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第一章 碧玉
二十三話
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テーブルに着き、天と地に感謝をして食べ始める。
昨日も思ったけど。マーヤさんが、焼いたパンは、ちょっと塩気があって、歯ごたえもあって美味しい。母さんが焼くパンは、もう少し柔らかくて甘味があった。それも、好きだけどマーヤさんのも好き。それに、スープも具沢山で、しっかりとしてる。スープだけでも、食事としてもいいほどだ。でも、いつもは、肉か魚の料理もつけてくれると先生が言っていたのに、今朝はそれがなかった。
「屋台の人達に、話を聞いていたようだね」
先生がそう言って「フーはどれを食べる?」と聞いてくれた。
普段、海鮮類はあまり食べていなかったから、海鮮炒めをとってもらって食べた。
「ん~、エビがプリプリしてて。甘くて美味しい」
「甘い?」
クク様は、フォークも持たずに、ワタシ達の食べるのを見ているだけだったけど、ワタシの感想に驚いたように聞いてきた。
「これは、海に棲む海老と貝とネギを炒めたもので甘辛な味付けになっています。フーが、甘いと言ったのは、海老の身の味の事ですね。肉厚で歯ごたえがあるエビでとても美味しいという人が多いものです」
先生の説明を聞いて、クク様がフォークを手に取り、炒め物のエビを刺して、じっくりと見たり匂いを嗅いだりして、少し顔をしかめながら口の中に入れた。
「!、何だこれは?熱いと思ったが、噛めば何だか、不思議な感じが混じる…嫌ではないな…」
「失礼ですが、クク様は、食事をなさったことはおありで?」
神父様が、クク様の食べるのを見て口を開いた。
「初めてだ。だが、地上のモノは、食べないと生きていけないと知っている『美味しい物』を求めて冒険をするモノも居ると聞いたことがある。この食べ物をフーは『美味しい』と言った『美味しい』とは、こういうものなのか?」
「いえ、人それぞれ味覚が違いますから、美味しいと感じる味付けも皆異なります。ですので、食べてみて好きだと思ったら、それが、クク様にとって、美味しい物ということです」
「ん~、何やら難しいな」
「他の料理を説明しますね。この焼き魚は、チャービルやキノコをみじん切りにし、炒めて味付けしたものをお腹に詰めて焼いた鱒です。大きな骨は取ってありますが、小骨があるので気を付けてください。こちらの串は、巻き貝を取り出し串に刺して焼いたものです。コリコリとした食感ですよ。そして、この塊肉は、タイムとマスタードと塩をまぶしたウサギ肉で時間をかけて焼いたものですね。切り分けますから、召し上がってみてください。」
先生が屋台で貰ってきた物の説明をしながらクク様に取り分けた。
昨日も思ったけど。マーヤさんが、焼いたパンは、ちょっと塩気があって、歯ごたえもあって美味しい。母さんが焼くパンは、もう少し柔らかくて甘味があった。それも、好きだけどマーヤさんのも好き。それに、スープも具沢山で、しっかりとしてる。スープだけでも、食事としてもいいほどだ。でも、いつもは、肉か魚の料理もつけてくれると先生が言っていたのに、今朝はそれがなかった。
「屋台の人達に、話を聞いていたようだね」
先生がそう言って「フーはどれを食べる?」と聞いてくれた。
普段、海鮮類はあまり食べていなかったから、海鮮炒めをとってもらって食べた。
「ん~、エビがプリプリしてて。甘くて美味しい」
「甘い?」
クク様は、フォークも持たずに、ワタシ達の食べるのを見ているだけだったけど、ワタシの感想に驚いたように聞いてきた。
「これは、海に棲む海老と貝とネギを炒めたもので甘辛な味付けになっています。フーが、甘いと言ったのは、海老の身の味の事ですね。肉厚で歯ごたえがあるエビでとても美味しいという人が多いものです」
先生の説明を聞いて、クク様がフォークを手に取り、炒め物のエビを刺して、じっくりと見たり匂いを嗅いだりして、少し顔をしかめながら口の中に入れた。
「!、何だこれは?熱いと思ったが、噛めば何だか、不思議な感じが混じる…嫌ではないな…」
「失礼ですが、クク様は、食事をなさったことはおありで?」
神父様が、クク様の食べるのを見て口を開いた。
「初めてだ。だが、地上のモノは、食べないと生きていけないと知っている『美味しい物』を求めて冒険をするモノも居ると聞いたことがある。この食べ物をフーは『美味しい』と言った『美味しい』とは、こういうものなのか?」
「いえ、人それぞれ味覚が違いますから、美味しいと感じる味付けも皆異なります。ですので、食べてみて好きだと思ったら、それが、クク様にとって、美味しい物ということです」
「ん~、何やら難しいな」
「他の料理を説明しますね。この焼き魚は、チャービルやキノコをみじん切りにし、炒めて味付けしたものをお腹に詰めて焼いた鱒です。大きな骨は取ってありますが、小骨があるので気を付けてください。こちらの串は、巻き貝を取り出し串に刺して焼いたものです。コリコリとした食感ですよ。そして、この塊肉は、タイムとマスタードと塩をまぶしたウサギ肉で時間をかけて焼いたものですね。切り分けますから、召し上がってみてください。」
先生が屋台で貰ってきた物の説明をしながらクク様に取り分けた。
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