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9.最悪の結果
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「今日から学院だな」
「うん。知識はあるから遅れは取らないよ」
「まあ、そうよねえ……学院に行くお金、自分で稼いだから遠い学院は納得だけど……近くでも良かったんじゃない?」
十三歳の春、ロイは学院に行く時期になった。
今日はその学院で入院式の朝で、両親と一緒に外へ出たところだ。
母のイオが言う通り、十歳を越えたころからギルドへ出入りするようになり、狩人ではなく冒険者として働いていた。
それは村から少し離れたところにある王都の有名な学院に通うため、お金が欲しかったからに他ならない。
「うーん、母さんの言う通りだよ。勉学は問題ないんだし」
「理由は……ん?」
「それじゃ行こうか。お兄ちゃんが帰ってくる前には戻れるようにしたいね」
「馬車もあるし、大丈夫でしょう」
そこで隣の家からリアム達家族も出てきた。彼女も今日、ロイと同じ学園に通うことになるのだ。
もちろん、お金は冒険者としてロイとは別に稼いでいた。
そんなリアムと目があった瞬間、ロイはそっぽを向いて大きな声を上げる。
「だって、クレスト学院に行けば貴族のお嬢様とか、可愛い子がいるらしいんだよ。俺くらい力があれば、もしかしたら貴族の子と結婚……なんてあるかもしれないよ」
「お、おい……」
「……!」
ふふんと鼻を鳴らすロイに父のディアクが窘める。チラリとリアムを見ると、明らかに怒りの表情でむくれていた。
しかし、すぐにハッとして腕組みをして両親に言う。
「私、強いし可愛いよね? もしかしたら侯爵様の御子息に見初められるかも! そうなったら村を出て町で暮らすのもいいかも! ね!」
「リアム……」
リアムの父、カルドがロイと娘を見比べて残念そうな顔になった。
それもそのはずで、最後の戦いの後、二人は今までとは打って変わり、険悪な雰囲気になってしまったからだ。
今のように喧嘩をよくするようになり、それまで一緒にギルドの仕事をしていたのをパタリと止めて単独で動くようになった。
二人の間でなにか決定的なことがあったのだと推測するも、お互い「なんでもない」と口を開かない。
「それじゃあノロマのロイと違って、私は早いから馬車まで案内するね!」
「あ? 父さん母さん、あいつより先に学院に行こう!」
「うーん……」
そう言って二人は馬車のあるところまで歩き出し、並んだところで――
「ふん!」
――と、そっぽを向いた。
「……もう半年はあんな感じだなあ」
「リアムちゃんはなにか?」
「ううん。なにも言わないの。でも、二人とも寮に入ることはしなかったのよね……」
「だよな。帰ってきたら顔を合わせるから、どっちかは寮に入ると思ったんだけど」
互いの両親はさっぱりわからないと、ため息を吐いて二人の後を追った。
能力はこの世界でもトップクラスに高いため、ちょっと暴れただけでも大変なことになる。両親たちはそれだけが心配だった。
お互いの家族が馬車に乗って移動を開始すると、ディアクがロイへ言う。
「飛ばすんじゃないぞ」
「……わかったよ。あいつより先に行きたいけど、まあ学院でなんとかなるかな」
「どうしちゃったのよ。小さい頃はあんなに仲が良かったのに。そんなんじゃ本当に別の人と結婚するかもしれないわ」
「……」
母のイオにそう言われて無言になるロイ。手綱を握るロイはどこか寂しそうな表情だと両親は思った。
そこで彼は肩を竦めて口を開く。
「かわいい子、居るかなあ」
「もう、あんたはまたそんな」
「まあ、こればっかりは本人たち次第だから――」
ロイの家の馬車はそんな話で持ち上がっていた。少し前を進むリアムの馬車も似たような話が上がっていた。
「ロイ君とはまだ喧嘩しているのかい?」
御者をしている父親がリアムへ尋ねた。すると彼女は眉根をピクリと動かしてから口を開く。
「そうよ。もうあいつなんて知らないんだから!」
「やっぱり決着がつかないともやもやするの?」
「……うん。でも、もういいの。戦わなかったらいいだけだし。強いのは助かるから、名を売って格好いい人を見つけるとかもいいかも」
「リアム……」
ちょっと早口でそう語り彼女を見て、なんとなく強がって見えるとリアムの両親はお互いそう思っていた。
そんな二人を心配する両親をよそに、ロイとリアムの馬車は確実に王都へと近づいていく。
「私達みたいな村人が行ったら笑われないかしら?」
「そんなやつが居たら俺がぶっとばしてやるよ」
「初日からそんなことをしたら危ないやつ扱いされるぞ」
「まあ、それは……って、あれは――」
森を抜け、草原に近い平野に出た。さらに王都の外壁が見え始めたころ、ロイの眼が先の方で動くなにかを発見した。
同時にリアムも気づいたようで、速度を下げてロイと並走する。
「見えたか?」
「うん。私の『スワローアイ』は遠くを簡単に見れるからね。あっちで魔物と戦っている人達がいるわ。頑強な鎧を着ているから騎士さん、かも」
「加勢は?」
「……ちょっと旗色は悪そう。あれってホブゴブリンじゃないかしら。それが四体。騎士は三人ね」
「まあまあきつい状況か。ちょっと行ってくるぜ」
「あ、待ちなさいロイ! 私も行く。お父さん、急いで王都に向かってね」
「あ、ああ。気を付けて……というのも変だね。行ってらっしゃい」
ロイが駆け出したのを見てリアムがむくれながら後を追う。お互いの両親は顔を見合わせてから肩を竦めていた。
「仲悪いはずなんだけどねえ」
「一体どういうことかしら……?」
「まあいいさ。大人になったら戻るかもしれない。先を急ごう。ホブゴブリンがまだいるかもしれないからな」
ディアクがそう言って先を促し、王都へと向かう。
そして二人はというと――
「うん。知識はあるから遅れは取らないよ」
「まあ、そうよねえ……学院に行くお金、自分で稼いだから遠い学院は納得だけど……近くでも良かったんじゃない?」
十三歳の春、ロイは学院に行く時期になった。
今日はその学院で入院式の朝で、両親と一緒に外へ出たところだ。
母のイオが言う通り、十歳を越えたころからギルドへ出入りするようになり、狩人ではなく冒険者として働いていた。
それは村から少し離れたところにある王都の有名な学院に通うため、お金が欲しかったからに他ならない。
「うーん、母さんの言う通りだよ。勉学は問題ないんだし」
「理由は……ん?」
「それじゃ行こうか。お兄ちゃんが帰ってくる前には戻れるようにしたいね」
「馬車もあるし、大丈夫でしょう」
そこで隣の家からリアム達家族も出てきた。彼女も今日、ロイと同じ学園に通うことになるのだ。
もちろん、お金は冒険者としてロイとは別に稼いでいた。
そんなリアムと目があった瞬間、ロイはそっぽを向いて大きな声を上げる。
「だって、クレスト学院に行けば貴族のお嬢様とか、可愛い子がいるらしいんだよ。俺くらい力があれば、もしかしたら貴族の子と結婚……なんてあるかもしれないよ」
「お、おい……」
「……!」
ふふんと鼻を鳴らすロイに父のディアクが窘める。チラリとリアムを見ると、明らかに怒りの表情でむくれていた。
しかし、すぐにハッとして腕組みをして両親に言う。
「私、強いし可愛いよね? もしかしたら侯爵様の御子息に見初められるかも! そうなったら村を出て町で暮らすのもいいかも! ね!」
「リアム……」
リアムの父、カルドがロイと娘を見比べて残念そうな顔になった。
それもそのはずで、最後の戦いの後、二人は今までとは打って変わり、険悪な雰囲気になってしまったからだ。
今のように喧嘩をよくするようになり、それまで一緒にギルドの仕事をしていたのをパタリと止めて単独で動くようになった。
二人の間でなにか決定的なことがあったのだと推測するも、お互い「なんでもない」と口を開かない。
「それじゃあノロマのロイと違って、私は早いから馬車まで案内するね!」
「あ? 父さん母さん、あいつより先に学院に行こう!」
「うーん……」
そう言って二人は馬車のあるところまで歩き出し、並んだところで――
「ふん!」
――と、そっぽを向いた。
「……もう半年はあんな感じだなあ」
「リアムちゃんはなにか?」
「ううん。なにも言わないの。でも、二人とも寮に入ることはしなかったのよね……」
「だよな。帰ってきたら顔を合わせるから、どっちかは寮に入ると思ったんだけど」
互いの両親はさっぱりわからないと、ため息を吐いて二人の後を追った。
能力はこの世界でもトップクラスに高いため、ちょっと暴れただけでも大変なことになる。両親たちはそれだけが心配だった。
お互いの家族が馬車に乗って移動を開始すると、ディアクがロイへ言う。
「飛ばすんじゃないぞ」
「……わかったよ。あいつより先に行きたいけど、まあ学院でなんとかなるかな」
「どうしちゃったのよ。小さい頃はあんなに仲が良かったのに。そんなんじゃ本当に別の人と結婚するかもしれないわ」
「……」
母のイオにそう言われて無言になるロイ。手綱を握るロイはどこか寂しそうな表情だと両親は思った。
そこで彼は肩を竦めて口を開く。
「かわいい子、居るかなあ」
「もう、あんたはまたそんな」
「まあ、こればっかりは本人たち次第だから――」
ロイの家の馬車はそんな話で持ち上がっていた。少し前を進むリアムの馬車も似たような話が上がっていた。
「ロイ君とはまだ喧嘩しているのかい?」
御者をしている父親がリアムへ尋ねた。すると彼女は眉根をピクリと動かしてから口を開く。
「そうよ。もうあいつなんて知らないんだから!」
「やっぱり決着がつかないともやもやするの?」
「……うん。でも、もういいの。戦わなかったらいいだけだし。強いのは助かるから、名を売って格好いい人を見つけるとかもいいかも」
「リアム……」
ちょっと早口でそう語り彼女を見て、なんとなく強がって見えるとリアムの両親はお互いそう思っていた。
そんな二人を心配する両親をよそに、ロイとリアムの馬車は確実に王都へと近づいていく。
「私達みたいな村人が行ったら笑われないかしら?」
「そんなやつが居たら俺がぶっとばしてやるよ」
「初日からそんなことをしたら危ないやつ扱いされるぞ」
「まあ、それは……って、あれは――」
森を抜け、草原に近い平野に出た。さらに王都の外壁が見え始めたころ、ロイの眼が先の方で動くなにかを発見した。
同時にリアムも気づいたようで、速度を下げてロイと並走する。
「見えたか?」
「うん。私の『スワローアイ』は遠くを簡単に見れるからね。あっちで魔物と戦っている人達がいるわ。頑強な鎧を着ているから騎士さん、かも」
「加勢は?」
「……ちょっと旗色は悪そう。あれってホブゴブリンじゃないかしら。それが四体。騎士は三人ね」
「まあまあきつい状況か。ちょっと行ってくるぜ」
「あ、待ちなさいロイ! 私も行く。お父さん、急いで王都に向かってね」
「あ、ああ。気を付けて……というのも変だね。行ってらっしゃい」
ロイが駆け出したのを見てリアムがむくれながら後を追う。お互いの両親は顔を見合わせてから肩を竦めていた。
「仲悪いはずなんだけどねえ」
「一体どういうことかしら……?」
「まあいいさ。大人になったら戻るかもしれない。先を急ごう。ホブゴブリンがまだいるかもしれないからな」
ディアクがそう言って先を促し、王都へと向かう。
そして二人はというと――
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