猫を飼いたいと思ったのだけど…

kaoru

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子猫 8

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 子猫と聞いていたから、子猫として見ていたけど、よくよく見れば、白い子は、セイさんとほぼ同じ…いや、毛の長さで一回り大きく感じる。でも、顔が小さくて、人間で言うとモデル体型という感じ、脚も既にセイさんより太くてしっかりとしているから、本当に大きくなりそうだ。
 ジェドくんは、逆にちょっと頭が大きく、毛もまだ薄い感じがしてツンツンしているし、身体の線も細い、子猫らしい子猫だ。

 皆、サンルームで日向ぼっこをしながら、まったりタイム。

 スマホをもって、皆の姿を写して回る。途中、セイさんにウザがられたけど、そこは、スルーさせてもらった。

 スマホで撮った白い子の顔を見ながら、名前を考える。
 女の子だったら、お姫様みたいな名前にしたいような綺麗な顔立ちだけど、男の子かぁ…
 よし!ここは、思いきって、リュクくんというのはどうだろう…

『何が、どう、思いきったのだ?』

 あれ?寝てたんじゃないんですか?

『お主がアレコレうるさくて眠れんわ』

 すみませんでした。

『まぁ、休みの日だからな。それより、リュクという名がそんなに気合いを入れないといけない名前なのか?』

 ええ、まぁ、リュクスからとってみたんです。優雅、豪華、高価で上品なものをいうんです。

『ほぉー、ワシは、安倍川餅で、そやつは、高価なモノなのか?』

 あ、いや、セイさんは、茶色い毛がかわいいなぁと思ったので、でも、最終的には、かの、安倍晴明からにしたじゃないですか、神にまでなったお方ですよ。

『ほぉ~~』

 な、何ですか?そのジト目で見るの止めてください。

『ふん、まぁ、良い。それより、伝え忘れとったが、そやつらのトイレとやらは、もうひとつあった方が良いと思うぞ』

 え、そうなんですか?

『休みでこうして一緒にいて、都度、手入れをしてくれるなら、一つでもよいかも知れんが、平日は仕事で居らんだろ?』

 そうですね。たしか、臭いとかキツすぎたりすると、そこでするのを嫌がったりするんでしたっけ?

『人間だって、汚れたトイレは、使うの嫌なのだろ?駅やら、公衆便所のことを酷く言う輩がおったぞ』

 ああー、確かにイヤですね。分かります。

 さっき一緒に買ってくればよかった…でも、まぁ、いっか、じゃぁ、買いに行ってきますね。お留守番お願いします。

『おお、今回は、一人で行ってこい。こやつらの事は任せておけ』
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