44 / 413
第44話 竜、続けて王都で調査をする
しおりを挟む
「ふあ……よく寝た……お布団で寝るのも久しぶりね」
昨晩は報酬を貰ってから宿へと行き、お風呂に入ってからすぐに寝た。
竜の里に住んでいた頃は人間の姿で生活をしていたのと、里を出てからも生活様式をドラゴンだったり人間だったり使い分けていたのでそれほど苦労はしていない。
父のディランと違い恐れることはないので、あちこち旅をしてきた。
「んー……朝ごはんは食べないとね。どうせすぐ見つかるわけもないし急がなくてもいいわよね」
トーニャは着替えるとチェックアウトを済ませて町へ出る。
まだ早朝だが、商人や冒険者は時間が命なのでそう言った人間が歩いていた。
あくびをする者、バッチリ寝ていた者、今から何を食べようか考えている者……トーニャはそういった人間の顔を見るのが好きだった。
「ふふん、いい町じゃない。朝から活気があるわ。あの人、ご飯を食べないで大丈夫かなー?」
彼女は道行く人間を見ながらそんなことを呟く。
特にドラゴンは目的意識が低く、なぜかというとその日を生きていくことに苦労しないからだ。
食料は魔物を倒して食べることが難しくない上、田畑を耕すこともできる。
人間のように魔物を駆逐して平和を維持するといった『誰かがやらなければいけないこと』が無いことに起因する。
だから仕事をして生きている人間の生活は興味深いのだ。
「エルフも寿命が長いからあたし達みたいに生活が緩いのよねえ。あっちは天敵も多いけど。さて、それはともかくご飯はどこで食べられるかしら?」
それはそれとして自分の朝ごはんをどうにかしようと店を探す。いい匂いがしてくる店舗はそこそこある。
「うーん、パンとスープだと持たないのよね……お肉、あるかしら? あ、でもそういえば昨日行ったギルドにも食堂だか酒場があったわね。あっちでもいいかな」
店をチラリと覗いたところ、暖かいスープとパン、サラダにソーセージというセットを食べている人を見た。
悪くはないが、やはり肉や魚をまるっと食べたいと考えていた。
そこで昨夜ギルドに行った際、食事をする場所があったことを思い出して向かうことにした。
「おおー、やっぱり朝は賑わっているわねー。さて、食堂はあっちだったかしら♪」
ギルドに入ると依頼を受けようとしている冒険者で賑わっていた。
男性も女性も種族も問わずに切磋琢磨するこの場所は世界の縮図でもあるなとトーニャは考えていたりする。
「お、なんだ……?」
「女の子?」
「すみませんー! キングオックスのステーキってできます?」
「な……!?」
「朝からキングオックスだと……!」
装備で身を固めた冒険者達の間を縫って食堂へと向かったトーニャは、冒険者達の注目を浴びていた。
特に気にすることもなくカウンター席に着いて、早速メニューに目を通した彼女は獰猛な牛型魔物の肉を所望する。
その肉はジューシィで、部位によっては脂が乗っており柔らかい。内蔵はしっかり処理をしないと食べられないが捨てるところがないくらいの高級な食材である。
ちなみに獰猛すぎて中々倒せる冒険者が居ないためお値段もそれなりに高く、朝から食べるには重い料理だ。
それをあっさりと女性が注文したことにより周囲がざわめいていた。
「食えるのか? 銀貨八枚だ」
「あるならよろしくー♪」
「毎度。ちょっと待ってな。焼きながら他の奴等の朝食もやらにゃならん」
「大丈夫、時間はあるから」
トーニャは笑顔でそういって待つ。
隣でサンドイッチを食べていた女性冒険者が目を丸くして驚く。
「朝からアレを食べるの……? 豪快過ぎるわ」
「凄いな……ユリはいけるか?」
「無理に決まってんじゃん!? ガルフが挑戦するわ」
「男の俺でも朝から無理だぞ!?」
そのパーティーはガルフ達だった。依頼をする前に軽く食べておこうとしていたりする。
「まあ、ああいう女性も居るよ。胃が強いんだろうね」
「ザミールさんはあちこちに行っているから確かに見ていそう」
さらに商人のザミールも席におり、一緒に朝食を食べていた。レイカがトーニャとザミールを交互に見ながらそう口にした。
「今日はなんか適当なのでもいいか?」
「私はなんでもいいわ。ヒューシは?」
「僕もなんでもいいかな。お金は幸いあるし、ゆっくりしてもいい」
「私もー! あー、ダルに会いたいよう」
「三日後に村へ行くから、一緒に行くかい?」
ガルフ達は今日の行動について話し合いをしていた。ザミールは町にある自分の商会へ顔を出してから別の町へ出発すると言う。
その会話を聞いていたトーニャがガルフ達を見ながらポツリと呟く。
「ふーん、若い冒険者と商人かあ。彼等じゃ分からないかな? 折角だし、待っている間に聞いてみようかしら。あ、そこの大剣のおじさんー」
「うお? 俺か? どうした嬢ちゃん。というか冒険者じゃなさそうなのによくギルドで飯食えるな……」
「朝はちゃんと食べないと力が出ないの。それで聞きたい事があるんだけど、この辺りで大きなドラゴンを見なかった?」
「ドラゴンだって?」
「「ぶっ!?」」
「きゃあ!?」
トーニャは悪気などなくドラゴンを見なかったかと冒険者に尋ねた。
もちろん姿を見たことも無ければ噂ですら立っていないため、訝しんだ顔をトーニャへ向けた。
その瞬間、隣で話を聞いていたガルフとザミールが噴き出し、レイカが椅子から立ち上がった。
「わ、びっくりした!? 体調が悪いなら休んだ方がいいんじゃない? で、どうなの? 他の冒険者でもいいわ。知らない?」
「ドラゴンが居るなんて聞いたことあるか?」
「いや、だったら警戒態勢になるだろ……」
「それもそうねえ」
「ちょ、お前――」
「でもそう言う話をするってことは、なにか聞いたことがあるってことか?」
「そうそう。なんか西の方にドラゴンが飛んで行ったって前の国で聞いてさ」
ガルフが咳き込みながらトーニャに話しかけようとするが、冒険者達はドラゴンの話で盛り上がる。
「……ここは私が」
ガルフ達が困っていると、ザミールが冷や汗をかきながら頷きトーニャへ話しかける。
「お嬢さん、私は商人でこの国ならあちこちへ行きますが、ドラゴンの話は聞いたことがありません」
「んー、そっかあ。ありがとお兄さん♪」
「ザミールが言うならそうだろうな。悪いな嬢ちゃん。ドラゴンなんて俺達には手に負えないから居ない方が助かるよ」
「……そうね」
冒険者達は各地へ移動するザミールが知らないなら居ないんじゃないかと言って解散する。トーニャは複雑な顔をして笑うと彼等を見送った。
「へいお待ち。キングオックスのステーキだよ」
「ん、ありがとう。さて、それじゃ別の場所に行かないとね。いただきますー!」
トーニャは気を取り直して出されたステーキを目にして笑顔を見せると、そのままステーキを切り分ける。
その様子を見ていたガルフは、小声でザミールへと話す。
「……誤魔化せたかな?」
「他の国へ、と言っているから恐らく。だけど、他の国から飛んで来たはずという話は気になるね」
「ええ。彼女の話はもう少し聞いた方がいいような気がします。陛下の耳にも入れるべきかも……」
ザミールの返答にヒューシが提案を述べる。
ここにドラゴンが居ることを教えるかどうかは彼女の人柄を調べないと難しい。
しかし、このまま国を出て行ってもらう方がいいのではないか、という思いが全員の中にあった。
しかし、素直に出ていくかどうかは分からない。
「うん、陛下に話をしよう。ドラゴンの話、ここだけの話で、口止めをしておけば変な噂が立つことも無いと思う」
「結構、知られてしまったけど……」
「防ぎようが無いから仕方ねえ。ひとまず、あの子が帰る前に止めるぞ。こっちには同じ女の子であるレイカとユリが居る。頼む」
「オッケー! というか可愛い子よね。後、あの目元って誰かに似てない?」
ユリが元気よく返事をしてトーニャを見る。誰かに似ていると言っていると、トーニャはぺろりとキングオックスのステーキを平らげていた。
「はあ……また探すのね……気が重くて一枚しか食べられなかったわ」
「まだ食うつもりだったのかよ!?」
「え? ああ、さっきの商人さんと体調の悪い人」
「体調は悪くねえよ!?」
「ああ、食事中に失礼。私は商人のザミールと言います。少しお話、よろしいでしょうか?」
「なに? ドラゴンは見ていないのよね」
と、トーニャが首を傾げて尋ねる。ガルフはどうやって足止めをするのかとかたずを飲んで見守っていた。
「少し調査に伝手がありまして、隣の国から飛んできたというお話を聞きたいのです。私も全てをカバーできているわけではないので」
「調査してくれるの!? なら協力するわ!」
「おお」
トーニャはドラゴンを探してくれると言う話に目を輝かせて承諾してくれた。
確かに『見つける手伝い』といえばこちらが知っているということにはならないし、話を聞く態勢に入れるかとレイカは拍手をしていた。
そして彼等は今日の仕事が謁見になるのだった。
昨晩は報酬を貰ってから宿へと行き、お風呂に入ってからすぐに寝た。
竜の里に住んでいた頃は人間の姿で生活をしていたのと、里を出てからも生活様式をドラゴンだったり人間だったり使い分けていたのでそれほど苦労はしていない。
父のディランと違い恐れることはないので、あちこち旅をしてきた。
「んー……朝ごはんは食べないとね。どうせすぐ見つかるわけもないし急がなくてもいいわよね」
トーニャは着替えるとチェックアウトを済ませて町へ出る。
まだ早朝だが、商人や冒険者は時間が命なのでそう言った人間が歩いていた。
あくびをする者、バッチリ寝ていた者、今から何を食べようか考えている者……トーニャはそういった人間の顔を見るのが好きだった。
「ふふん、いい町じゃない。朝から活気があるわ。あの人、ご飯を食べないで大丈夫かなー?」
彼女は道行く人間を見ながらそんなことを呟く。
特にドラゴンは目的意識が低く、なぜかというとその日を生きていくことに苦労しないからだ。
食料は魔物を倒して食べることが難しくない上、田畑を耕すこともできる。
人間のように魔物を駆逐して平和を維持するといった『誰かがやらなければいけないこと』が無いことに起因する。
だから仕事をして生きている人間の生活は興味深いのだ。
「エルフも寿命が長いからあたし達みたいに生活が緩いのよねえ。あっちは天敵も多いけど。さて、それはともかくご飯はどこで食べられるかしら?」
それはそれとして自分の朝ごはんをどうにかしようと店を探す。いい匂いがしてくる店舗はそこそこある。
「うーん、パンとスープだと持たないのよね……お肉、あるかしら? あ、でもそういえば昨日行ったギルドにも食堂だか酒場があったわね。あっちでもいいかな」
店をチラリと覗いたところ、暖かいスープとパン、サラダにソーセージというセットを食べている人を見た。
悪くはないが、やはり肉や魚をまるっと食べたいと考えていた。
そこで昨夜ギルドに行った際、食事をする場所があったことを思い出して向かうことにした。
「おおー、やっぱり朝は賑わっているわねー。さて、食堂はあっちだったかしら♪」
ギルドに入ると依頼を受けようとしている冒険者で賑わっていた。
男性も女性も種族も問わずに切磋琢磨するこの場所は世界の縮図でもあるなとトーニャは考えていたりする。
「お、なんだ……?」
「女の子?」
「すみませんー! キングオックスのステーキってできます?」
「な……!?」
「朝からキングオックスだと……!」
装備で身を固めた冒険者達の間を縫って食堂へと向かったトーニャは、冒険者達の注目を浴びていた。
特に気にすることもなくカウンター席に着いて、早速メニューに目を通した彼女は獰猛な牛型魔物の肉を所望する。
その肉はジューシィで、部位によっては脂が乗っており柔らかい。内蔵はしっかり処理をしないと食べられないが捨てるところがないくらいの高級な食材である。
ちなみに獰猛すぎて中々倒せる冒険者が居ないためお値段もそれなりに高く、朝から食べるには重い料理だ。
それをあっさりと女性が注文したことにより周囲がざわめいていた。
「食えるのか? 銀貨八枚だ」
「あるならよろしくー♪」
「毎度。ちょっと待ってな。焼きながら他の奴等の朝食もやらにゃならん」
「大丈夫、時間はあるから」
トーニャは笑顔でそういって待つ。
隣でサンドイッチを食べていた女性冒険者が目を丸くして驚く。
「朝からアレを食べるの……? 豪快過ぎるわ」
「凄いな……ユリはいけるか?」
「無理に決まってんじゃん!? ガルフが挑戦するわ」
「男の俺でも朝から無理だぞ!?」
そのパーティーはガルフ達だった。依頼をする前に軽く食べておこうとしていたりする。
「まあ、ああいう女性も居るよ。胃が強いんだろうね」
「ザミールさんはあちこちに行っているから確かに見ていそう」
さらに商人のザミールも席におり、一緒に朝食を食べていた。レイカがトーニャとザミールを交互に見ながらそう口にした。
「今日はなんか適当なのでもいいか?」
「私はなんでもいいわ。ヒューシは?」
「僕もなんでもいいかな。お金は幸いあるし、ゆっくりしてもいい」
「私もー! あー、ダルに会いたいよう」
「三日後に村へ行くから、一緒に行くかい?」
ガルフ達は今日の行動について話し合いをしていた。ザミールは町にある自分の商会へ顔を出してから別の町へ出発すると言う。
その会話を聞いていたトーニャがガルフ達を見ながらポツリと呟く。
「ふーん、若い冒険者と商人かあ。彼等じゃ分からないかな? 折角だし、待っている間に聞いてみようかしら。あ、そこの大剣のおじさんー」
「うお? 俺か? どうした嬢ちゃん。というか冒険者じゃなさそうなのによくギルドで飯食えるな……」
「朝はちゃんと食べないと力が出ないの。それで聞きたい事があるんだけど、この辺りで大きなドラゴンを見なかった?」
「ドラゴンだって?」
「「ぶっ!?」」
「きゃあ!?」
トーニャは悪気などなくドラゴンを見なかったかと冒険者に尋ねた。
もちろん姿を見たことも無ければ噂ですら立っていないため、訝しんだ顔をトーニャへ向けた。
その瞬間、隣で話を聞いていたガルフとザミールが噴き出し、レイカが椅子から立ち上がった。
「わ、びっくりした!? 体調が悪いなら休んだ方がいいんじゃない? で、どうなの? 他の冒険者でもいいわ。知らない?」
「ドラゴンが居るなんて聞いたことあるか?」
「いや、だったら警戒態勢になるだろ……」
「それもそうねえ」
「ちょ、お前――」
「でもそう言う話をするってことは、なにか聞いたことがあるってことか?」
「そうそう。なんか西の方にドラゴンが飛んで行ったって前の国で聞いてさ」
ガルフが咳き込みながらトーニャに話しかけようとするが、冒険者達はドラゴンの話で盛り上がる。
「……ここは私が」
ガルフ達が困っていると、ザミールが冷や汗をかきながら頷きトーニャへ話しかける。
「お嬢さん、私は商人でこの国ならあちこちへ行きますが、ドラゴンの話は聞いたことがありません」
「んー、そっかあ。ありがとお兄さん♪」
「ザミールが言うならそうだろうな。悪いな嬢ちゃん。ドラゴンなんて俺達には手に負えないから居ない方が助かるよ」
「……そうね」
冒険者達は各地へ移動するザミールが知らないなら居ないんじゃないかと言って解散する。トーニャは複雑な顔をして笑うと彼等を見送った。
「へいお待ち。キングオックスのステーキだよ」
「ん、ありがとう。さて、それじゃ別の場所に行かないとね。いただきますー!」
トーニャは気を取り直して出されたステーキを目にして笑顔を見せると、そのままステーキを切り分ける。
その様子を見ていたガルフは、小声でザミールへと話す。
「……誤魔化せたかな?」
「他の国へ、と言っているから恐らく。だけど、他の国から飛んで来たはずという話は気になるね」
「ええ。彼女の話はもう少し聞いた方がいいような気がします。陛下の耳にも入れるべきかも……」
ザミールの返答にヒューシが提案を述べる。
ここにドラゴンが居ることを教えるかどうかは彼女の人柄を調べないと難しい。
しかし、このまま国を出て行ってもらう方がいいのではないか、という思いが全員の中にあった。
しかし、素直に出ていくかどうかは分からない。
「うん、陛下に話をしよう。ドラゴンの話、ここだけの話で、口止めをしておけば変な噂が立つことも無いと思う」
「結構、知られてしまったけど……」
「防ぎようが無いから仕方ねえ。ひとまず、あの子が帰る前に止めるぞ。こっちには同じ女の子であるレイカとユリが居る。頼む」
「オッケー! というか可愛い子よね。後、あの目元って誰かに似てない?」
ユリが元気よく返事をしてトーニャを見る。誰かに似ていると言っていると、トーニャはぺろりとキングオックスのステーキを平らげていた。
「はあ……また探すのね……気が重くて一枚しか食べられなかったわ」
「まだ食うつもりだったのかよ!?」
「え? ああ、さっきの商人さんと体調の悪い人」
「体調は悪くねえよ!?」
「ああ、食事中に失礼。私は商人のザミールと言います。少しお話、よろしいでしょうか?」
「なに? ドラゴンは見ていないのよね」
と、トーニャが首を傾げて尋ねる。ガルフはどうやって足止めをするのかとかたずを飲んで見守っていた。
「少し調査に伝手がありまして、隣の国から飛んできたというお話を聞きたいのです。私も全てをカバーできているわけではないので」
「調査してくれるの!? なら協力するわ!」
「おお」
トーニャはドラゴンを探してくれると言う話に目を輝かせて承諾してくれた。
確かに『見つける手伝い』といえばこちらが知っているということにはならないし、話を聞く態勢に入れるかとレイカは拍手をしていた。
そして彼等は今日の仕事が謁見になるのだった。
242
あなたにおすすめの小説
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。
レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収
ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。
彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。
だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。
自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。
「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」
契約解除。返還されたレベルは9999。
一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。
対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。
静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。
「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」
これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
人質姫と忘れんぼ王子
雪野 結莉
恋愛
何故か、同じ親から生まれた姉妹のはずなのに、第二王女の私は冷遇され、第一王女のお姉様ばかりが可愛がられる。
やりたいことすらやらせてもらえず、諦めた人生を送っていたが、戦争に負けてお金の為に私は売られることとなった。
お姉様は悠々と今まで通りの生活を送るのに…。
初めて投稿します。
書きたいシーンがあり、そのために書き始めました。
初めての投稿のため、何度も改稿するかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。
小説家になろう様にも掲載しております。
読んでくださった方が、表紙を作ってくださいました。
新○文庫風に作ったそうです。
気に入っています(╹◡╹)
【電子書籍化・1月末削除予定】余命一カ月の魔法使いは我儘に生きる
大森 樹
恋愛
【本編完結、番外編追加しています】
多くの方にお読みいただき感謝申し上げます。
感想たくさんいただき感謝致します。全て大切に読ませていただいております。
残念ですが、この度電子書籍化に伴い規約に基づき2026年1月末削除予定です。
よろしくお願いいたします。
-----------------------------------------------------------
大魔法使いエルヴィは、最大の敵である魔女を倒した。
「お前は死の恐怖に怯えながら、この一カ月無様に生きるといい」
死に際に魔女から呪いをかけられたエルヴィは、自分の余命が一カ月しかないことを知る。
国王陛下から命を賭して魔女討伐をした褒美に『どんな我儘でも叶える』と言われたが……エルヴィのお願いはとんでもないことだった!?
「ユリウス・ラハティ様と恋人になりたいです!」
エルヴィは二十歳近く年上の騎士団長ユリウスにまさかの公開告白をしたが、彼は亡き妻を想い独身を貫いていた。しかし、王命により二人は強制的に一緒に暮らすことになって……
常識が通じない真っ直ぐな魔法使いエルヴィ×常識的で大人な騎士団長のユリウスの期間限定(?)のラブストーリーです。
※どんな形であれハッピーエンドになります。
前世で孵した竜の卵~幼竜が竜王になって迎えに来ました~
高遠すばる
恋愛
エリナには前世の記憶がある。
先代竜王の「仮の伴侶」であり、人間貴族であった「エリスティナ」の記憶。
先代竜王に真の番が現れてからは虐げられる日々、その末に追放され、非業の死を遂げたエリスティナ。
普通の平民に生まれ変わったエリスティナ、改めエリナは強く心に決めている。
「もう二度と、竜種とかかわらないで生きていこう!」
たったひとつ、心残りは前世で捨てられていた卵から孵ったはちみつ色の髪をした竜種の雛のこと。クリスと名付け、かわいがっていたその少年のことだけが忘れられない。
そんなある日、エリナのもとへ、今代竜王の遣いがやってくる。
はちみつ色の髪をした竜王曰く。
「あなたが、僕の運命の番だからです。エリナ。愛しいひと」
番なんてもうこりごり、そんなエリナとエリナを一身に愛する竜王のラブロマンス・ファンタジー!
竜帝と番ではない妃
ひとみん
恋愛
水野江里は異世界の二柱の神様に魂を創られた、神の愛し子だった。
別の世界に産まれ、死ぬはずだった江里は本来生まれる世界へ転移される。
そこで出会う獣人や竜人達との縁を結びながらも、スローライフを満喫する予定が・・・
ほのぼの日常系なお話です。設定ゆるゆるですので、許せる方のみどうぞ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる