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第二章
27.圧倒的強者
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異世界に飛ばされて以来、異なる文化習慣を目にしてきたが中でも衝撃を受けたのは、〝入浴〟という習慣が広く一般に浸透していなかったことだ。
現代の日本であれば指先一つで追い焚きも事足りるが、電気もなければガスもないこの世界で給湯器のような文明の利器など望むべくもなく、手作業で薪割りから準備をしなくてはならない。
そもそも風呂を所有するという発想自体が、富を蓄えたものにしか許されぬ贅の極みでそれだけ手間のかかる風呂に毎日浸かれるというのは、一種の社会的地位の指標となる。
王侯貴族や大商人を除いた下層に位置する殆どの国民は、井戸や川から組んできた冷水で体の汚れを落としているという。つまり何が言いたいかというと、この世界の住人は外見の美醜を問わず、〝臭いやつはそれなりに臭い〟というわけだ。
「お前も入ったらいいじゃねえか。そうそう風呂に入る機会もないんだろ。そういや、少し臭うぞ」
「そ、そんなことないですよ! 今朝だって朝一番に体を拭いたんですから。僕は後で入らせていただくので結構です」
大人が手足を広げて寛いでも、なおゆとりのある広さの風呂に肩まで浸かっていた無悪は、浴室の外にいるアイリスに声を掛けてやったのだがにべもなく断られた。
その拒絶の具合から、まさか男児専門の小児性愛者だと思われて警戒されているのだとしたら勘違いも甚だしい。
「しかし……ヤクザになって裏社会の頂点を目指していたこの俺が、まさか異世界で戦闘の特訓を受けてるとは組の奴らもまさか思ってもいないだろうな」
妖精姫と話をつけたあとのこと。無悪は深刻な風呂事情について、どうにかならないか尋ねた。
「公衆浴場があるにはありますが、クエストから帰還した冒険者の方々が入れ替わりで入るものですから、お湯の表面に皮脂が膜を張っている状態ですのでお勧めはしませんよ」
「それじゃあかえって体が汚れるだけだろ。そうだ、アンタくらいの有力者だったら家に風呂の一つや二つくらいあるんじゃないのか」
「コホン……。自慢ではありませんが、確かに趣向を凝らした露天風呂があります。ですがサカナシさんには貸しませんよ? そもそも高潔なハイエルフが自らの生活圏に男性をのこのこと招き入れるわけないじゃないですか。控えめに言ってもサカナシさんは女性に飢えた小鬼将軍――いえ、小鬼王に見えてならないんですから」
小鬼がこの世界で最も弱い部類に属する。単体では雑魚でしかないが、知恵が回る分徒党を組むと厄介な相手になる。女性を犯して拐い、男性は殺害して食料にするのだとか。
「安心しろ。俺に利益がない限り抱きはしない。まあ、それでも抱いてほしいというのであれば話は別だが、『男』も知らなそうな高慢ちきなあんたじゃ、とても俺の相手が務まるとも思えんが」
直截的な言葉は、妖精姫の触れてはならない逆鱗を刺激してしまったようで、耳の先端まで瞬時に紅く羞恥に染めた直後に抜き身の日本刀を喉元に突きつけられたかのような緊張が室内に走った。
「下衆な考えは止してください。これだから人間族の男は……」
聞き取れない声でぶつくさと文句を垂れながら、胡乱な眼差しを向けてきた妖精姫は「ある条件を呑んでいただければ構いませんよ」と、その条件とやらを提示してきた。
「これから一週間、サカナシさんには特訓を受けてもらいます」
「特訓だと?」
「ええ、私から依頼を持ちかけておいてなんですが、今現在の無悪さんの実力は潜在能力こそ高いものの、ひよっ子の域を出ません。先程私の殺気にあてられて失禁していた三つ首竜も、かつては将来を嘱望されていた冒険者でしたが本物の強者達を目にしてからはあのように腑抜けてしまったのです。万が一、任務遂行中に金級以上に相当する強敵を相手取らなくてはいけなくなった場合、現在のサカナシさんでは無事に切り抜けられるとは到底思えませんからね」
「おい妖精姫。あんたがどう思おうが勝手だが、言葉は慎重に選べよ。俺のどこが弱いって言うんだ」
正面から臆面もなく「弱い」と告げられたのはいつ以来だろうか。コンマ数秒で記憶を掘り起こした限り、無悪の海馬に似たような過去は保存されていなかった。常に人を支配する立場の自分が、「弱いから特訓してやろう」と虚仮にされている状況に殺意が沸かないはずがない。
腰に提げているグロックを西部劇の射手よろしく引き抜くと、何人もの命を奪った凶弾を放つ銃口を妖精姫の眉間に向けた。
目を瞑っても絶対に外すことのない距離で、妖精姫は涼しい顔を崩そうとしない。
「元いた世界では、さぞお強かったのでしょう。私を前にして啖呵を切る度胸は褒めて差し上げてもいいですが、それは蛮勇というものです」
余裕の笑みすら浮かべ、意識は己に向けられていたグロックに向いている。
「なんとも興味深い術式が組まれてます。形状からして……効率よく相手を殺傷することだけに特化してるとみて間違いありませんね。同じ武器が巷に溢れでもしたら、冒険者は皆廃業に追い込まれるでしょうね。ですが折角の性能を持ち主がこれっぽっちも引き出せていません。これでは宝の持ち腐れとしかいいようがありませんよ」
「なんだと? どういう意味だ」
「試しに一度、装填されている弾を私に向けて撃ってみてください」
「……ちなみに依頼主が死んでも報酬は頂くが、それでもいいのか」
「構いませんよ。どうせ傷一つつけられませんし」
「ああそうかい。ならさっさと死ね」
あまりに舐め腐った態度に、脳髄から溢れ出た殺意が引鉄を引かせた。直後――室内に乾いた発砲音が反響する。
骨片と脳味噌と脳漿が、派手に飛び散り盛大に床を汚す――はずだったのだが、硝煙漂う銃口の先で妖精姫は傷一つなく、勝者の笑みを浮かべて座っていた。
「どういうことだ。どうしてアンタは無事なんだ」
銃弾を外したつもりはない。
そもそも目隠しをしても外さない距離なのだが、それでも外したというのならまだわかる。
問題は妖精姫が放たれた銃弾を摘んでいたことだ。
「詳細を明かすことはできませんが、私が得意とする〝魔法〟の一つだと言っておきましょうか」
「言うに事欠いて、まさか魔法だと? 秒速379メートルで放たれる弾丸を止められるっていうのか。笑えん冗談だな」
「目の前で起こった事象くらい素直に認めてください。とにかくこれから一週間の間は、私が及第点を出せる程度には修行をつけて差し上げますから。覚悟しておいてくださいね」
現代の日本であれば指先一つで追い焚きも事足りるが、電気もなければガスもないこの世界で給湯器のような文明の利器など望むべくもなく、手作業で薪割りから準備をしなくてはならない。
そもそも風呂を所有するという発想自体が、富を蓄えたものにしか許されぬ贅の極みでそれだけ手間のかかる風呂に毎日浸かれるというのは、一種の社会的地位の指標となる。
王侯貴族や大商人を除いた下層に位置する殆どの国民は、井戸や川から組んできた冷水で体の汚れを落としているという。つまり何が言いたいかというと、この世界の住人は外見の美醜を問わず、〝臭いやつはそれなりに臭い〟というわけだ。
「お前も入ったらいいじゃねえか。そうそう風呂に入る機会もないんだろ。そういや、少し臭うぞ」
「そ、そんなことないですよ! 今朝だって朝一番に体を拭いたんですから。僕は後で入らせていただくので結構です」
大人が手足を広げて寛いでも、なおゆとりのある広さの風呂に肩まで浸かっていた無悪は、浴室の外にいるアイリスに声を掛けてやったのだがにべもなく断られた。
その拒絶の具合から、まさか男児専門の小児性愛者だと思われて警戒されているのだとしたら勘違いも甚だしい。
「しかし……ヤクザになって裏社会の頂点を目指していたこの俺が、まさか異世界で戦闘の特訓を受けてるとは組の奴らもまさか思ってもいないだろうな」
妖精姫と話をつけたあとのこと。無悪は深刻な風呂事情について、どうにかならないか尋ねた。
「公衆浴場があるにはありますが、クエストから帰還した冒険者の方々が入れ替わりで入るものですから、お湯の表面に皮脂が膜を張っている状態ですのでお勧めはしませんよ」
「それじゃあかえって体が汚れるだけだろ。そうだ、アンタくらいの有力者だったら家に風呂の一つや二つくらいあるんじゃないのか」
「コホン……。自慢ではありませんが、確かに趣向を凝らした露天風呂があります。ですがサカナシさんには貸しませんよ? そもそも高潔なハイエルフが自らの生活圏に男性をのこのこと招き入れるわけないじゃないですか。控えめに言ってもサカナシさんは女性に飢えた小鬼将軍――いえ、小鬼王に見えてならないんですから」
小鬼がこの世界で最も弱い部類に属する。単体では雑魚でしかないが、知恵が回る分徒党を組むと厄介な相手になる。女性を犯して拐い、男性は殺害して食料にするのだとか。
「安心しろ。俺に利益がない限り抱きはしない。まあ、それでも抱いてほしいというのであれば話は別だが、『男』も知らなそうな高慢ちきなあんたじゃ、とても俺の相手が務まるとも思えんが」
直截的な言葉は、妖精姫の触れてはならない逆鱗を刺激してしまったようで、耳の先端まで瞬時に紅く羞恥に染めた直後に抜き身の日本刀を喉元に突きつけられたかのような緊張が室内に走った。
「下衆な考えは止してください。これだから人間族の男は……」
聞き取れない声でぶつくさと文句を垂れながら、胡乱な眼差しを向けてきた妖精姫は「ある条件を呑んでいただければ構いませんよ」と、その条件とやらを提示してきた。
「これから一週間、サカナシさんには特訓を受けてもらいます」
「特訓だと?」
「ええ、私から依頼を持ちかけておいてなんですが、今現在の無悪さんの実力は潜在能力こそ高いものの、ひよっ子の域を出ません。先程私の殺気にあてられて失禁していた三つ首竜も、かつては将来を嘱望されていた冒険者でしたが本物の強者達を目にしてからはあのように腑抜けてしまったのです。万が一、任務遂行中に金級以上に相当する強敵を相手取らなくてはいけなくなった場合、現在のサカナシさんでは無事に切り抜けられるとは到底思えませんからね」
「おい妖精姫。あんたがどう思おうが勝手だが、言葉は慎重に選べよ。俺のどこが弱いって言うんだ」
正面から臆面もなく「弱い」と告げられたのはいつ以来だろうか。コンマ数秒で記憶を掘り起こした限り、無悪の海馬に似たような過去は保存されていなかった。常に人を支配する立場の自分が、「弱いから特訓してやろう」と虚仮にされている状況に殺意が沸かないはずがない。
腰に提げているグロックを西部劇の射手よろしく引き抜くと、何人もの命を奪った凶弾を放つ銃口を妖精姫の眉間に向けた。
目を瞑っても絶対に外すことのない距離で、妖精姫は涼しい顔を崩そうとしない。
「元いた世界では、さぞお強かったのでしょう。私を前にして啖呵を切る度胸は褒めて差し上げてもいいですが、それは蛮勇というものです」
余裕の笑みすら浮かべ、意識は己に向けられていたグロックに向いている。
「なんとも興味深い術式が組まれてます。形状からして……効率よく相手を殺傷することだけに特化してるとみて間違いありませんね。同じ武器が巷に溢れでもしたら、冒険者は皆廃業に追い込まれるでしょうね。ですが折角の性能を持ち主がこれっぽっちも引き出せていません。これでは宝の持ち腐れとしかいいようがありませんよ」
「なんだと? どういう意味だ」
「試しに一度、装填されている弾を私に向けて撃ってみてください」
「……ちなみに依頼主が死んでも報酬は頂くが、それでもいいのか」
「構いませんよ。どうせ傷一つつけられませんし」
「ああそうかい。ならさっさと死ね」
あまりに舐め腐った態度に、脳髄から溢れ出た殺意が引鉄を引かせた。直後――室内に乾いた発砲音が反響する。
骨片と脳味噌と脳漿が、派手に飛び散り盛大に床を汚す――はずだったのだが、硝煙漂う銃口の先で妖精姫は傷一つなく、勝者の笑みを浮かべて座っていた。
「どういうことだ。どうしてアンタは無事なんだ」
銃弾を外したつもりはない。
そもそも目隠しをしても外さない距離なのだが、それでも外したというのならまだわかる。
問題は妖精姫が放たれた銃弾を摘んでいたことだ。
「詳細を明かすことはできませんが、私が得意とする〝魔法〟の一つだと言っておきましょうか」
「言うに事欠いて、まさか魔法だと? 秒速379メートルで放たれる弾丸を止められるっていうのか。笑えん冗談だな」
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