られてしまうようなことになってしまって…。申し訳ありません」
お互いに謝罪したあとも気まずい空気が続くなか
「…ところで元締めって…、いったい何の話です?」
突っ込んで聞いたのはシズク。
「ん…?黒幕のことだが…。佐原社長、まだシズクたちに何も話してなかったんですか?」
「黛店長、悪いな。養護施設ともしびの施設長が盗聴・盗撮機器をみつけるための専用機器を持って来てくれたのが今朝だったんだ。最初は俺が渡した暗号のメモにすら気づいていなかったらしく、そのあとも解読するのに時間がかかったんだと」
申し訳なさそうに言った友己に
「どうして俺たちを頼ってくれなかったんです?」
シズクが不満をぶつけた。
「あぁ。雨宮さんには絢世を守ってもらう必要があったし、シズクはミヤビに丸め込まれてネクタイに超小型カメラを設置されていただろう?あのときシズクや絢世にミヤビに気をつけろと忠告してもたいして聞く耳を持ってもらえなかっただろうからな」
説明した友己をサポートするように続ける黛。
「そうですね、とくにそのときは俺たちも敵対していましたから。もし佐原社長が絢世やシズクにそのようなことを言っているのを知ったら、その時点でINNOCENTへは出禁にしたでしょうね」
少し前までの険悪な雰囲気とは打って変わって
「うわぁ…、言わなくてよかった。出禁にされていたら俺、悲しくて泣いていたぞ」
お互いに微笑み合う2人に呆れながら千隼は聞いた。
「…それで2人はいつからそんなに仲良くなったんだ?」
冷静になった黛はそう言ってすぐに謝罪。
「元締めの尻尾もつかめていない分際で責めるようなことを言って申し訳なかった」
千隼もすぐに謝った。
「それを言うなら俺のほうこそ、絢世の傍にいたのに連れ去られてしまうようなことになってしまって…。申し訳ありません」
お互いに謝罪したあとも気まずい空気が続くなか
「…ところで元締めって…、いったい何の話です?」
突っ込んで聞いたのはシズク。
「ん…?黒幕のことだが…。佐原社長、まだシズクたちに何も話してなかったんですか?」
「黛店長、悪いな。養護施設ともしびの施設長が盗聴・盗撮機器をみつけるための専用機器を持って来てくれたのが今朝だったんだ。最初は俺が渡した暗号のメモにすら気づいていなかったらしく、そのあとも解読するのに時間がかかったんだと」
申し訳なさそうに言った友己に
「どうして俺たちを頼ってくれなかったんです?」
シズクが不満をぶつけた。
「あぁ。雨宮さんには絢世を守ってもらう必要があったし、シズクはミヤビに丸め込まれてネクタイに超小型カメラを設置されていただろう?あのときシズクや絢世にミヤビに気をつけろと忠告してもたいして聞く耳を持ってもらえなかっただろうからな」
説明した友己をサポートするように続ける黛。
「そうですね、とくにそのときは俺たちも敵対していましたから。もし佐原社長が絢世やシズクにそのようなことを言っているのを知ったら、その時点でINNOCENTへは出禁にしたでしょうね」
少し前までの険悪な雰囲気とは打って変わって
「うわぁ…、言わなくてよかった。出禁にされていたら俺、悲しくて泣いていたぞ」
お互いに微笑み合う2人に呆れながら千隼は聞いた。
「…それで2人はいつからそんなに仲良くなったんだ?」
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