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聖剣の乙女と魔王
その存在を認識した瞬間、イリスは腕を振り抜いていた。
手の中には既に聖剣がある。
無意識に集めていた魔力が極光となり、解き放たれたそれが魔王へと叩き込まれた。
直線状となる位置にハイデマリーが倒れたままであったが、気にしていられる余裕はなかった。
巻き込まれれば確実に塵の一つも残さず消滅するだろうが……ああ、あるいは、気にしなかった理由は単純だったのかもしれない。
轟音と共に土煙が舞い上がり――
「ふんっ……温いな。目覚まし代わりにするにしても、もう少しマシなものがあろうに。小娘、我を舐めているのか?」
そこから現れたその姿には、傷一つ負っている様子もなかった。
しかしイリスはその光景を前にしても、動揺の一つもすることはない。
つまるところ、この程度ではどうしようもないということが、最初から分かっていたからだ。
「……っ、やっぱり、これじゃ届かない」
あれは魔王の本体ではない。
ハイデマリーが埋め込んだと言っていたのは、おそらく魔王の一部のみを封印した宝玉だ。
その封印を、公爵家の血とイリスという存在そのものを媒介にして解放した。
その結果が、あれだ。
要するに、あれは未だ魔王の一部でしかないのである。
だというのに明らかに意識を持っているのは、現状封印されていないのはアレしかないからだろう。
封印出来たのは身体のみなはずなので、封印を逃れた意識が宿ったのだ。
だがつまりは、その上で聖剣の一撃が通用しないということである。
とはいえそんなことは分かりきっていた。
そもそも聖剣とは、魔王を倒すための武器ではないのだから。
「さて……ところで、いまいち現状を把握しておらぬのだが……貴様の手にしているそれは、聖剣だな? ということは……貴様は我の敵ということでいいのか?」
「……っ」
向けられた目に、明確な死を感じた。
一瞬の逡巡もすることなく、聖剣に意識と力を向ける。
「――真名解放。目覚めよ聖剣」
言霊を紡いだ瞬間、爆発的な力が聖剣を中心にして広がった。
剣身を包み込んでいる光は、視認出来るほどにまで濃縮された魔力だ。
先ほどまでこの場に漂っていた瘴気と同質……否、それ以上のものである。
ほぅ、と感心したような声が魔王から漏れた。
「聖剣を手にしているだけの小娘かと思えば、使い手であったか。それにしては随分未熟だが……まあ、いい。それよりも……いいのか、『それ』を使ってしまって? くくっ……それは本来、我の本体を封印するためのものであろう?」
「……っ」
さすがと言うべきか、こちら……というか、聖剣のことはよく分かっているらしい。
だが構わなかった。
ここで殺されてしまえば、どの道全てが無意味と化してしまう。
ならば、ここで一か八かの手に出た方がマシであった。
「……全魔力展開。封印から殲滅へ」
剣身を包み込み光がさらに輝きを増し、そのまま身体を引き絞るようにして振り被る。
魔王が特に行動を起こす様子を見せないのは、その必要性を感じていないからだろう。
しかし、馬鹿にしているとは思わない。
それが当然だからだ。
魔王とこちらとの間にはそれほどの差があり、だからこそ、ここで決めなければならなかった。
「――焼き尽くせ、クラウ・ソラス……!」
聖剣を手にしてから今の今まで溜めてきた魔力が解放され、炎雷となって走る。
直後に魔王の身体へと直撃し、轟音が響いた。
全ての力を使い果たしたかのような虚脱感が身体を襲い、その場に膝をついてしまうが、何とかそのまま堪える。
さすがに今ので倒せたとは思わないが、無傷というわけでもないはずだ。
何とか再封印……とまではいかなくとも、一時的に封じ直すことさえ出来れば、あとは――
「ふむ……てっきり舐められているのかと思ったが、よもや今のが全力ではあるまいな? 今が全力だとするなら、さすがに落胆が隠せんぞ?」
「……なっ」
土煙の向こう側から現れた魔王は、無傷であった。
確かにあの身体は実体ではなく、その大半を瘴気によって補っているはずだが、だからこそ解放した聖剣の一撃は有効なはずである。
あれはそもそも、瘴気を抑えることに特化した力だ。
それを殲滅の方向に転換したのだから、瘴気を元にしているあの身体には絶大な効果があるはずで……そんなことを考えているイリスへと、魔王は馬鹿にするように鼻を鳴らした。
「我が無傷なのが信じられん、といった顔だな。確かに、先ほどの一撃が直撃すればこの身体も無事では済まなかっただろう。だが、ならば単純な話であろう? 貴様の一撃は、我の魔力による障壁を超えることが出来なかった、というだけのことよ」
「……っ、そんな……魔法を使ったわけでもなく、ただの魔力の障壁で……?」
「別に驚くほどのことでもあるまい。それとも、我が寝ている間に貴様らと我との間にどれほどの力の差があるのかということも忘れたのか? そういうことならば――どれ、少し思い出させてやろうではないか」
「――っ!?」
瞬間、魔王の姿が消えたかと思えば、背後を取られていた。
慌てて振り向こうとするが、解放した聖剣を放ったせいで身体の言うことが利かない。
いや……果たして十全な状態でも、抵抗出来たかどうか。
そのまま右手を握られたかと思えば、呆気なく握り潰された。
「――っ、ぁっっっっっっっっ!?」
「ふんっ……相変わらず脆いな、人間は。そら――死ぬなよ?」
「――がっ!?」
直後に右手を離されたかと思えば、まるでボールのように蹴り飛ばされた。
腹部に衝撃と共に痛みが走り、物凄い勢いで吹き飛ばされる。
何度も地面に叩きつけられるが、まったく止まる様子を見せず、壁に激突したことでようやく止まった。
「――かはっ……!?」
「何とか死にはしなかったようだが……既に虫の息か。相変わらず脆いが、昔よりもさらに脆くなったのではないか? 昔はもう少し歯ごたえがあったように思うが……まあ、いい。最早アレは何の抵抗も出来まい。さて、では……」
もう興味はないとばかりにイリスから視線を外すと、魔王は地面に倒れたままのハイデマリーへと視線を向けた。
一体何をするつもりかと思うが、魔王の言う通りイリスはもう何も出来ない。
全身に痛みが走り、指一本動かせない中で、魔王がハイデマリーへと近寄っていくのをただ見ていることしか出来なかった。
「貴様が我を復活させた者、ということでいいのか?」
「……そうですね。ワタシだけの成果ってわけじゃねえですが、これでも一番働いた自覚がありますから、ワタシがそうだって言って構わねえと思います」
「ふんっ、中々正直なやつだ……色々な意味で。まあ、いい。少なくともこの場にいるのは貴様だけなのだからな。貴様の成果ということにしておいてやろう」
「それはありがてえことですね。で、わざわざんなことを聞いてくるってことは、褒美でもくれたりするんですかね?」
「その通りだ。我は上に立つ存在だからな。我のために働いた者へと褒美をくれてやるのは義務だろう」
「そうですか……それは本当にありがてえですね。正直それを望んでこんなことをしたとこもありますしね」
その言葉に、驚きはなかった。
様々な危険を顧みず、一部とはいえ魔王を復活させるようなことをしたのだ。
何か魔王に望むことがあるのだろうと予測のは自然なことだろう。
そして、おそらくその内容もろくなものではなく――
「ふむ……不敬と言いたいところではあるが、確かに貴様はそれだけのことを成したのだ。望みを言ってみよ。我の名にかけて、どのようなものであろうと叶えてやろう」
「……本当に、何でもいいんですか?」
「我に二言はない。何だ、我に永劫仕えたいとかか? それも特別に許そう。さすがに魔族にするには多少の時間が必要であろうがな」
「……いえ、確かに魔王様に仕えるって部分は合ってるですが、その対象はワタシじゃねえです。――あそこで虫の息になってやがるお姉様を、そうして欲しいんです」
「……え?」
ハイデマリーの告げた言葉に、思わず声が漏れた。
手の中には既に聖剣がある。
無意識に集めていた魔力が極光となり、解き放たれたそれが魔王へと叩き込まれた。
直線状となる位置にハイデマリーが倒れたままであったが、気にしていられる余裕はなかった。
巻き込まれれば確実に塵の一つも残さず消滅するだろうが……ああ、あるいは、気にしなかった理由は単純だったのかもしれない。
轟音と共に土煙が舞い上がり――
「ふんっ……温いな。目覚まし代わりにするにしても、もう少しマシなものがあろうに。小娘、我を舐めているのか?」
そこから現れたその姿には、傷一つ負っている様子もなかった。
しかしイリスはその光景を前にしても、動揺の一つもすることはない。
つまるところ、この程度ではどうしようもないということが、最初から分かっていたからだ。
「……っ、やっぱり、これじゃ届かない」
あれは魔王の本体ではない。
ハイデマリーが埋め込んだと言っていたのは、おそらく魔王の一部のみを封印した宝玉だ。
その封印を、公爵家の血とイリスという存在そのものを媒介にして解放した。
その結果が、あれだ。
要するに、あれは未だ魔王の一部でしかないのである。
だというのに明らかに意識を持っているのは、現状封印されていないのはアレしかないからだろう。
封印出来たのは身体のみなはずなので、封印を逃れた意識が宿ったのだ。
だがつまりは、その上で聖剣の一撃が通用しないということである。
とはいえそんなことは分かりきっていた。
そもそも聖剣とは、魔王を倒すための武器ではないのだから。
「さて……ところで、いまいち現状を把握しておらぬのだが……貴様の手にしているそれは、聖剣だな? ということは……貴様は我の敵ということでいいのか?」
「……っ」
向けられた目に、明確な死を感じた。
一瞬の逡巡もすることなく、聖剣に意識と力を向ける。
「――真名解放。目覚めよ聖剣」
言霊を紡いだ瞬間、爆発的な力が聖剣を中心にして広がった。
剣身を包み込んでいる光は、視認出来るほどにまで濃縮された魔力だ。
先ほどまでこの場に漂っていた瘴気と同質……否、それ以上のものである。
ほぅ、と感心したような声が魔王から漏れた。
「聖剣を手にしているだけの小娘かと思えば、使い手であったか。それにしては随分未熟だが……まあ、いい。それよりも……いいのか、『それ』を使ってしまって? くくっ……それは本来、我の本体を封印するためのものであろう?」
「……っ」
さすがと言うべきか、こちら……というか、聖剣のことはよく分かっているらしい。
だが構わなかった。
ここで殺されてしまえば、どの道全てが無意味と化してしまう。
ならば、ここで一か八かの手に出た方がマシであった。
「……全魔力展開。封印から殲滅へ」
剣身を包み込み光がさらに輝きを増し、そのまま身体を引き絞るようにして振り被る。
魔王が特に行動を起こす様子を見せないのは、その必要性を感じていないからだろう。
しかし、馬鹿にしているとは思わない。
それが当然だからだ。
魔王とこちらとの間にはそれほどの差があり、だからこそ、ここで決めなければならなかった。
「――焼き尽くせ、クラウ・ソラス……!」
聖剣を手にしてから今の今まで溜めてきた魔力が解放され、炎雷となって走る。
直後に魔王の身体へと直撃し、轟音が響いた。
全ての力を使い果たしたかのような虚脱感が身体を襲い、その場に膝をついてしまうが、何とかそのまま堪える。
さすがに今ので倒せたとは思わないが、無傷というわけでもないはずだ。
何とか再封印……とまではいかなくとも、一時的に封じ直すことさえ出来れば、あとは――
「ふむ……てっきり舐められているのかと思ったが、よもや今のが全力ではあるまいな? 今が全力だとするなら、さすがに落胆が隠せんぞ?」
「……なっ」
土煙の向こう側から現れた魔王は、無傷であった。
確かにあの身体は実体ではなく、その大半を瘴気によって補っているはずだが、だからこそ解放した聖剣の一撃は有効なはずである。
あれはそもそも、瘴気を抑えることに特化した力だ。
それを殲滅の方向に転換したのだから、瘴気を元にしているあの身体には絶大な効果があるはずで……そんなことを考えているイリスへと、魔王は馬鹿にするように鼻を鳴らした。
「我が無傷なのが信じられん、といった顔だな。確かに、先ほどの一撃が直撃すればこの身体も無事では済まなかっただろう。だが、ならば単純な話であろう? 貴様の一撃は、我の魔力による障壁を超えることが出来なかった、というだけのことよ」
「……っ、そんな……魔法を使ったわけでもなく、ただの魔力の障壁で……?」
「別に驚くほどのことでもあるまい。それとも、我が寝ている間に貴様らと我との間にどれほどの力の差があるのかということも忘れたのか? そういうことならば――どれ、少し思い出させてやろうではないか」
「――っ!?」
瞬間、魔王の姿が消えたかと思えば、背後を取られていた。
慌てて振り向こうとするが、解放した聖剣を放ったせいで身体の言うことが利かない。
いや……果たして十全な状態でも、抵抗出来たかどうか。
そのまま右手を握られたかと思えば、呆気なく握り潰された。
「――っ、ぁっっっっっっっっ!?」
「ふんっ……相変わらず脆いな、人間は。そら――死ぬなよ?」
「――がっ!?」
直後に右手を離されたかと思えば、まるでボールのように蹴り飛ばされた。
腹部に衝撃と共に痛みが走り、物凄い勢いで吹き飛ばされる。
何度も地面に叩きつけられるが、まったく止まる様子を見せず、壁に激突したことでようやく止まった。
「――かはっ……!?」
「何とか死にはしなかったようだが……既に虫の息か。相変わらず脆いが、昔よりもさらに脆くなったのではないか? 昔はもう少し歯ごたえがあったように思うが……まあ、いい。最早アレは何の抵抗も出来まい。さて、では……」
もう興味はないとばかりにイリスから視線を外すと、魔王は地面に倒れたままのハイデマリーへと視線を向けた。
一体何をするつもりかと思うが、魔王の言う通りイリスはもう何も出来ない。
全身に痛みが走り、指一本動かせない中で、魔王がハイデマリーへと近寄っていくのをただ見ていることしか出来なかった。
「貴様が我を復活させた者、ということでいいのか?」
「……そうですね。ワタシだけの成果ってわけじゃねえですが、これでも一番働いた自覚がありますから、ワタシがそうだって言って構わねえと思います」
「ふんっ、中々正直なやつだ……色々な意味で。まあ、いい。少なくともこの場にいるのは貴様だけなのだからな。貴様の成果ということにしておいてやろう」
「それはありがてえことですね。で、わざわざんなことを聞いてくるってことは、褒美でもくれたりするんですかね?」
「その通りだ。我は上に立つ存在だからな。我のために働いた者へと褒美をくれてやるのは義務だろう」
「そうですか……それは本当にありがてえですね。正直それを望んでこんなことをしたとこもありますしね」
その言葉に、驚きはなかった。
様々な危険を顧みず、一部とはいえ魔王を復活させるようなことをしたのだ。
何か魔王に望むことがあるのだろうと予測のは自然なことだろう。
そして、おそらくその内容もろくなものではなく――
「ふむ……不敬と言いたいところではあるが、確かに貴様はそれだけのことを成したのだ。望みを言ってみよ。我の名にかけて、どのようなものであろうと叶えてやろう」
「……本当に、何でもいいんですか?」
「我に二言はない。何だ、我に永劫仕えたいとかか? それも特別に許そう。さすがに魔族にするには多少の時間が必要であろうがな」
「……いえ、確かに魔王様に仕えるって部分は合ってるですが、その対象はワタシじゃねえです。――あそこで虫の息になってやがるお姉様を、そうして欲しいんです」
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