651 / 669
第651話 ヤキモチを妬かせた罰
しおりを挟む
絢世を押し倒した千隼は自分の唇をぺろりと舐めて見おろす。
「誰にも絢世を盗られたくない」
言いながらきれいな顔で見つめる千隼に
「お…おかしくないです?俺がヤキモチを妬いていたのに」
ちょっと面白くなって絢世。
「そもそも好きの大きさが違うからな」
少し拗ねた様子で千隼が絢世の上着に手をかける。
「どうして千隼さんが拗ねるんです?」
「なんでも、だ」
上着をまくり上げると絢世の筋肉質で白い肌が顔を出す。
「ちょ…そんなジロジロ見られたら恥ずかしい…」
薄っすらと肌を赤らめた絢世に唇を重ねてやさしく抱き起した。
「今日はヤキモチを妬かせた罰だから仕方ない」
「なんなんです?なにかにつけて罰とかお仕置きとか…」
呆れたように溜め息をつきながらも
「千隼さんだから許すんですよ」
ボソッと言いながら千隼の頬にキス。
「好きの気持ちだって千隼さんよりも断然、俺のほうが大きいはずなんですけどね」
そのまま千隼に唇を重ねて咥内へと舌を捩じ込んだ。
「…ゃ…せ?」
「どうしてそんな驚くんです?俺だって千隼さんのこと、たまには抱き潰したいですよ。俺のモノだってちゃんと自覚してほしい」
一度は離した唇を千隼の首筋へ。
熱い息とともに舌を這わせながら千隼に念を押す。
「ずっと俺だけの千隼さんでいてくださいね」
「当たり前だ」
千隼は絢世の両腕を両手で捕まえて少し強引にキス。
いつの間にか形勢は逆転していた。
「もうっ…、今日は俺が襲いたかったのに!」
「誰にも絢世を盗られたくない」
言いながらきれいな顔で見つめる千隼に
「お…おかしくないです?俺がヤキモチを妬いていたのに」
ちょっと面白くなって絢世。
「そもそも好きの大きさが違うからな」
少し拗ねた様子で千隼が絢世の上着に手をかける。
「どうして千隼さんが拗ねるんです?」
「なんでも、だ」
上着をまくり上げると絢世の筋肉質で白い肌が顔を出す。
「ちょ…そんなジロジロ見られたら恥ずかしい…」
薄っすらと肌を赤らめた絢世に唇を重ねてやさしく抱き起した。
「今日はヤキモチを妬かせた罰だから仕方ない」
「なんなんです?なにかにつけて罰とかお仕置きとか…」
呆れたように溜め息をつきながらも
「千隼さんだから許すんですよ」
ボソッと言いながら千隼の頬にキス。
「好きの気持ちだって千隼さんよりも断然、俺のほうが大きいはずなんですけどね」
そのまま千隼に唇を重ねて咥内へと舌を捩じ込んだ。
「…ゃ…せ?」
「どうしてそんな驚くんです?俺だって千隼さんのこと、たまには抱き潰したいですよ。俺のモノだってちゃんと自覚してほしい」
一度は離した唇を千隼の首筋へ。
熱い息とともに舌を這わせながら千隼に念を押す。
「ずっと俺だけの千隼さんでいてくださいね」
「当たり前だ」
千隼は絢世の両腕を両手で捕まえて少し強引にキス。
いつの間にか形勢は逆転していた。
「もうっ…、今日は俺が襲いたかったのに!」
26
あなたにおすすめの小説
赤い頬と溶けるバニラ味
hamapito
BL
在宅勤務が選べるようになっても出社し続けているのは、同期の岡野に会うためだった。
毎日会うのが当たり前になっていたある日、風邪をひいてしまい在宅勤務に切り替えた。
わざわざ連絡するのもおかしいかと思ってそのままにしていたけれど……。
*
岡野はただの同期。それ以上でも以下でもない。
満員電車に乗ってでも出社している理由だって「運動不足になりそうだから」って言ってたし。
岡野に会えるのが嬉しい俺とは違う。
*
幼馴染が俺を馬鹿にしてくる
夢乃那火
BL
この世界では、誰もが《特殊能力》を持って生まれる。
《花を綺麗に咲かせる能力》を持つ16歳のカインは、自分の可愛い特殊能力にコンプレックスを抱いていた。
なんでも、カインの幼馴染かつ現在同居中の《火を操る能力》を持つライアがカインのことをずっと小馬鹿にしてくるからである。
そんな中、カインはバイト先の花屋で年上のファレイに出会い、3人の関係は急発展していく!
カインに重い感情を持つ幼馴染のライアと、腹黒眼鏡年上敬語お兄さんのファレイが、カインをめぐってバチバチするお話です。
流れる星、どうかお願い
ハル
BL
羽水 結弦(うすい ゆずる)
オメガで高校中退の彼は国内の財閥の一つ、羽水本家の次男、羽水要と番になって約8年
高層マンションに住み、気兼ねなくスーパーで買い物をして好きな料理を食べられる。同じ性の人からすれば恵まれた生活をしている彼
そんな彼が夜、空を眺めて流れ星に祈る願いはただ一つ
”要が幸せになりますように”
オメガバースの世界を舞台にしたアルファ×オメガ
王道な関係の二人が織りなすラブストーリーをお楽しみに!
一応、更新していきますが、修正が入ることは多いので
ちょっと読みづらくなったら申し訳ないですが
お付き合いください!
美形×平凡の子供の話
めちゅう
BL
美形公爵アーノルドとその妻で平凡顔のエーリンの間に生まれた双子はエリック、エラと名付けられた。エリックはアーノルドに似た美形、エラはエーリンに似た平凡顔。平凡なエラに幸せはあるのか?
──────────────────
お読みくださりありがとうございます。
お楽しみいただけましたら幸いです。
お話を追加いたしました。
夜が明けなければいいのに(洋風)
万里
BL
大国の第三皇子・ルシアンは、幼い頃から「王位には縁のない皇子」として育てられてきた。輝く金髪と碧眼を持つその美貌は、まるで人形のように完璧だが、どこか冷ややかで近寄りがたい。
しかしその裏には、誰よりも繊細で、愛されたいと願う幼い心が隠されている。
そんなルシアンに、ある日突然、国の命運を背負う役目が降りかかる。
長年対立してきた隣国との和平の証として、敵国の大公令嬢への婿入り――実質的な“人質”としての政略結婚が正式に決まったのだ。
「名誉ある生贄」。
それが自分に与えられた役割だと、ルシアンは理解していた。
部屋に戻ると、いつものように従者のカイルが静かに迎える。
黒髪の護衛騎士――幼い頃からずっと傍にいてくれた唯一の存在。
本当は、別れが怖くてたまらない。
けれど、その弱さを見せることができない。
「やっとこの退屈な城から出られる。せいせいする」
心にもない言葉を吐き捨てる。
カイルが引き止めてくれることを、どこかで期待しながら。
だがカイルは、いつもと変わらぬ落ち着いた声で告げる。
「……おめでとうございます、殿下」
恭しく頭を下げるその姿は、あまりにも遠い。
その淡々とした態度が、ルシアンの胸に鋭く突き刺さる。
――おめでとうなんて、言わないでほしかった。
――本当は、行きたくなんてないのに。
和風と洋風はどちらも大筋は同じようにしようかと。ところどころ違うかもしれませんが。
お楽しみいただければ幸いです。
目線の先には。僕の好きな人は誰を見ている?【高瀬陸×一ノ瀬湊 編】
綾波絢斗
BL
東雲桜花大学附属第一高等学園の三年生の高瀬陸(たかせりく)と一ノ瀬湊(いちのせみなと)は幼稚舎の頃からの幼馴染。
湊は陸にひそかに想いを寄せているけれど、陸はいつも違う人を見ている。
そして、陸は相手が自分に好意を寄せると途端に興味を失う。
その性格を知っている僕は自分の想いを秘めたまま陸の傍にいようとするが、陸が恋している姿を見ていることに耐えられなく陸から離れる決意をした。
黒獅子の愛でる花
なこ
BL
レノアール伯爵家次男のサフィアは、伯爵家の中でもとりわけ浮いた存在だ。
中性的で神秘的なその美しさには、誰しもが息を呑んだ。
深い碧眼はどこか憂いを帯びており、見る者を惑わすと言う。
サフィアは密かに、幼馴染の侯爵家三男リヒトと将来を誓い合っていた。
しかし、その誓いを信じて疑うこともなかったサフィアとは裏腹に、リヒトは公爵家へ婿入りしてしまう。
毎日のように愛を囁き続けてきたリヒトの裏切り行為に、サフィアは困惑する。
そんなある日、複雑な想いを抱えて過ごすサフィアの元に、幼い王太子の世話係を打診する知らせが届く。
王太子は、黒獅子と呼ばれ、前国王を王座から引きずり降ろした現王と、その幼馴染である王妃との一人息子だ。
王妃は現在、病で療養中だという。
幼い王太子と、黒獅子の王、王妃の住まう王城で、サフィアはこれまで知ることのなかった様々な感情と直面する。
サフィアと黒獅子の王ライは、二人を取り巻く愛憎の渦に巻き込まれながらも、密かにゆっくりと心を通わせていくが…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる