脳内ぶらりん。

来栖もよもよ&来栖もよりーぬ

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君はニンニクを愛せるか。

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 私はニンニクを使った料理が大好きだ。
 別に匂いがどうこうとか一切気にならない。
 むしろあの香りが食欲をそそる。
 
 勿論、朝からガツガツ食べて周りにニンニク臭をばらまくようなことはしないが、夜とか普通にキュウリの塩ガーリック合えとかニンニクがっつりの青菜炒めだのチキンのガーリックステーキなんかを食べたりする。
 
 味に深みは出るし、血圧を下げる働きもあるようだし、良いことづくめである。
 
 気をつけててもニンニクくさっ、と言われる事があったとしても些細な事だと言い切ろう。
 
 ニンニク好きな人間にニンニクくさっ、と言われたところで、オタクに貴方はオタクですねと言うようなもんである。そうですねぇと返すだけで問題はない。
 
 私は一生オタクだと思うし、ニンニクを嫌いになることなど考えられないのだから、受け入れよう。
 
 だってペペロンチーノなんて、鷹の爪とニンニクしか入ってないのにめちゃくちゃ美味しいんだよ。
 
 ニンニク様が旨み成分を出し惜しみすることなく放出してくれている訳だ。コストも安く済む。
 全くニンニク様々である。 
 
 
  
 まあそんなニンニク愛はいいとして、週末に青森産のニンニクが届く。
 
 一人暮らしには500グラムは結構な量だと思うだろうが、そうでもない。
 私は既にビンを100均で幾つか購入して、煮沸消毒してあるのだ。なーぜか。
 
 ふふ。ふふふふっ。
 
 
 ガーリックオイルとガーリック醤油を作るからである。
 
 
 1度作れば相当持つし、半分ほど減ってきたらまた注ぎ足せば何回も使える。何度もお役に立ってくれるなんて、なんて素晴らしい子なのアナタって。
 
 
 作り方は本当に簡単で、ニンニクの皮を剥いて、オイルの方は割りと細か目に切ってビンの中に「福は~うち~♪」というテンションで放り込み(スライスとかでもいい)、オリーブオイルをだばだば注ぐだけ。鷹の爪は殺菌効果があるので1本は入れておく。
 
 サラダ油でも別に構わないが、サラダやパスタ系をよく作るのでオリーブオイルを使う事が多い。
 
 醤油の方は、根っこのとこだけ切ってビンに玉入れのように投げ入れて、だし昆布1枚と鷹の爪1、2本(これも辛みづけと言うより主に殺菌のため)と醤油をだばだば注ぐ。本来ならこれでおしまいでも良いのだが、私はちょい甘が好きなので、まろやかさを出すためにみりんをぶちこむ。醤油9:みりん1位だろうか。
 
 そして、1日2日経てば何にでも活用できる万能調味料の完成である。冷蔵庫に保管しておけば、大体半年~1年近くは持つし、意外と市販で買うと高いガーリックオイルもお安く出来るのだ。
 
 
 ただし、中国産とかよその国のニンニクを使うよりは、少々高くても国産を使った方が断然美味しい。
 香りと味の深みが全く違う。
 
 器もビンが望ましい。
 
 いや、すぐ使いきれるならプラスチック製品でもいいのだが、暫く経つとプラスチック独特の匂いが少し移るので宜しくないかと。面倒なので大量に作る私は経験で学んだ。
 
 
 もしも、時間はあるしウチでも作ろうかなーと思ったアナタ。
 
 
 今はネットで農家の人が結構安く売ってるので、スーパーとかで1玉300円だの400円だのする国産のを買うよりは、ネットで購入する事をお薦めする。沢山使えてブラボーでばかりもマーベラスな味になる。
 
 ちなみに私の購入したのは送料無料で500グラム1000円というかなりお値打ち品である。それもバラバラにしてくれている(メール便発送だから)。
 農家の人が天使に思える。拝んでおこう。ぱしぱし。
 
 1玉60~70グラム程度だと考えれば8個分位だろうか。如何にお得感があるか分かるだろう。
 
 
 近頃はスーパーで買うより全然安いのでネットで鳥のもも肉などもキロ単位で買ったりする。
 
 私のスマホがアルファベット2文字のあーうーとかいうキャリアなもので(笑)、ネットショップも割と充実している。
 
 冷凍なので半解凍してチキンステーキ用に半分ほどにカットしたり唐揚げ用に切ったり、親子丼やうどんに入れるため更に細かく切ったりして、ビニールに小分けしてまた冷凍庫に放り込んでおくと、これもまた結構な期間私のお腹を満たしてくれるのだ。
 ありがたやありがたや。ぱんぱん、と。
 
 
 これからコロぞーがいつまで暴れるか分からないし、派遣なのでいつクビちょんぱされるか分からない。
 
 明日は我が身のつもりでいないと後で大変な思いをするからねえ。少しは小金も貯めとかないと。
 
 正社員と違って、こんなことが起きるとすぐ生活が揺らいでしまうのが困りものだが、正社員だって今は安心できない。
 せめて路上で生活する羽目にならないようにだけはしておきたいものである。
 
 抑えられる経費はほんと出来る限り抑えないとなるまい。
 
 一人暮らしって外食の方がむしろコストがかからないんだけど、まあ外食ばかりも飽きるし、料理は好きだし私の一番好みの味は私にしか出せない。
 
 第一、美味しいモノを食べると幸せな気分になるではないか。
 
 面白いマンガや小説、美味しいご飯。
 
 私は大概のしんどい事はこれで乗り切れるように出来ている。
 
 
 ビバオタク。ビバヒッキー。
 
 
 
 
 
 
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