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最終部:タワー・オブ・バベル
その387 鎧袖一触
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「チッ!」
ノゾムが吹き飛ばすと同時に立ち上がったユウリが至近距離で神裂の頭に発砲する。
『殺す気なのは好感が持てるぞユウリ! ふん! 女神、てめぇも吹き飛べ!』
「ぐっ!?」
『うわ!?』
伸ばした拳がユウリの鼻先に叩きつけられ、掴んだアルモニアさんの槍を、アルモニアさんごとエクソリアさんに叩きつけた。
『ハッ! ざまぁみろ! ……ん!?』
「覚悟しろ! みんなの無念、ここで晴らす!」
レイドさんが三人を吹き飛ばして不敵に笑う神裂へ最小限の動きで剣を振り、私も後退する以外逃げられない方向から仕掛ける。
<ルーナ、レイド、畳み掛けろ! 少しでも隙を見せると反撃が来る!>
チェイシャが叫び、私はそれに応える。
「もちろん! そのための補助魔法よ!」
『速ぇな!』
わずかに動揺した神裂だが、レイドさんの剣を打ち払い、私の剣はバックステップで回避する。これでも避けるのかと、私はもう一歩踏み込み、縦に斬撃を繰り出す。レイドさんも首を狙って、突きをする態勢だ。
『ビューリックでやりあったときよりマシになったじゃねぇかレイド! だが――』
ドン!
『んなぁにぃ!?』
反撃の糸口を見つけた神裂がさらに下がろうとした瞬間、神裂は前のめりにたたらを踏む。
「ガォォォン!」
「わうううう!」
背後からレジナの体当たりを受けたのだ。私の剣を払おうとした左手はシルバに噛みつかれて封じられていた。
『チッ、伊達にここまで生き残ってねぇ狼どもだ! うお!?』
「もらう!」
しかし、レイドさんの突きを首の皮一枚で避ける。本当にしぶとい!? 並みの相手ならこれで終わってるわよ!
「なら私が……!」
『ほら、お前のワンころだ、返すぜ!』
「わおん!?」
「わっ!?」
神裂はシルバを掴んで私にぶん投げてきた。じたばたしながらシルバが私の顔にぶつかり目を回す。
「アイリ、パス!」
「わわ!? はい!」
シルバをアイリに投げている間に、レイドさんと神裂が肉薄していた。
「これだけの強さも知識もあって、どうして世界を混乱させるようなことをする! それにノゾム達は義理とはいえお前の子供達だろう! 本当に殺すつもりか!」
『ぎゃっはっは! それをお前が、今更、気にしてもしょうがねぇだろうが。俺はお前達にとっての憎い仇だ、つべこべ言わずにかかってこい!』
ガッ!
『!』
左のガントレットで剣を防御し、空いていた右腕でレイドさんを殴りつけるが、レイドさんはその拳を掴んだ。防御か回避をすると思っていた神裂が眉を動かし目を細める。
「負けんぞ……!」
「……そのまま抑えてくれ!」
『ノゾムか! しゃらくさいぜ!』
背後から迫るノゾムに気付き、背面蹴りを繰り出した神裂。ノゾムはそれを避けてワイヤーを右腕に巻き付ける。
「レイドさん、伏せて! やれ!」
「!」
ターン!
『チッ!』
「食らえ……!」
ノゾムがワイヤーを引き、バランスを崩させたと当時にアイリの弾が飛んで行った。それを首だけの動きで回避し、頬にかすり傷ができた。その隙をノゾムが殴りかかりカウンターでお腹に拳を受ける。
そして、
「本命はこっちだ!」
『うお!?』
ドンドンドン!
ノゾムと殴り合っていたところに、滑り込んできたユウリが脇腹へ発砲した!
『もらったよ!』
『観念しなさい!』
『ぐあああああ!?』
さらにエクソリアさんとアルモニアさんが飛びかかり、エクソリアさんの光の剣は弾いたが、槍が神裂の胸を貫いた。
「やった! この数相手なら流石の神崎でも――」
私がそう歓喜の声をあげると、アネモネさんの焦った声が響き渡る。
<油断するな!? アイリ!>
「え?」
ドチュ……
アイリの短い声と共に、肉に弾丸がめり込む鈍い音がした。右胸から血を噴き出させ崩れ落ちるアイリを目で追っていると、
「ぎゃああああ!?」
ぐしゃっと踏みつけられてユウリの骨が折れる音が鳴り、
「……父さん、あんたは……! 《パワフルオブベヒモス》《フェンリルアクセラレータ》!」
ノゾムが珍しく怒りを露わにして補助魔法を使い殴りかかっていた。
『良い顔だぜ、ノゾム! だがなぁ! 俺にも使えるんだよ! 《パワフルオブベヒモス》!』
「……!? あが……!?」
ノゾムの拳に合わせて神裂も拳を振るう。拳と拳がぶつかり、ガントレットもないノゾムは打ち負けて拳が血だらけにしながら床に倒れた。
「ノゾム!」
『こいつ……! 槍で貫かれているのにどうして!?』
エクソリアさんが叫びながら神裂に斬りかかるが、涼しい顔をしてエクソリアさんを殴りつけ、アルモニアさんを蹴り飛ばす。
コキコキと首を鳴らし、槍を自分で抜いてから手の中でもて遊ぶ。
『お前等、俺の”反転術”を忘れてるんじゃねぇか? ダメージは痛みを含めて全て反転させた! それにしても、いい連携だったぜ。伊達に百階まで辿り着いていねぇな。でも足りなかった……な』
ノゾムからワイヤーを奪い、シュルル、とワイヤーをアイリへ飛ばし手元へ引き寄せた。
「人質にするつもりか……!」
レイドさんが焦るが、神裂は目を細めてニヤリと笑いアイリの首に手をかける。
「と、父さん……」
『可哀そうになあ、こんな怪我をして……って、俺のせいなんだけどな! あばよ、アイリ』
「あ! ま、まちなさ――」
ゴキン!
言葉の意味に気付いた私が剣で神裂を斬ると、防御もせず私に斬られた。そしてアイリの首が嫌な音を立てた。
「あ……」
「アイリを離しなさい!」
ギリギリと私の剣が神裂の肩を食い込ませるが、涼しい顔で口を開く。反転術……懐かしいわね……!
『いいぜー?』
パチン、と神裂が指をならすと玉座のあった場所がパカッと開き、水槽のようなものがせりあがってくる。神裂は満足そうに笑うと、アイリを水槽に投げ入れた……!?
「アイリ!? この……!」
私は怒りにまかせて神裂を斬りつけていく。だが、数度斬ったところで距離を取られる。
『はっはっは! 首の骨を折ったからな、溺死か窒息死か……間もなく死ぬだろうぜ。ルーナ、お前は後だ! 次は――』
「うう……」
「……! いけない! レイドさん攻撃を! レジナ!」
「わかってる!」
「がおぉぉぉん!」
私がユウリに走り出したところで、意図が伝わりレイドさんが神裂の足止めに入る。ユウリを回収してエクソリアさんのところへ戻り、レジナはノゾムを咥えてこちらへ戻ってくる。
『酷いね、骨が砕けている……《リザレ――》』
「良かった……。いや、待って!」
ユウリとノゾムの傷を回復させようとしたエクソリアさんを私は慌てて止める。私の予想が正しければ回復魔法はまずい!
『はっはっはぁ! 気づいたか! そう、アントンに食らわせた反転術だ。魔法光線以外でも付与できるようになったのさ、ズィクタトリアの身体を奪ってからな! ほらほら、早く俺を倒さないと二人が死ぬぜ?』
「くそ……!」
焦るレイドさんの剣が鈍くなる。
それにしても一気に三人脱落させられるとは……反転術、破る手立てはないの……?
ノゾムが吹き飛ばすと同時に立ち上がったユウリが至近距離で神裂の頭に発砲する。
『殺す気なのは好感が持てるぞユウリ! ふん! 女神、てめぇも吹き飛べ!』
「ぐっ!?」
『うわ!?』
伸ばした拳がユウリの鼻先に叩きつけられ、掴んだアルモニアさんの槍を、アルモニアさんごとエクソリアさんに叩きつけた。
『ハッ! ざまぁみろ! ……ん!?』
「覚悟しろ! みんなの無念、ここで晴らす!」
レイドさんが三人を吹き飛ばして不敵に笑う神裂へ最小限の動きで剣を振り、私も後退する以外逃げられない方向から仕掛ける。
<ルーナ、レイド、畳み掛けろ! 少しでも隙を見せると反撃が来る!>
チェイシャが叫び、私はそれに応える。
「もちろん! そのための補助魔法よ!」
『速ぇな!』
わずかに動揺した神裂だが、レイドさんの剣を打ち払い、私の剣はバックステップで回避する。これでも避けるのかと、私はもう一歩踏み込み、縦に斬撃を繰り出す。レイドさんも首を狙って、突きをする態勢だ。
『ビューリックでやりあったときよりマシになったじゃねぇかレイド! だが――』
ドン!
『んなぁにぃ!?』
反撃の糸口を見つけた神裂がさらに下がろうとした瞬間、神裂は前のめりにたたらを踏む。
「ガォォォン!」
「わうううう!」
背後からレジナの体当たりを受けたのだ。私の剣を払おうとした左手はシルバに噛みつかれて封じられていた。
『チッ、伊達にここまで生き残ってねぇ狼どもだ! うお!?』
「もらう!」
しかし、レイドさんの突きを首の皮一枚で避ける。本当にしぶとい!? 並みの相手ならこれで終わってるわよ!
「なら私が……!」
『ほら、お前のワンころだ、返すぜ!』
「わおん!?」
「わっ!?」
神裂はシルバを掴んで私にぶん投げてきた。じたばたしながらシルバが私の顔にぶつかり目を回す。
「アイリ、パス!」
「わわ!? はい!」
シルバをアイリに投げている間に、レイドさんと神裂が肉薄していた。
「これだけの強さも知識もあって、どうして世界を混乱させるようなことをする! それにノゾム達は義理とはいえお前の子供達だろう! 本当に殺すつもりか!」
『ぎゃっはっは! それをお前が、今更、気にしてもしょうがねぇだろうが。俺はお前達にとっての憎い仇だ、つべこべ言わずにかかってこい!』
ガッ!
『!』
左のガントレットで剣を防御し、空いていた右腕でレイドさんを殴りつけるが、レイドさんはその拳を掴んだ。防御か回避をすると思っていた神裂が眉を動かし目を細める。
「負けんぞ……!」
「……そのまま抑えてくれ!」
『ノゾムか! しゃらくさいぜ!』
背後から迫るノゾムに気付き、背面蹴りを繰り出した神裂。ノゾムはそれを避けてワイヤーを右腕に巻き付ける。
「レイドさん、伏せて! やれ!」
「!」
ターン!
『チッ!』
「食らえ……!」
ノゾムがワイヤーを引き、バランスを崩させたと当時にアイリの弾が飛んで行った。それを首だけの動きで回避し、頬にかすり傷ができた。その隙をノゾムが殴りかかりカウンターでお腹に拳を受ける。
そして、
「本命はこっちだ!」
『うお!?』
ドンドンドン!
ノゾムと殴り合っていたところに、滑り込んできたユウリが脇腹へ発砲した!
『もらったよ!』
『観念しなさい!』
『ぐあああああ!?』
さらにエクソリアさんとアルモニアさんが飛びかかり、エクソリアさんの光の剣は弾いたが、槍が神裂の胸を貫いた。
「やった! この数相手なら流石の神崎でも――」
私がそう歓喜の声をあげると、アネモネさんの焦った声が響き渡る。
<油断するな!? アイリ!>
「え?」
ドチュ……
アイリの短い声と共に、肉に弾丸がめり込む鈍い音がした。右胸から血を噴き出させ崩れ落ちるアイリを目で追っていると、
「ぎゃああああ!?」
ぐしゃっと踏みつけられてユウリの骨が折れる音が鳴り、
「……父さん、あんたは……! 《パワフルオブベヒモス》《フェンリルアクセラレータ》!」
ノゾムが珍しく怒りを露わにして補助魔法を使い殴りかかっていた。
『良い顔だぜ、ノゾム! だがなぁ! 俺にも使えるんだよ! 《パワフルオブベヒモス》!』
「……!? あが……!?」
ノゾムの拳に合わせて神裂も拳を振るう。拳と拳がぶつかり、ガントレットもないノゾムは打ち負けて拳が血だらけにしながら床に倒れた。
「ノゾム!」
『こいつ……! 槍で貫かれているのにどうして!?』
エクソリアさんが叫びながら神裂に斬りかかるが、涼しい顔をしてエクソリアさんを殴りつけ、アルモニアさんを蹴り飛ばす。
コキコキと首を鳴らし、槍を自分で抜いてから手の中でもて遊ぶ。
『お前等、俺の”反転術”を忘れてるんじゃねぇか? ダメージは痛みを含めて全て反転させた! それにしても、いい連携だったぜ。伊達に百階まで辿り着いていねぇな。でも足りなかった……な』
ノゾムからワイヤーを奪い、シュルル、とワイヤーをアイリへ飛ばし手元へ引き寄せた。
「人質にするつもりか……!」
レイドさんが焦るが、神裂は目を細めてニヤリと笑いアイリの首に手をかける。
「と、父さん……」
『可哀そうになあ、こんな怪我をして……って、俺のせいなんだけどな! あばよ、アイリ』
「あ! ま、まちなさ――」
ゴキン!
言葉の意味に気付いた私が剣で神裂を斬ると、防御もせず私に斬られた。そしてアイリの首が嫌な音を立てた。
「あ……」
「アイリを離しなさい!」
ギリギリと私の剣が神裂の肩を食い込ませるが、涼しい顔で口を開く。反転術……懐かしいわね……!
『いいぜー?』
パチン、と神裂が指をならすと玉座のあった場所がパカッと開き、水槽のようなものがせりあがってくる。神裂は満足そうに笑うと、アイリを水槽に投げ入れた……!?
「アイリ!? この……!」
私は怒りにまかせて神裂を斬りつけていく。だが、数度斬ったところで距離を取られる。
『はっはっは! 首の骨を折ったからな、溺死か窒息死か……間もなく死ぬだろうぜ。ルーナ、お前は後だ! 次は――』
「うう……」
「……! いけない! レイドさん攻撃を! レジナ!」
「わかってる!」
「がおぉぉぉん!」
私がユウリに走り出したところで、意図が伝わりレイドさんが神裂の足止めに入る。ユウリを回収してエクソリアさんのところへ戻り、レジナはノゾムを咥えてこちらへ戻ってくる。
『酷いね、骨が砕けている……《リザレ――》』
「良かった……。いや、待って!」
ユウリとノゾムの傷を回復させようとしたエクソリアさんを私は慌てて止める。私の予想が正しければ回復魔法はまずい!
『はっはっはぁ! 気づいたか! そう、アントンに食らわせた反転術だ。魔法光線以外でも付与できるようになったのさ、ズィクタトリアの身体を奪ってからな! ほらほら、早く俺を倒さないと二人が死ぬぜ?』
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