猫を飼いたいと思ったのだけど…

kaoru

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子猫 10

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「それぞれよ。月一でとかいう話も聞くけど、どうしても水を嫌がる子もいるから、無理やり入れなくても良いと思うわよ。室内飼いだとそんなに汚れることもないしね」

「そうですね。それも、様子見て好きそうならいれてみます」

 そんなこんなで、子猫達の分を買い足して、井之上さんに送ってもらい、子猫達を紹介した。

「え?あの子が捨てられてたの?」

 リュクくんをみて、井之上さんが驚いている。
 リュクくんは、ちょっと戸惑った様子でドアのところで隠れるようにこちらを見ていて、その横にセイさんがお座りして、ジェドくんは、好奇心丸出しで玄関まで出てきて、新しいトイレや砂の袋の匂いを嗅ぎ、井之上さんの近くにもよって、ふんふんと匂いを嗅いでいる。

「実家の方で、迷い子だったのを捕獲したそうです。捨てられたのか、元々、野良だったのかは分かりませんけど…」

「あ、そうなのね。でも、毛並みや顔つきからいって、大きくなりそうよね」

「やっぱり、そうなんですね。子猫って聞いてたのに、セイさんと変わりない大きさだったんで、そうかな?と、思ってました」

 セイさんが教えてくれましたとは言えないからね。

「一年後が楽しみね。こちらの黒猫は、セイさんと同じ感じね。黒猫は、人懐っこくて、甘えん坊だから、仲間が居て良かったわねぇ」

 井之上さんが、ジェドくんを撫でながら問いかけると、ジェドくんは、ゴロゴロ喉を鳴らしながら、目を細めてる。
 偏見を持ってなくて、可愛がってくれる人は、ちゃんと分かるんだね。

「ふふ、真希ちゃんも、いきなり三匹のお母さんで忙しくなるわね」

「え、あ、そうですよね。なんか、突然だったんで、全然、考えてませんでした」

「下手に考えちゃうと、なかなか始められなかったりするから、ちょうど、良かったのよ。困ったことがあったら、何でも聞いてね。それから、時々でいいから、この子達の話を聞かせて、後、写真とかは撮ったりする?」

「します…既に、かなりの量撮ってしまいました」

「やっぱりぃ、そうなるわよね。その写真とかも見せてちょうだいね。ウチの子も、紹介したいし、時々、ねこ談義しましょうよ」

「良いんですか?」

「勿論!土日お休みなのよね。落ち着いてきた頃連絡するわね。この子達の成長記録見させてね」

「あ、はい」
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