【完結】王太子は、婚約者の愛を得られるか

本編の補足と後日談の番外編

あとがき【本編ネタバレあります】

　
　この度は、『王太子は、婚約者の愛を得られるか』を最後までお読み頂きありがとうございます。

　このお話は、前作『大好きな貴方、婚約を解消しましょう』のスピンオフとして生まれました。

　シリアスなお話の中、ある種の清涼剤(？)的存在だった【side 隣国の公爵】に出て来る王太子を好んで下さった方がいらっしゃって、王太子の話を読みたいと仰って下さった事がきっかけで構想を開始しました。

　私自身、「あのキャラの話が読みたい！」というリクエストがあればお応えしたいという思っているので楽しく書かせて頂きました。
　作品同士のリンクも好きなのです。

　今回オウタイーシ君を執筆していくにつれ、どうせなら楽しい話にしよう。「読んで下さった方が一話に一度、クスリと笑って貰えたら」と思いながら書いていたので、お楽しみ頂けたなら作者としてこの上ない喜びでございます。


　ちなみに、一話目は前作のあとすぐに書けていましたが、その数日後、前作の【and if…】を執筆したのです。
【and  if…】は本来ならこちらに組み込む予定でしたが、雰囲気が全く異なる為前作に組み込みました。
　今となってはあちらに持って行って正解だったなと思っています。


　↓↓今回のメインキャラの名前紹介です↓↓

　王太子【オスカー・アーウィン・ファレル】

　Irwin〈アーウィン〉イノシシ
　Oscar〈オスカー〉愛する人へ

　婚約者【ヴァレリア・ロックハート】

　Valeria〈ヴァレリア〉強い、勇敢な、健康的な



　オウタイーシ君の名前はどちらにするか、で悩み、結局両方採用しました。
　ある意味で真っ直ぐで、猪突猛進な彼になったのかな、と思います（笑）



　さて、このお話、タイトルが「王太子は、婚約者の愛を得られるか」でしたので、愛を得られて本編完結。
　国王となったので完全完結となります。
　ちょっと頼りなさげな彼ですが、これからも周りに振り回されながら楽しく国を治めていくんだろうなぁと思っています。

　この世界のお話は終了しますが、またいつか、どこかで彼らに会えたらいいなぁと思いながら。


　皆さまにもまた、次回作(未定)でお会いできる事を願って、後書きとさせて頂きます。

　それでは(｀･ω･´)ゞ



　凛蓮月