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第289話 竜、誕生日へ向けて準備をする
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「あい!」
「あう!」
「おはよう二人とも。元気じゃのう」
「ぴよー」
「ぴよぴー!」
「はいはい、あなた達もおはよう」
いつもの朝。
リヒトがよちよちとリビングまで来て、ライルがハイハイをしてその後を追ってきた。二人はソファに座るディランとトワイトに挨拶をする。
ひよこ達もついてきており元気よく鳴く。
二人はそれぞれが抱っこして膝に座らせてあげた。
「あーい♪」
「あーう♪」
「どっちに座っても嫉妬とかしないのが偉いわね」
「うむ。特にリヒトはちゃんとライルを兄として接しておる。後から来たから自然に弟だと感じておるのじゃろう」
「いい子達ですよね♪ 来月は誕生日だし……あら? 誰かしら」
ディランが抱っこしているライルが、リヒトのように髭を引っ張るのを見ながらお父さんが頭を撫でる。
トワイトが微笑ましいと笑っていると、玄関に人の気配がした。
「わん」
「こけー」
「ちょっと待っていてね」
「あい!」
『……!』
ルミナスとジェニファーが玄関へ行き、トワイトがリヒトをソファに座らせてから立ち上がる。面倒は自分が見るとエレノアが手を上げていた。
「どちら様ですか?」
「ああ、いらっしゃった! 私です、ザミールです!」
「まあ、ザミールさん?」
「おや」
『……!』
尋ねて来たのはミルザだった。しかし商人名義のザミールを名乗る。
声を聞いてソルも玄関へ行くと、そこにはいつものザミールが立っていた。
「いらっしゃい。サリエルド帝国から戻って来たのね」
「ええ。色々と片付いたので戻ってきました。やあ、ソル元気そうだ」
『……!』
家の中へ招き入れると、足元に居るソルに気づいて持ち上げた。
そのままリビングへ行き、テーブルに着席をした。
「あーい!」
「あうー」
「やあリヒト君にライル君! もう馴染んでいるんだ。やっぱりお兄ちゃんだってわかるのかな」
「ちょうどそんな話をしておったところじゃ。しかし、お主がリヒトを知っておったのは驚いたわい。話してくれれば良かったのにのう」
「あはは……」
「それでまた商人に戻ったんですか?」
ソファに居る双子に気づき、ザミールが手を振ると元気よく手を上げて挨拶を返していた。
ディランはリヒトのことを知っていたならと口にするが愛想笑いをしていた。
トワイトがその後どうなったか尋ねると、ザミールは経緯を話してくれた。
まず、ダニー達クルメノス家は宣言通り降格となった。
養育費と慰謝料の支払い、ロザへの慰謝料支払いと資産も持っていかれた。
そしてザミール本人は剣を押し付けてきた祖父と和解したとのこと。
両親と兄は戻って来てもいいと言ってくれたが生活基盤は商人であることを告げてクリニヒト王国へと戻ってきたのだという。
ただ、いつでも実家へ帰れるのはありがたいと言い、きっかけになったリヒトに感謝したいと口にしていた。
「ありがとうリヒト君。ソルとエレノアさんには悪いことをしたけど」
『……!』
「あーい?」
「あうー♪」
ザミールが困った顔で言うと、リヒトは首を傾げ、ソルは大丈夫だと小さい手を横に振っていた。その様子が良かったのか、ライルがソルに手を伸ばす。
「というわけで預かって来た養育費です。ちょっと怖かったですけど受け取ってください」
「まあ、こんなに!」
「そんなにか?」
「二人合わせて白金貨百枚になります。金貨で千枚というところですね」
「なんと」
「あーう?」
アトレオンが接収した金額はとんでもないものだった。それでも資産の十分の一なのでくいっぱぐれることは無いらしい。
ロザにも白金貨十枚とそれなりに支払うとのこと。
「領主ではなくなったので仕事をしないと資産を食いつぶすだけ。父上の補佐をすることでお金を稼ぐ形になりそうだ」
「邪魔をしなければいいがのう」
「父上は祖父と同じく厳しいですからね。妥協はさせないと思います」
『……!』
ザミールの横でソルが腕組みをしてうんうんと頷いていた。友人の父親を誇らしく思っているようである。
「さて、それじゃ店へ戻ろうかと思います」
「もう行くのか? お茶でも飲んでいけばええ」
「そうですか?」
「ええ♪ そうだ、折角戻って来たのだからザミールさんにも意見を聞いてみましょう」
「なんです?」
トワイトが手を合わせてザミールへ言う。彼が首を傾げているとディランが続けた。
「双子の誕生日が来月らしいのじゃ。だからお祝いをしようと思っていてな」
「……! それを早く言ってくださいよ!? もちろんやります、やらせてください……!」
「うふふ、ありがとうございます! お食事は作りますから会場とか招待する人とか」
「後はプレゼントですかね。来月までにいいものを買ってきますよ……!! ソルとエレノアさんも選びに行かないか?」
『……♪』
誕生日の話を聞いたザミールは目を輝かせて拳を握る。
さらに土偶と埴輪の二人を連れて買いに行くことを提案し、二人ともその気になっていた。
「では私は店に帰ってから陛下に会ってきます。では行こう」
『……!』
「気を付けてな。その二人は強いから丁度いいと思うが」
「あーい!」
「あーう」
「またねリヒト君、ライル君」
ザミールは意気揚々として外へ出ると、去って行った。
「慌ただしかったのう。しかし養育費がとんでもない金額じゃ」
「服とかおもちゃを少し買ってあげましょうか? あ、でも服は作ってあげたいですし……ドラゴンのパジャマを作るチャンスかしら……」
「慌てんでもええじゃろ。ワシもなにか作ってやろうかのう」
「あーい」
「あーう」
「これ、二人して髭を引っ張ってはいかん」
なにを作ろうかと思ったところで双子がよじ登ってきてディランの顎髭を触る。
仕方ないと困った顔で笑いながら双子の好きにさせるのであった。
「あう!」
「おはよう二人とも。元気じゃのう」
「ぴよー」
「ぴよぴー!」
「はいはい、あなた達もおはよう」
いつもの朝。
リヒトがよちよちとリビングまで来て、ライルがハイハイをしてその後を追ってきた。二人はソファに座るディランとトワイトに挨拶をする。
ひよこ達もついてきており元気よく鳴く。
二人はそれぞれが抱っこして膝に座らせてあげた。
「あーい♪」
「あーう♪」
「どっちに座っても嫉妬とかしないのが偉いわね」
「うむ。特にリヒトはちゃんとライルを兄として接しておる。後から来たから自然に弟だと感じておるのじゃろう」
「いい子達ですよね♪ 来月は誕生日だし……あら? 誰かしら」
ディランが抱っこしているライルが、リヒトのように髭を引っ張るのを見ながらお父さんが頭を撫でる。
トワイトが微笑ましいと笑っていると、玄関に人の気配がした。
「わん」
「こけー」
「ちょっと待っていてね」
「あい!」
『……!』
ルミナスとジェニファーが玄関へ行き、トワイトがリヒトをソファに座らせてから立ち上がる。面倒は自分が見るとエレノアが手を上げていた。
「どちら様ですか?」
「ああ、いらっしゃった! 私です、ザミールです!」
「まあ、ザミールさん?」
「おや」
『……!』
尋ねて来たのはミルザだった。しかし商人名義のザミールを名乗る。
声を聞いてソルも玄関へ行くと、そこにはいつものザミールが立っていた。
「いらっしゃい。サリエルド帝国から戻って来たのね」
「ええ。色々と片付いたので戻ってきました。やあ、ソル元気そうだ」
『……!』
家の中へ招き入れると、足元に居るソルに気づいて持ち上げた。
そのままリビングへ行き、テーブルに着席をした。
「あーい!」
「あうー」
「やあリヒト君にライル君! もう馴染んでいるんだ。やっぱりお兄ちゃんだってわかるのかな」
「ちょうどそんな話をしておったところじゃ。しかし、お主がリヒトを知っておったのは驚いたわい。話してくれれば良かったのにのう」
「あはは……」
「それでまた商人に戻ったんですか?」
ソファに居る双子に気づき、ザミールが手を振ると元気よく手を上げて挨拶を返していた。
ディランはリヒトのことを知っていたならと口にするが愛想笑いをしていた。
トワイトがその後どうなったか尋ねると、ザミールは経緯を話してくれた。
まず、ダニー達クルメノス家は宣言通り降格となった。
養育費と慰謝料の支払い、ロザへの慰謝料支払いと資産も持っていかれた。
そしてザミール本人は剣を押し付けてきた祖父と和解したとのこと。
両親と兄は戻って来てもいいと言ってくれたが生活基盤は商人であることを告げてクリニヒト王国へと戻ってきたのだという。
ただ、いつでも実家へ帰れるのはありがたいと言い、きっかけになったリヒトに感謝したいと口にしていた。
「ありがとうリヒト君。ソルとエレノアさんには悪いことをしたけど」
『……!』
「あーい?」
「あうー♪」
ザミールが困った顔で言うと、リヒトは首を傾げ、ソルは大丈夫だと小さい手を横に振っていた。その様子が良かったのか、ライルがソルに手を伸ばす。
「というわけで預かって来た養育費です。ちょっと怖かったですけど受け取ってください」
「まあ、こんなに!」
「そんなにか?」
「二人合わせて白金貨百枚になります。金貨で千枚というところですね」
「なんと」
「あーう?」
アトレオンが接収した金額はとんでもないものだった。それでも資産の十分の一なのでくいっぱぐれることは無いらしい。
ロザにも白金貨十枚とそれなりに支払うとのこと。
「領主ではなくなったので仕事をしないと資産を食いつぶすだけ。父上の補佐をすることでお金を稼ぐ形になりそうだ」
「邪魔をしなければいいがのう」
「父上は祖父と同じく厳しいですからね。妥協はさせないと思います」
『……!』
ザミールの横でソルが腕組みをしてうんうんと頷いていた。友人の父親を誇らしく思っているようである。
「さて、それじゃ店へ戻ろうかと思います」
「もう行くのか? お茶でも飲んでいけばええ」
「そうですか?」
「ええ♪ そうだ、折角戻って来たのだからザミールさんにも意見を聞いてみましょう」
「なんです?」
トワイトが手を合わせてザミールへ言う。彼が首を傾げているとディランが続けた。
「双子の誕生日が来月らしいのじゃ。だからお祝いをしようと思っていてな」
「……! それを早く言ってくださいよ!? もちろんやります、やらせてください……!」
「うふふ、ありがとうございます! お食事は作りますから会場とか招待する人とか」
「後はプレゼントですかね。来月までにいいものを買ってきますよ……!! ソルとエレノアさんも選びに行かないか?」
『……♪』
誕生日の話を聞いたザミールは目を輝かせて拳を握る。
さらに土偶と埴輪の二人を連れて買いに行くことを提案し、二人ともその気になっていた。
「では私は店に帰ってから陛下に会ってきます。では行こう」
『……!』
「気を付けてな。その二人は強いから丁度いいと思うが」
「あーい!」
「あーう」
「またねリヒト君、ライル君」
ザミールは意気揚々として外へ出ると、去って行った。
「慌ただしかったのう。しかし養育費がとんでもない金額じゃ」
「服とかおもちゃを少し買ってあげましょうか? あ、でも服は作ってあげたいですし……ドラゴンのパジャマを作るチャンスかしら……」
「慌てんでもええじゃろ。ワシもなにか作ってやろうかのう」
「あーい」
「あーう」
「これ、二人して髭を引っ張ってはいかん」
なにを作ろうかと思ったところで双子がよじ登ってきてディランの顎髭を触る。
仕方ないと困った顔で笑いながら双子の好きにさせるのであった。
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