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新たな旅立ち
ダンジョン創り 2
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次の日の朝食の後に、昨日、じいちゃんが一人でスライム創りをしていて思い立った事を皆で聞き目が点に…
「えーと、この世界に、神様ってどれぐらいいるの?」
うん、先ず数が気になったリョウが質問をした。
「さて、どれぐらいだったかのう?とにかく沢山おるから、面白いものが出来ると思うぞ」
「八百万の神か…」
「ヤオヨロズ?」
「日本で、八百万って、書いてヤオヨロズって読むんだけど、神様がそれぐらいいるってことなんだって、じいちゃんが教えてくれた。この世界でも、沢山いるってことだよね」
「一つの国にそんなにも?凄いな日本というところは…でも、じいちゃん、最高神なのに、なんで、把握してないの?」
「ん?お主達が、言っていたではないか、一つの事に特化してるからと…好きなことに没頭していて引きこもっている者が多いのだ。もう、何千年も会っておらん者もおるし、新たに神格化した者も、一度会っただけで、よう覚えとらんのう…」
…本当に、知識の神なのか?それとも、地上の事には関心あるが、他は、関心がないから放置ということかな?
「まぁ、神話に出てくる神様以外にも、神様は沢山いるということなんだね」
「そうじゃな」
「あのう、そんなにもスライムを創り出した後、他の生き物達に被害は出ないのですか?」
クラリーちゃんも、心配になったのか、質問してきた。
「リョウの話によれば、スライムの基本能力は、分解の様なのじゃ、話によってはその能力で、下水の浄化に役立ったりしているようなのでな」
「へぇ、今は、地の精霊達の仕事だよな。しかも、汚水の状態によっては、変質した精霊になってしまって、悪さをするとか…」
「そうなのじゃ、それをスライム達に手伝ってもらえれば、精霊達の負担が減ると考えたのだ」
「でも、さすがに、神々が一柱で一匹造るのは多いような気がする。形作りの神々なんて、変に凝ったモノ創りそうだし、リョウの従魔と、二、三種類で良いんじゃないの?」
「む、そうか?多いか…」
昨日、スライム創りをしていて、リョウが言っていた能力によっては、じいちゃんでは、能力を付与するのは無理なモノもあり、それぞれの神々に頼み行った際に、皆、興味を示したので思い立ったらしい。
そんなユルい感じで、魔獣創りってされてたのか?…あっ、地下に閉じ込める事になった困った魔獣達もこの神々が創ったのだった…
「ダンジョンの魔物は、特別な魔力でダンジョン以外では生存出来ないんだよね?」
「そうなる予定じゃが、どうした?」
「じゃあ、これからは。神々が魔獣を創り出すときに、先ずダンジョンで様子観てから、地上に誕生させるようにしてよ」
「ほー」
俺の言葉を聞き、一声出した後、じいちゃんが考え込んでしまった。
「そうか、沢山居るのなら、いろんな魔物が生まれて、面白そうだね」
「まぁ、それと、地上と同じような環境でどういった生活するかも分るしな。問題行動起こすようなのは、ダンジョン内だけの魔獣としてもらおう」
「あーあ、そういうことか…ゴブリンとかリザードマン的なことされると困るということだね。でも、それをダンジョン内でされることにはならないのかな?」
「んん?ゴブリンやリザードマン的って?」
俺の言いたい事を理解したような発言をしたリョウだが、例えた地上人の意味が分からない。
ゴブリンは、元は家妖精といわれる小人族が変化した者達だ。他種族の家に住み着き炊事や家事の手伝いをするのだが、何らかの理由で家に居られなくなった者達のなかで、次の家を探さず、地下に隠れ住む様になった者達で、ちょっと、ひねくれた考えを持つ者達だ。
巣穴近くで他の者が気に入らないことをすると、イタズラをされる事はあるが…別に、困った事にはならない。
リザードマンは、獣人族に属する。神竜の血を引くものとされている一族だ。
肉食で好戦的なので、狩り場争いで度々争いを起こした話は聞くが…それだけだ。
「え?この世界にも、ゴブリンとか、リザードマンは居るの?」
リョウは、驚いた声をあげ、とても嫌そうに顔をしかめた。
「普通に暮らしているが、リョウの世界ではどういう存在だったのだ?」
「えーと、いろんな設定の話があったけど…イヤな設定は、他種族の集落を襲って、捕まえて食料にしたり、女性を誘拐して…そのう、子供を生ませたり…してたよ」
「襲撃、強盗、人食、誘拐、監禁、ごう…あっ、いや、成る程、犯罪者集団的な存在に書かれていたのか」
クラリーちゃんのいる前で、話しづらい内容だった。
「そうだよ。物語で集落とか出てきたら、殲滅させないと大変な事になるとかいって、討伐隊が組まれたりしていたよ。でも、中には、良いゴブリンやカッコいいリザードマンの話もあったけどね…」
「まさか、こちらに来た異世界人も同じ考えで、ゴブリンやリザードマンを襲ってないだろうな」
「烈震くんの事があるからなぁ…どうなんだろ?」
リョウと二人、じいちゃんの方をみると…
「よく分かっておるな。まぁ、リザードマン達の棲みかには、まだ、行けておらぬが、ゴブリン達には被害が出ておる。家妖精は、人属が好きで、スーンに多くおるからな、転異者も行きやすいのが仇になってしまっておる。今は、竜王である岩漿の領地に匿って、手出しできんようにして、説明しておるが、なかなか理解されんで困っておる」
「えーと、この世界に、神様ってどれぐらいいるの?」
うん、先ず数が気になったリョウが質問をした。
「さて、どれぐらいだったかのう?とにかく沢山おるから、面白いものが出来ると思うぞ」
「八百万の神か…」
「ヤオヨロズ?」
「日本で、八百万って、書いてヤオヨロズって読むんだけど、神様がそれぐらいいるってことなんだって、じいちゃんが教えてくれた。この世界でも、沢山いるってことだよね」
「一つの国にそんなにも?凄いな日本というところは…でも、じいちゃん、最高神なのに、なんで、把握してないの?」
「ん?お主達が、言っていたではないか、一つの事に特化してるからと…好きなことに没頭していて引きこもっている者が多いのだ。もう、何千年も会っておらん者もおるし、新たに神格化した者も、一度会っただけで、よう覚えとらんのう…」
…本当に、知識の神なのか?それとも、地上の事には関心あるが、他は、関心がないから放置ということかな?
「まぁ、神話に出てくる神様以外にも、神様は沢山いるということなんだね」
「そうじゃな」
「あのう、そんなにもスライムを創り出した後、他の生き物達に被害は出ないのですか?」
クラリーちゃんも、心配になったのか、質問してきた。
「リョウの話によれば、スライムの基本能力は、分解の様なのじゃ、話によってはその能力で、下水の浄化に役立ったりしているようなのでな」
「へぇ、今は、地の精霊達の仕事だよな。しかも、汚水の状態によっては、変質した精霊になってしまって、悪さをするとか…」
「そうなのじゃ、それをスライム達に手伝ってもらえれば、精霊達の負担が減ると考えたのだ」
「でも、さすがに、神々が一柱で一匹造るのは多いような気がする。形作りの神々なんて、変に凝ったモノ創りそうだし、リョウの従魔と、二、三種類で良いんじゃないの?」
「む、そうか?多いか…」
昨日、スライム創りをしていて、リョウが言っていた能力によっては、じいちゃんでは、能力を付与するのは無理なモノもあり、それぞれの神々に頼み行った際に、皆、興味を示したので思い立ったらしい。
そんなユルい感じで、魔獣創りってされてたのか?…あっ、地下に閉じ込める事になった困った魔獣達もこの神々が創ったのだった…
「ダンジョンの魔物は、特別な魔力でダンジョン以外では生存出来ないんだよね?」
「そうなる予定じゃが、どうした?」
「じゃあ、これからは。神々が魔獣を創り出すときに、先ずダンジョンで様子観てから、地上に誕生させるようにしてよ」
「ほー」
俺の言葉を聞き、一声出した後、じいちゃんが考え込んでしまった。
「そうか、沢山居るのなら、いろんな魔物が生まれて、面白そうだね」
「まぁ、それと、地上と同じような環境でどういった生活するかも分るしな。問題行動起こすようなのは、ダンジョン内だけの魔獣としてもらおう」
「あーあ、そういうことか…ゴブリンとかリザードマン的なことされると困るということだね。でも、それをダンジョン内でされることにはならないのかな?」
「んん?ゴブリンやリザードマン的って?」
俺の言いたい事を理解したような発言をしたリョウだが、例えた地上人の意味が分からない。
ゴブリンは、元は家妖精といわれる小人族が変化した者達だ。他種族の家に住み着き炊事や家事の手伝いをするのだが、何らかの理由で家に居られなくなった者達のなかで、次の家を探さず、地下に隠れ住む様になった者達で、ちょっと、ひねくれた考えを持つ者達だ。
巣穴近くで他の者が気に入らないことをすると、イタズラをされる事はあるが…別に、困った事にはならない。
リザードマンは、獣人族に属する。神竜の血を引くものとされている一族だ。
肉食で好戦的なので、狩り場争いで度々争いを起こした話は聞くが…それだけだ。
「え?この世界にも、ゴブリンとか、リザードマンは居るの?」
リョウは、驚いた声をあげ、とても嫌そうに顔をしかめた。
「普通に暮らしているが、リョウの世界ではどういう存在だったのだ?」
「えーと、いろんな設定の話があったけど…イヤな設定は、他種族の集落を襲って、捕まえて食料にしたり、女性を誘拐して…そのう、子供を生ませたり…してたよ」
「襲撃、強盗、人食、誘拐、監禁、ごう…あっ、いや、成る程、犯罪者集団的な存在に書かれていたのか」
クラリーちゃんのいる前で、話しづらい内容だった。
「そうだよ。物語で集落とか出てきたら、殲滅させないと大変な事になるとかいって、討伐隊が組まれたりしていたよ。でも、中には、良いゴブリンやカッコいいリザードマンの話もあったけどね…」
「まさか、こちらに来た異世界人も同じ考えで、ゴブリンやリザードマンを襲ってないだろうな」
「烈震くんの事があるからなぁ…どうなんだろ?」
リョウと二人、じいちゃんの方をみると…
「よく分かっておるな。まぁ、リザードマン達の棲みかには、まだ、行けておらぬが、ゴブリン達には被害が出ておる。家妖精は、人属が好きで、スーンに多くおるからな、転異者も行きやすいのが仇になってしまっておる。今は、竜王である岩漿の領地に匿って、手出しできんようにして、説明しておるが、なかなか理解されんで困っておる」
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