19 / 57
片付けと食堂
しおりを挟む
ザーラが去っていき、再び部屋の中で二人きりとなったレオンだが、戸惑うようなことはさすがにもうなかった。
いや、まったくないと言ってしまうと嘘になるだろうが、ザーラが来る前にも話はしていたし、ザーラが来たことで意識にリセットがかかったようなのだ。
極端にイリスの存在を意識してしまうということもなくなり、そういう意味ではザーラが来てくれたことに感謝すべきなのかもしれない。
と、そんなことを考えていると、鐘の音が鳴った。
それも、ほぼ二つ同時にだ。
十二時を告げる街の鐘と、何かを告げる学院の鐘である。
「えっと、この鐘は……学院側のはお昼を知らせてるってことでいいのかな?」
「……うん。食堂は寮にしかないから、校舎にいた人達も戻ってきてるはず。多分、Aクラスの人達はもう食堂に向かってて、他の人達は待機。正確には、Aクラスの人達も一度部屋に戻ってるだろうけど」
「なるほど……」
さすがにこれは言わなければ分かるはずがないと思ったのか、ちょっとイリスの言葉が多めだ。
そんなことを思いつつ、そこで新入生は食事の順番のことなどの話を聞くのだろうとも思う。
「ちなみに、待機中は何を?」
「……色々? 次の授業の準備をしたり単純に身体を休めてたりしてる……らしい? ……ごめん、わたしも多くは知らない」
「いや、半ば興味本意で聞いたものだから、別に謝る必要はないって」
まあ去年まではクラスには一人で、さらにはちょくちょく騎士団から呼び出されていたというのだ。
学院で一年過ごしたとはいえ、それほど多くのことは知らなくとも無理はない。
「えっと、じゃあ、食事とかは順番って話だけど、それって時間で区切られてるの?」
「時間じゃなくて、終わったら前のクラスの誰かが知らせに来る……らしい? ……わたしのところには、誰も来たことがない」
「あー……まあ、基本自由だったらしいしね。でもということは、今年からは来るのかな?」
「……多分?」
どうやらイリスにも自信はないようだ。
というか、こういう話もザーラはすべきだったのではないだろうか。
大雑把なところを話せばあとはイリスが知っているから問題ないと判断したのかもしれないが。
「そういえば、食事の時間、っていうか、昼休みは一時間半だっけ? てことは、一つのクラスが食べ終わるまで二十分も使えないのか。割と忙しそうだなぁ……」
「……Aクラスはそうでもないらしい? Eクラスは十分ぐらいしかないこともあるけど」
「うーん、そういうとこまで格差があるのか……ん? Eクラスが十分しか使えないってことは、君はもっと使えなかったってことじゃ?」
「……お昼は、さすがにEクラスの人達と一緒に食べた。でも、そもそもお昼はいないことの方が多かったから」
騎士団に呼び出されていたから、ということなのだろうが、それでも正直どうなのだろうかと思う。
まあ、イリスが望んでそうしていたみたいなので、文句を言ったりするのは筋違いなのだろうが。
「……ま、いいや。そういうことなら、時間は有効活用しないとってことで、今のうちに片付けをしちゃおうかな」
箱一つ分しかないとはいえ、レオンにも荷物はあるのだ。
とりあえず直近で確認しなければならないことは話し終えただろうと判断し、立ち上がると、何故かイリスも一緒に立ち上がった。
「えっと……?」
「……手伝う。相部屋なら当然って聞いた。それに、わたしは先輩だから」
相変わらずの無表情ではあるも、その目が僅かに輝いているように見えるあたり、もしかすると先輩や後輩という存在に憧れでもあったのかもしれない。
話を聞いていると、他のクラスの場合は同じクラスの上級生とそれなりに関わったりすることがありそうだが、彼女はそういうのがなかったのだろう。
出来ればその欲求を満たしてもやりたかったが……生憎とそれは無理そうであった。
「んー、気持ちはありがたいんだけど、見て分かる通り僕の私物ってあの箱一つだけなんだよね。片付けるっていうのもどこか適当な場所に運んで中をちょっと整理する、ぐらいだから、正直手伝ってもらえることがなくてさ」
「……そう」
やはり表情には出なかったが、その雰囲気はしょんぼりという言葉がピッタリなものであった。
だがどうにかしようにも、どうしようもない。
何か頼めるようなことがあったら頼んだ方がいいかもしれないと考えつつ、その場を見渡す。
とりあえず今は端に置かれているだけの箱をどこに置こうかと思ったのである。
箱の中にあるのは基本日常生活では使わないようなものばかりだ。
この部屋は殺風景ではあるも、だからこそ自分の私物がその一角にあるというのは何となく気になってしまう。
「ふーむ……聞きたいんだけど、隣の部屋ってのは寝室なんだよね? ベッド以外に何かあったりするのかな?」
「……基本的には、ベッドだけ。あとは、わたしのものが少し」
「んー、なら僕もこれはそっちに置かせてもらおうかな。問題ない?」
「……うん。問題ない」
そう言って、先導のつもりなのか歩き出したイリスの後を追うように、レオンも箱を持ち上げるとそのまま隣の寝室へと向かう。
そこにあったのは、確かにダブルベッドであった。
そしてその左端の方に、幾つかの物が置かれている。
右側には何も置かれていないので、そちらを使わせてもらうことにして、足を向けた。
当然のようにベッドが視界に入るが、なるべく意識しないようにしつつ一先ず箱を置く。
何となく溜息を吐き出した。
後ろの方でイリスが手持ち無沙汰にしているのを感じたが、残念なことに本当に手伝ってもらうことはない。
なるべく色々と意識しないようにしつつ、箱の整理を続け……と、そのせいか、大分時間を忘れて集中してしまったようだ。
我に返ったのは、ノックの音が聞こえた時のことであった。
そしてその対応をしたらしいイリスが、寝室の入り口へと顔を見せる。
「……わたし達の番が来たみたい」
「了解。ちょうど整理も終わったから、いいタイミングだったかな」
言いながら立ち上がり、入り口の方へと向かうと、近付いたタイミングでイリスが背を向けた。
レオンを避けているというわけではなく、ちらと後ろを振り返りながら歩いているあたり、どうやらまた先導するつもりのようだ。
食堂は先導されなくとも分かる場所のような気がするが……こういうところも先輩らしく、ということなのだろうか。
苦笑を浮かべつつも、まあ案内されて悪いということもない。
どことなく機嫌の良さそうなその背を眺めながら、レオンはその後を付いていくのであった。
そういえばリーゼロッテ達には知らせないでいいのかと思ったが、あっちはあっちで別の人が知らせに行っているはずらしい。
先に食べられるからといって楽というわけではないのだな、などということを思っていると、食堂へと到着した。
長テーブルが幾つか置かれている、そんな部屋だ。
決して狭いとは思えず、むしろ思っていたよりもかなり広い。
全員では入れないと言ってはいたが、つめれば普通に入れそうだ
だが一つ一つの椅子の間隔が大分離れており、ざっと数えただけでも椅子の数は七十程度しかない。
何故こんな無駄なことをしているのだろうかと思い、しかしすぐに気付いた。
ここにいる者達の大半が貴族だからである。
すぐ隣に人が座っているような状況で貴族が食事を摂るはずがなく、ここはそれが基準となっているということなのだろう。
なるほどと思いつつ、さらにその場を見渡した。
五階の端から割とのんびりやってきたからか、席は既にその大半が埋まっている。
まあ、残りの時間を考えれば、新入生以外は急がなければならない。
そしてそういった人達と同室だということは、新入生達も必然的に急ぐこととなるのは当然と言えば当然である。
が、暢気にそんなことを考えていられたのはそこまでだ。
空いている席を探し、食堂の入り口できょろきょろしているレオン達に誰かが気付いたかと思えば、そこからの変化は劇的であった。
僅かにざわめいていた食堂は一斉に静まり返り、かと思えば席の一角に座っていた少女達が一斉に立ち上がったのだ。
その顔は若干青ざめてすらいる。
一体何が起こったのかと怪訝にその様子を見つめたレオンの耳に、ポツリと小さな声が届く。
「……だから、わたしが来ると邪魔になる」
横目に眺めたその顔は相変わらず無表情で、だがその雰囲気はどことなく悲しげだ。
そしてその様子とこの状況から、なるほどそういうことかと、溜息を吐き出した。
いや、まったくないと言ってしまうと嘘になるだろうが、ザーラが来る前にも話はしていたし、ザーラが来たことで意識にリセットがかかったようなのだ。
極端にイリスの存在を意識してしまうということもなくなり、そういう意味ではザーラが来てくれたことに感謝すべきなのかもしれない。
と、そんなことを考えていると、鐘の音が鳴った。
それも、ほぼ二つ同時にだ。
十二時を告げる街の鐘と、何かを告げる学院の鐘である。
「えっと、この鐘は……学院側のはお昼を知らせてるってことでいいのかな?」
「……うん。食堂は寮にしかないから、校舎にいた人達も戻ってきてるはず。多分、Aクラスの人達はもう食堂に向かってて、他の人達は待機。正確には、Aクラスの人達も一度部屋に戻ってるだろうけど」
「なるほど……」
さすがにこれは言わなければ分かるはずがないと思ったのか、ちょっとイリスの言葉が多めだ。
そんなことを思いつつ、そこで新入生は食事の順番のことなどの話を聞くのだろうとも思う。
「ちなみに、待機中は何を?」
「……色々? 次の授業の準備をしたり単純に身体を休めてたりしてる……らしい? ……ごめん、わたしも多くは知らない」
「いや、半ば興味本意で聞いたものだから、別に謝る必要はないって」
まあ去年まではクラスには一人で、さらにはちょくちょく騎士団から呼び出されていたというのだ。
学院で一年過ごしたとはいえ、それほど多くのことは知らなくとも無理はない。
「えっと、じゃあ、食事とかは順番って話だけど、それって時間で区切られてるの?」
「時間じゃなくて、終わったら前のクラスの誰かが知らせに来る……らしい? ……わたしのところには、誰も来たことがない」
「あー……まあ、基本自由だったらしいしね。でもということは、今年からは来るのかな?」
「……多分?」
どうやらイリスにも自信はないようだ。
というか、こういう話もザーラはすべきだったのではないだろうか。
大雑把なところを話せばあとはイリスが知っているから問題ないと判断したのかもしれないが。
「そういえば、食事の時間、っていうか、昼休みは一時間半だっけ? てことは、一つのクラスが食べ終わるまで二十分も使えないのか。割と忙しそうだなぁ……」
「……Aクラスはそうでもないらしい? Eクラスは十分ぐらいしかないこともあるけど」
「うーん、そういうとこまで格差があるのか……ん? Eクラスが十分しか使えないってことは、君はもっと使えなかったってことじゃ?」
「……お昼は、さすがにEクラスの人達と一緒に食べた。でも、そもそもお昼はいないことの方が多かったから」
騎士団に呼び出されていたから、ということなのだろうが、それでも正直どうなのだろうかと思う。
まあ、イリスが望んでそうしていたみたいなので、文句を言ったりするのは筋違いなのだろうが。
「……ま、いいや。そういうことなら、時間は有効活用しないとってことで、今のうちに片付けをしちゃおうかな」
箱一つ分しかないとはいえ、レオンにも荷物はあるのだ。
とりあえず直近で確認しなければならないことは話し終えただろうと判断し、立ち上がると、何故かイリスも一緒に立ち上がった。
「えっと……?」
「……手伝う。相部屋なら当然って聞いた。それに、わたしは先輩だから」
相変わらずの無表情ではあるも、その目が僅かに輝いているように見えるあたり、もしかすると先輩や後輩という存在に憧れでもあったのかもしれない。
話を聞いていると、他のクラスの場合は同じクラスの上級生とそれなりに関わったりすることがありそうだが、彼女はそういうのがなかったのだろう。
出来ればその欲求を満たしてもやりたかったが……生憎とそれは無理そうであった。
「んー、気持ちはありがたいんだけど、見て分かる通り僕の私物ってあの箱一つだけなんだよね。片付けるっていうのもどこか適当な場所に運んで中をちょっと整理する、ぐらいだから、正直手伝ってもらえることがなくてさ」
「……そう」
やはり表情には出なかったが、その雰囲気はしょんぼりという言葉がピッタリなものであった。
だがどうにかしようにも、どうしようもない。
何か頼めるようなことがあったら頼んだ方がいいかもしれないと考えつつ、その場を見渡す。
とりあえず今は端に置かれているだけの箱をどこに置こうかと思ったのである。
箱の中にあるのは基本日常生活では使わないようなものばかりだ。
この部屋は殺風景ではあるも、だからこそ自分の私物がその一角にあるというのは何となく気になってしまう。
「ふーむ……聞きたいんだけど、隣の部屋ってのは寝室なんだよね? ベッド以外に何かあったりするのかな?」
「……基本的には、ベッドだけ。あとは、わたしのものが少し」
「んー、なら僕もこれはそっちに置かせてもらおうかな。問題ない?」
「……うん。問題ない」
そう言って、先導のつもりなのか歩き出したイリスの後を追うように、レオンも箱を持ち上げるとそのまま隣の寝室へと向かう。
そこにあったのは、確かにダブルベッドであった。
そしてその左端の方に、幾つかの物が置かれている。
右側には何も置かれていないので、そちらを使わせてもらうことにして、足を向けた。
当然のようにベッドが視界に入るが、なるべく意識しないようにしつつ一先ず箱を置く。
何となく溜息を吐き出した。
後ろの方でイリスが手持ち無沙汰にしているのを感じたが、残念なことに本当に手伝ってもらうことはない。
なるべく色々と意識しないようにしつつ、箱の整理を続け……と、そのせいか、大分時間を忘れて集中してしまったようだ。
我に返ったのは、ノックの音が聞こえた時のことであった。
そしてその対応をしたらしいイリスが、寝室の入り口へと顔を見せる。
「……わたし達の番が来たみたい」
「了解。ちょうど整理も終わったから、いいタイミングだったかな」
言いながら立ち上がり、入り口の方へと向かうと、近付いたタイミングでイリスが背を向けた。
レオンを避けているというわけではなく、ちらと後ろを振り返りながら歩いているあたり、どうやらまた先導するつもりのようだ。
食堂は先導されなくとも分かる場所のような気がするが……こういうところも先輩らしく、ということなのだろうか。
苦笑を浮かべつつも、まあ案内されて悪いということもない。
どことなく機嫌の良さそうなその背を眺めながら、レオンはその後を付いていくのであった。
そういえばリーゼロッテ達には知らせないでいいのかと思ったが、あっちはあっちで別の人が知らせに行っているはずらしい。
先に食べられるからといって楽というわけではないのだな、などということを思っていると、食堂へと到着した。
長テーブルが幾つか置かれている、そんな部屋だ。
決して狭いとは思えず、むしろ思っていたよりもかなり広い。
全員では入れないと言ってはいたが、つめれば普通に入れそうだ
だが一つ一つの椅子の間隔が大分離れており、ざっと数えただけでも椅子の数は七十程度しかない。
何故こんな無駄なことをしているのだろうかと思い、しかしすぐに気付いた。
ここにいる者達の大半が貴族だからである。
すぐ隣に人が座っているような状況で貴族が食事を摂るはずがなく、ここはそれが基準となっているということなのだろう。
なるほどと思いつつ、さらにその場を見渡した。
五階の端から割とのんびりやってきたからか、席は既にその大半が埋まっている。
まあ、残りの時間を考えれば、新入生以外は急がなければならない。
そしてそういった人達と同室だということは、新入生達も必然的に急ぐこととなるのは当然と言えば当然である。
が、暢気にそんなことを考えていられたのはそこまでだ。
空いている席を探し、食堂の入り口できょろきょろしているレオン達に誰かが気付いたかと思えば、そこからの変化は劇的であった。
僅かにざわめいていた食堂は一斉に静まり返り、かと思えば席の一角に座っていた少女達が一斉に立ち上がったのだ。
その顔は若干青ざめてすらいる。
一体何が起こったのかと怪訝にその様子を見つめたレオンの耳に、ポツリと小さな声が届く。
「……だから、わたしが来ると邪魔になる」
横目に眺めたその顔は相変わらず無表情で、だがその雰囲気はどことなく悲しげだ。
そしてその様子とこの状況から、なるほどそういうことかと、溜息を吐き出した。
73
あなたにおすすめの小説
前世は不遇な人生でしたが、転生した今世もどうやら不遇のようです。
八神 凪
ファンタジー
久我和人、35歳。
彼は凶悪事件に巻き込まれた家族の復讐のために10年の月日をそれだけに費やし、目標が達成されるが同時に命を失うこととなる。
しかし、その生きざまに興味を持った別の世界の神が和人の魂を拾い上げて告げる。
――君を僕の世界に送りたい。そしてその生きざまで僕を楽しませてくれないか、と。
その他色々な取引を経て、和人は二度目の生を異世界で受けることになるのだが……
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~
於田縫紀
ファンタジー
ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。
しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。
そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。
対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
追放もの悪役勇者に転生したんだけど、パーティの荷物持ちが雑魚すぎるから追放したい。ざまぁフラグは勘違いした主人公補正で無自覚回避します
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ざまぁフラグなんて知りません!勘違いした勇者の無双冒険譚
ごく一般的なサラリーマンである主人公は、ある日、異世界に転生してしまう。
しかし、転生したのは「パーティー追放もの」の小説の世界。
なんと、追放して【ざまぁされる予定】の、【悪役勇者】に転生してしまったのだった!
このままだと、ざまぁされてしまうが――とはならず。
なんと主人公は、最近のWeb小説をあまり読んでおらず……。
自分のことを、「勇者なんだから、当然主人公だろ?」と、勝手に主人公だと勘違いしてしまったのだった!
本来の主人公である【荷物持ち】を追放してしまう勇者。
しかし、自分のことを主人公だと信じて疑わない彼は、無自覚に、主人公ムーブで【ざまぁフラグを回避】していくのであった。
本来の主人公が出会うはずだったヒロインと、先に出会ってしまい……。
本来は主人公が覚醒するはずだった【真の勇者の力】にも目覚めてしまい……。
思い込みの力で、主人公補正を自分のものにしていく勇者!
ざまぁフラグなんて知りません!
これは、自分のことを主人公だと信じて疑わない、勘違いした勇者の無双冒険譚。
・本来の主人公は荷物持ち
・主人公は追放する側の勇者に転生
・ざまぁフラグを無自覚回避して無双するお話です
・パーティー追放ものの逆側の話
※カクヨム、ハーメルンにて掲載
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる