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パングとの出会い
袋の鼠
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異様な気配に気づいて振り返ったとき、すでにカイの背後は数え切れない数の少年たちでいっぱいだった。
半円を描くようにカイを囲む少年たちの輪は、じりじりと狭まって小さくなる。
カイは一瞬で、自分の置かれている状況を把握した。
(…最悪だ)
にやにやしている生意気な糞ガキの鼻っ面にパンチを食らわしてやりたいところだが、多勢に無勢、勝ち目がないことは承知している。
問題はいかに受けるダメージを最小限にするかだ。
カイが立ち上がろうとした瞬間、最前列にいた二人の少年がカイの両肩を押さえた。
そのまま強引に椅子に押し戻される。
「ずいぶんと安っぽい香水を使ってるんだな、君」
カイが右隣の少年にだけ聞こえる声で挑発した。
「あ?おっさん、状況がわかってものを言ってるわけ?」
右腕を捻りあげられて痛みが走る。
顔をしかめながらもカイは少年たちを睨みつけた。
「金?それとも暇つぶしか?」
冷ややかに聞く。
「さぁね。両方なんじゃないの?おっさん」
太った赤ら顔の少年の言葉に、どっと笑い声があがった。
「なにしてる。さっさと用を済ませるんだ。もたもたしてる場合じゃないぞ」
声がして、先ほど指笛を吹いたのっぽの少年が人並みを掻き分けて前に出てきた。
身長が高いせいで、少年たちの頭上にぴょんと頭が飛び出している。
スルスルと近寄ってくるのっぽの頭はまるで移動する生首のように見えた。
少年たちが脇にどいて道をあける。
彼はグループの中でも目立つ位置にいるのだろう…とカイは推測した。
チャラチャラした集団の中では異質、年かさで落ち着きがある。
のっぽは、猫背の背中をさらに丸めて、座っているカイに屈みこんだ。
「大人しく出すものを出せば手荒なことはしない」
静かな口調だ。
カイはのっぽの瞳をじっと見つめた。
「名も知らない男に、なぜご丁寧に寄付してやらなきゃならないのか、おまえの足りない頭で説明できるんならくれてやる」
のっぽはビクッとして一瞬、
固まり、猫背をまっすぐにして…楽しそうに笑いだした。
Bの気違いじみた笑い方とはまるで異なる、朗らかな声だ。
「俺の名はギルダー。
仲間からはギルと呼ばれてる。
……立たせろ」
最後の言葉は両脇の少年に向けられていたようだ。
肩をつかまれ乱暴に立たせられる。
「俺は名を名乗った。寄付してもらうよ」
ギルダーがカイのコートに手を突っ込んで中を確認する。
くしゃくしゃの紙幣を、あるだけ全部、鮮やかな手つきで掻き集める。
アパートメントの鍵を取り出し、続いて例の小箱を引っ張り出した。
ギルダーの動きが一瞬、止まった。が、再び慣れた手つきで身ぐるみを剥いでいく…
カイは少年の手際の早さに舌を巻いた。
感心している場合ではないのだが。
ものの数秒で有り金を全部 むしり取ると、にっこりするギルダー。
「これはおまえのだ」
小声で囁いて鍵と小箱だけ、カイのポケットに押し込む。
そして、くるりと背を向けて行ってしまった。
もと来た人垣の通路を、また律儀に通って。
(…変わった男だ)
リックの小箱が奪われなかったことに安堵しつつも、カイは呆気にとられていた。
少年の群れの上に飛び出した生首風の後頭部が、人垣の向こうへ消えていくのを見つめながら。
「相変わらずの甘ちゃんだ、ギルは。ヘドが出る」
声のする方を見ると、中央に一際背の低い金髪の子どもがいて、薄ら笑いを浮かべているのが目に入った。
真っ赤な唇、吊り上がった目。あどけない作りをしているのに…どことなく不安を掻きたてる顔つき。
一目見るなりカイは身震いした。
(なんだこのチビ。どこか尋常じゃないな……)
「夕方、いつもの時間に集まれ。いいな。この男はお前たちの好きにしろ」
金髪の少年はそれだけ命令し、ふんぞり返って出ていった。
Bの姿が消えるなり、張り詰めた空気がどっと緩慢になった。
一人一人がめいめい自由に動き始める。
再びゲームをしに戻る者、ドリンクコーナーに飲み物を取りに行く者、慌てて店の外に走り出る者。
人だかりは、今や目の前に五、六人ほどだ。
…逃げるなら今しかない。
カイは自分の肩を押さえている腕を力任せに突き放し、走って出入り口に…
逃走するはずだったのに。
たまたまそこにいた三人組に取り押さえられてしまった。
(甘かったか…)
そこに、カイを追ってきた最初の二人が合流した。
カイの両脇にいたやつらだ。
さっきよりもはるかに強い力でそのままカイを引きずって店の外へ。
(僕はどこへ連れて行かれるんだ?)
裏口にたどり着くと、背中を思い切り蹴飛ばされ裏口から外に放り出される。
倒れ込んだ拍子に口の中に泥が入り、じゃりじゃりと広がる苦い味。起きあがろうとすると頭と頬に衝撃が走った。
誰かがカイの頭を足蹴にしたらしい。
うつ伏せで横を向いたまま踏みつけられているカイの目に、
もう一つ別の扉がぼんやりと見えた。そう遠くない位置だ。
おそらくスタッフルームに続いているのだろう。
こんな状況なのにカイは冷静にそんなことを考えていた。
ゲームセンターの店員がこの場所をゴミ置き場に使っているのかもしれない。
しかしよく見ると扉には太い鎖が何重にも何重にも巻かれていて、あれではゴミ捨てはおろか、中から開けることすら不可能だ。
そのわりに周囲にはスナック菓子の袋や果物の皮、空缶が散乱していて…屑鉄や、変形した鉄パイプのようなものまで転がっている。
鼠か猫でも死んでいるのか生臭い。
建物と建物の隙間にたまたまぽっかりと開いた穴のような、薄汚れた狭い空間。
ここは彼らの溜まり場、安息の地だ。
五人の少年が、水を得た魚のように生き生きした目で、無様に這いつくばる男を見下ろしている。
一人がダボダボのコートの背中を乱暴にひっつかんでカイを立たせる。
すぐさまがっちりと羽交い締めされ、顔を上げた瞬間に、正面にいた歯の欠けた少年がみぞおちに痛烈な膝蹴りを見舞った。
うっと息が詰まりカイは大きく喘いだ。
少年たちが順番に腹や顔面めがけてパンチや蹴りを食らわしている間、カイはステラおばさんのことを考えていた。
青痣だらけで顔中ぱんぱんに腫れ上がった自分の姿を見たら…おばさんはなんというか…
一番の不安はそのことだった。
店内で囲まれたとき覚悟は決めた。
でも、自分とおばさんのことはまた別物だ。
この期に及んで自分までおかしなことになればおばさんのショックは計り知れない。
どうにかして切り抜けなければ。
不意に背後からカイを押さえつけていた腕が緩んだ。
背中に強い衝撃が走る。
転倒しかけたカイの髪を誰かがひっつかみ、再び強引に立たせられる。
今度は左っ面に、続いて右っ面に鈍い痛みが走った。
殴られた勢いでカイは汚いゴミの山に頭から突っ込む。
げほげほ湿った咳を漏らし、唇の血を袖で拭う。
ゴミにまみれ横たわる背中や腹を、少年たちはなおも笑いながら蹴りつける。
色を失ったカイの瞳の端に、きらりと光るものがが映った。
少年の手元で一瞬光ったそれは長細く、先端が尖っている。
なんだろう。それはだんだん近づいてくる。
少年が覆い被さるようにして屈みこんだとき、間近でそれを目にしたカイはようやく物体の正体を理解した。
カイの体に金属特有の冷たい感触がする。
ナイフだ。
ナイフがが当てられている。
首筋に。
「こいつ、腹が立つ」
言いながら、寝かせたナイフの刃で二度三度、カイの首をピタピタ触る。
「ろくに金もない貧乏くせぇオッサンの癖に色男面しやがって。
二度と拝めねえ面にしてやろうぜ」
鋭利な刃物が首筋からいったん離れ、カイの頬に移動した。
血の気が引いていくのが自分でもわかった。
体に力が入らない。
ぎゅっと目をつぶって、次にやってくる痛みを覚悟する。
薄れていく意識の中、低くて唸るような声が聞こえた気がする…
続いて少年たちのかん高い声と空き缶か何かが転がるような物音。
薄目を開けると、大きな影が…山のように…立ちはだかっていて……
カイはそのまま意識を失った。
半円を描くようにカイを囲む少年たちの輪は、じりじりと狭まって小さくなる。
カイは一瞬で、自分の置かれている状況を把握した。
(…最悪だ)
にやにやしている生意気な糞ガキの鼻っ面にパンチを食らわしてやりたいところだが、多勢に無勢、勝ち目がないことは承知している。
問題はいかに受けるダメージを最小限にするかだ。
カイが立ち上がろうとした瞬間、最前列にいた二人の少年がカイの両肩を押さえた。
そのまま強引に椅子に押し戻される。
「ずいぶんと安っぽい香水を使ってるんだな、君」
カイが右隣の少年にだけ聞こえる声で挑発した。
「あ?おっさん、状況がわかってものを言ってるわけ?」
右腕を捻りあげられて痛みが走る。
顔をしかめながらもカイは少年たちを睨みつけた。
「金?それとも暇つぶしか?」
冷ややかに聞く。
「さぁね。両方なんじゃないの?おっさん」
太った赤ら顔の少年の言葉に、どっと笑い声があがった。
「なにしてる。さっさと用を済ませるんだ。もたもたしてる場合じゃないぞ」
声がして、先ほど指笛を吹いたのっぽの少年が人並みを掻き分けて前に出てきた。
身長が高いせいで、少年たちの頭上にぴょんと頭が飛び出している。
スルスルと近寄ってくるのっぽの頭はまるで移動する生首のように見えた。
少年たちが脇にどいて道をあける。
彼はグループの中でも目立つ位置にいるのだろう…とカイは推測した。
チャラチャラした集団の中では異質、年かさで落ち着きがある。
のっぽは、猫背の背中をさらに丸めて、座っているカイに屈みこんだ。
「大人しく出すものを出せば手荒なことはしない」
静かな口調だ。
カイはのっぽの瞳をじっと見つめた。
「名も知らない男に、なぜご丁寧に寄付してやらなきゃならないのか、おまえの足りない頭で説明できるんならくれてやる」
のっぽはビクッとして一瞬、
固まり、猫背をまっすぐにして…楽しそうに笑いだした。
Bの気違いじみた笑い方とはまるで異なる、朗らかな声だ。
「俺の名はギルダー。
仲間からはギルと呼ばれてる。
……立たせろ」
最後の言葉は両脇の少年に向けられていたようだ。
肩をつかまれ乱暴に立たせられる。
「俺は名を名乗った。寄付してもらうよ」
ギルダーがカイのコートに手を突っ込んで中を確認する。
くしゃくしゃの紙幣を、あるだけ全部、鮮やかな手つきで掻き集める。
アパートメントの鍵を取り出し、続いて例の小箱を引っ張り出した。
ギルダーの動きが一瞬、止まった。が、再び慣れた手つきで身ぐるみを剥いでいく…
カイは少年の手際の早さに舌を巻いた。
感心している場合ではないのだが。
ものの数秒で有り金を全部 むしり取ると、にっこりするギルダー。
「これはおまえのだ」
小声で囁いて鍵と小箱だけ、カイのポケットに押し込む。
そして、くるりと背を向けて行ってしまった。
もと来た人垣の通路を、また律儀に通って。
(…変わった男だ)
リックの小箱が奪われなかったことに安堵しつつも、カイは呆気にとられていた。
少年の群れの上に飛び出した生首風の後頭部が、人垣の向こうへ消えていくのを見つめながら。
「相変わらずの甘ちゃんだ、ギルは。ヘドが出る」
声のする方を見ると、中央に一際背の低い金髪の子どもがいて、薄ら笑いを浮かべているのが目に入った。
真っ赤な唇、吊り上がった目。あどけない作りをしているのに…どことなく不安を掻きたてる顔つき。
一目見るなりカイは身震いした。
(なんだこのチビ。どこか尋常じゃないな……)
「夕方、いつもの時間に集まれ。いいな。この男はお前たちの好きにしろ」
金髪の少年はそれだけ命令し、ふんぞり返って出ていった。
Bの姿が消えるなり、張り詰めた空気がどっと緩慢になった。
一人一人がめいめい自由に動き始める。
再びゲームをしに戻る者、ドリンクコーナーに飲み物を取りに行く者、慌てて店の外に走り出る者。
人だかりは、今や目の前に五、六人ほどだ。
…逃げるなら今しかない。
カイは自分の肩を押さえている腕を力任せに突き放し、走って出入り口に…
逃走するはずだったのに。
たまたまそこにいた三人組に取り押さえられてしまった。
(甘かったか…)
そこに、カイを追ってきた最初の二人が合流した。
カイの両脇にいたやつらだ。
さっきよりもはるかに強い力でそのままカイを引きずって店の外へ。
(僕はどこへ連れて行かれるんだ?)
裏口にたどり着くと、背中を思い切り蹴飛ばされ裏口から外に放り出される。
倒れ込んだ拍子に口の中に泥が入り、じゃりじゃりと広がる苦い味。起きあがろうとすると頭と頬に衝撃が走った。
誰かがカイの頭を足蹴にしたらしい。
うつ伏せで横を向いたまま踏みつけられているカイの目に、
もう一つ別の扉がぼんやりと見えた。そう遠くない位置だ。
おそらくスタッフルームに続いているのだろう。
こんな状況なのにカイは冷静にそんなことを考えていた。
ゲームセンターの店員がこの場所をゴミ置き場に使っているのかもしれない。
しかしよく見ると扉には太い鎖が何重にも何重にも巻かれていて、あれではゴミ捨てはおろか、中から開けることすら不可能だ。
そのわりに周囲にはスナック菓子の袋や果物の皮、空缶が散乱していて…屑鉄や、変形した鉄パイプのようなものまで転がっている。
鼠か猫でも死んでいるのか生臭い。
建物と建物の隙間にたまたまぽっかりと開いた穴のような、薄汚れた狭い空間。
ここは彼らの溜まり場、安息の地だ。
五人の少年が、水を得た魚のように生き生きした目で、無様に這いつくばる男を見下ろしている。
一人がダボダボのコートの背中を乱暴にひっつかんでカイを立たせる。
すぐさまがっちりと羽交い締めされ、顔を上げた瞬間に、正面にいた歯の欠けた少年がみぞおちに痛烈な膝蹴りを見舞った。
うっと息が詰まりカイは大きく喘いだ。
少年たちが順番に腹や顔面めがけてパンチや蹴りを食らわしている間、カイはステラおばさんのことを考えていた。
青痣だらけで顔中ぱんぱんに腫れ上がった自分の姿を見たら…おばさんはなんというか…
一番の不安はそのことだった。
店内で囲まれたとき覚悟は決めた。
でも、自分とおばさんのことはまた別物だ。
この期に及んで自分までおかしなことになればおばさんのショックは計り知れない。
どうにかして切り抜けなければ。
不意に背後からカイを押さえつけていた腕が緩んだ。
背中に強い衝撃が走る。
転倒しかけたカイの髪を誰かがひっつかみ、再び強引に立たせられる。
今度は左っ面に、続いて右っ面に鈍い痛みが走った。
殴られた勢いでカイは汚いゴミの山に頭から突っ込む。
げほげほ湿った咳を漏らし、唇の血を袖で拭う。
ゴミにまみれ横たわる背中や腹を、少年たちはなおも笑いながら蹴りつける。
色を失ったカイの瞳の端に、きらりと光るものがが映った。
少年の手元で一瞬光ったそれは長細く、先端が尖っている。
なんだろう。それはだんだん近づいてくる。
少年が覆い被さるようにして屈みこんだとき、間近でそれを目にしたカイはようやく物体の正体を理解した。
カイの体に金属特有の冷たい感触がする。
ナイフだ。
ナイフがが当てられている。
首筋に。
「こいつ、腹が立つ」
言いながら、寝かせたナイフの刃で二度三度、カイの首をピタピタ触る。
「ろくに金もない貧乏くせぇオッサンの癖に色男面しやがって。
二度と拝めねえ面にしてやろうぜ」
鋭利な刃物が首筋からいったん離れ、カイの頬に移動した。
血の気が引いていくのが自分でもわかった。
体に力が入らない。
ぎゅっと目をつぶって、次にやってくる痛みを覚悟する。
薄れていく意識の中、低くて唸るような声が聞こえた気がする…
続いて少年たちのかん高い声と空き缶か何かが転がるような物音。
薄目を開けると、大きな影が…山のように…立ちはだかっていて……
カイはそのまま意識を失った。
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