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3人のキメラサキュバスを好きに襲ってみた(ドラコー編)★

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「なぁー、ご主人。いつになったらここ出られんだよー」

「最後にドラコーの安全性を確認したらだな……」

 広い隔離室。生み出された生体兵器の戦闘能力を確認するためにそこそこの空間を持つのだが、だからといって何がどうしたというわけでもない。暇、ただ暇。
 あとはドラコーを屈服させれば出られるんだろうが、俺は体力回復中というわけだ。自動で運ばれてきた飯を食い、何の餞別か送られてきたタオルでクラーケンの粘液を拭きとった。体力回復中なので暇。やることもなにもない。

 しかしタオルが来たということは、モニタールームの奴ら、俺とキメラサキュバス達の情事を見てシコってんじゃねぇの?
 このサキュバス達は俺のだから、絶対にお前らに触らせねー。脱走計画も余裕がある時にきちんと考えとかないとな。

「あとはドラコーか……」

「何だよご主人、オレの顔をじっと見て。惚れたか?」

 ヘルハウンドとクラーケンはもう俺にべったりなんだが、ドラコーはちょっと強情だなぁ。彼女を心の底から屈服させるには骨が折れそうだ。下半身の蛇腹で締め付けられたら、マジで骨折れるんじゃねぇのか。コワイ。

「ドラコーは、どんなセックスで俺に屈服されたい?」

「なっ、ななっ!? そんなことを、どストレートに聞くんじゃねぇ!? ……うぅっ。オレの特性媚薬毒をたっぷり流し込んで、お互いに死ぬくらい気持ちよく屈服したいんだよ……! オナニーし過ぎで疼いてるんだから、きちんと責任射精しろ♡」

「媚薬毒……」

「クソッ! なんで屈従の仕方を、人間のオスなんかに言わなきゃなんねぇんだ! ……あぁ、ご主人。ご主人が強いってこと、早く知りたいよぉ……♡」

 媚薬毒って。なんて危険なセックスの考え方するんだコイツ。蛇とコウモリとサキュバスの、ドラゴンみたいなキメラだもんね。そりゃ凶暴か。
 アメジスト色の紫の長い髪と爬虫類みたいに細い目に、アクション映画の女スパイを思わせる端正な顔立ち。背中には翼が生えていて、下半身は蛇のように尻尾で、その姿全体はまさしく古い絵画に描かれている怪物だ。

 体はキメラサキュバス達3人の中で一番豊満なバストを持ち、腰は美しくくびれて、尻にも柔肉がたっぷりのっている。ゲームに出てくる魔王第二形態とかそんな感じかな、コイツの見た目は。

「しかし、俺の体がなんか変な感じするんだよな……」

 確かめるように呟く。
 ヘルハウンドやクラーケンと交わった時、粘膜接触で彼女達の唾液や粘液を取り込んだからか? 大量に射精できるし、いくら射精しても萎えないし、今ならドラコーを難なく組み敷いてしまえるような気がする。インキュバス化感染とか、そんな感じの現象だろうか。

 うん、いける。十分休憩はしたし、じゃあドラコーを襲ってみようか。

「ドラコー、こっちへ来て少しかがんでじっとしてろ」

「ん? なにー? オレを屈服させてくれるのかい? クククッ」

 しゅるしゅると長いか半身を器用にくねらせ、俺の前まで来て目線の高さを合わせてくれた。
 俺は、彼女の頬にそっと手を当ててキスをしようとする。が、手を伸ばした時点でドラコーが俺の口に吸いついてきた。

「んー♡」

「むぅ!?」

「んー♡ んむ♡ ぷはっ。待ってたぜご主人。サキュバスに人間は勝てないってこと、たっぷりと教えてやるよ……! あむん!?♡」

 上気して満足気になってたので、言葉の途中でその口を唇で塞いでやる。舌で彼女の唇を舐めると、おずおずと開いて細く長い舌が俺の口の中に入ってきた。蛇らしく、可愛く二股に別れた舌をしてんな。ちゅるちゅるとこそばゆくて気持ちいい。

「んちゅる、ちゅる♡ ちゅぱっ、はぁ、はぁ……♡ あむっ♡ んちゅー、ごしゅじんー♡」

「ドラコー、可愛いぞ……。言葉使い荒いのに、好意の時にはこんなにも大人しくなるんだな」

「だって、ご主人の匂いなんか好きなんだ。部屋に入る前と少し変わった?」

 すんすんと匂いを確かめながら、ドラコーはさらに姿勢を低くして俺の胸板に顔をうずめるようにしてくる。可愛らしく尻尾の先は俺の右足の先に巻き付いて、もう逃がさないぞと示してくる。逃げるつもりもない。

「なぁ、ご主人。媚薬毒入れさせろ♡ そして思いっきりオレを襲え♡ つよいご主人は、媚薬毒なんかでアヘアヘにならないよな?」

 ドラコーは胸から顔を離し、ニヤニヤと俺の顔を下から覗き込んでくる。
 ドラコーは元々、体内で自由に毒を生成できる調整をしてたか。サキュバス遺伝子交じりだし、媚薬なんて作るの簡単だろう。

 よし。自信もあるし、最後の一人を屈服させるためにやるか。

「いいぞ? ドラコー、もうダメになるってくらい精子注ぎ込んでやるからな」

「あぁ、うれしいぜご主人。ご主人、ご主人……♡ チロチロ……♡」

 ドラコーが俺を抱きしめ、俺の硬い胸とドラコーの柔らかく大きな乳房が押し合う。柔らかくて揉みごたえがありそうだ。行為の時はさぞ、ばるんばるんと激しく揺れるのだろう。
 そして彼女は口元を俺の首筋に持ってきて、そこを細い舌で何度も舐める。

 ぷつっ。

 首に痛みが走った。俺を殺すなとは命令しているから、生物を殺すような毒は送り込まないはず。
 蛇らしく彼女の牙の中にある細い管を通り、何かがじんわりと俺の体に入ってくる感じがする。もう首筋が熱い。熱い、熱い……熱い!

「これでいいぜ。さぁ、オレの肢体を思う存分――」

「ドラコー!」

「やぁん♡」

 気が付くと俺はドラコーの両肩をがっと掴んで後ろに倒していた。勢いの調整なんか、もう考えられなかった。彼女の長い尻尾の一部が柔らかいベッドになる。

 俺は無我夢中でドラコーの右胸にむしゃぶりつく。そして右手で左胸を激しく揉みしだく。
 思考能力は無い。ただ、彼女を気持ちよくして、俺が気持ち良くなること。それとドラコーというメスを俺というオスのものにすること。それくらいしか頭にない。

「んくっ♡ はぅ、強いぜご主人……♡ おっぱいから、媚薬毒入りの母乳を分泌してやろうか? ハハッ♡」

 ドラコーの大きなバストの頂点で小さくぷくりとたった乳首から、甘い液体が出てくる。甘い、ハチミツとかの比じゃない。砂糖、甘味料、化学物質、いろんなものをごちゃまぜにして凝縮したような甘さだ。
 俺は夢中で乳を吸い、その分泌された液体をごくごくと飲む。まるで授乳。

「ああっ♡ ご主人、赤ちゃんじゃねぇか♡ そうだぞー、いっぱい媚薬毒飲んでアソコでっかくさせて、オレを自分のモノにしようなー♡

「じゅるるっ! ごく、ごきゅ、ごくん!」

「やんっ♡ できなかったら、クハッ♡ 壊れたご主人を、オレのモノにしてやる……♡ どっちがセックスペットになるか勝負だ♡」

 油断していた。媚薬毒がこんなにも強力なものだとは思わなかった。
 思う存分に媚薬毒母乳を堪能した俺は、もはや人のものとは思えない獣のような荒い呼吸をしながら、剛直をドラコーの女性器に突き入れた。

「ああっ、きたぁ♡ ご主人、オレが搾り取ってやるからな♡ オレの中も媚薬で――ぐあっ♡ はなしの、とちゅうに腰ふるなぁ♡」

 うまく思考がまとまらない。ドラコーの中が気持ち良すぎる。
 太くなったペニスはドラコーの媚薬毒成分の愛液がたっぷりの中を突き進み、乱暴に子宮口を突く。そして抜く時は破裂しそうなほど膨らんだカリ首で、ぶつぶつの膣壁になぞられながら戻る。

 出ていく前にドラコーの膣はぎゅっと締まり、また緩やかになった途端に俺は腰を思いっきり叩きつけてストローク運動を行う。

「がっ! おっ! おがっ、あ!」

「あはっ♡ 媚薬だらけで頭壊れたご主人♡ ほら、まだオレは負けてないぞ? 子宮口が弱点だから、んあっ♡ 上手にサキュバス退治してくれよ……♡ やんっ♡」

「があああぁ!! おお!!」

 ばちゅんばちゅんばちゅん、ばちゅっばちゅっばちゅ。

 淫乱どころか、何かを壊しているような乱暴にさえ思えてくる音が響く。怒声みたいな俺の喘ぎ声に加え、ドラコーの艶やかな喘ぎ声も混ざってくる。
 それでも俺の頭は精液をドラコーに注ぎ込んで子孫を残すことだけを考えていて、音という存在などどうでもよくなっていた。

「がああぁ! ごあっ! あっ、あああ!」

 びゅぐうるっるうるうぅう!! びゅーううぅぅうぅ! びゅーっ! びゅーっ!

「あははははぁ♡ そうだっ、赤ちゃんの部屋にきちんと先っぽ押し付けて、全力で射精しろっ♡ ご主人とだったら、赤ちゃん作ってもいいぜ……♡ 赤ちゃん汁、もっと出してオレを愛せ……♡」

 赤ちゃんを作る。その言葉に微かに反応した俺は、射精しながら腰を激しく振り、射精が終わっても振るい続ける。さすがにドラコーも余裕がなくなったようだ。

「んひっ♡ んっぎゃっ♡ はぁ♡ ごしゅじんつよいぞ♡ おれもごしゅじんすきだからっ、こうしてやるよ……♡ もっとオレに狂え。オレに捧げてくれ♡」

 がぶり、とドラコーは俺の首筋にもう一度噛みついた。

 また媚薬毒を流し込まれたのかと心のどこかで思ったが、より熱くなった熱が頭まで達した瞬間、俺の思考は飛んだ。

「わあぁああぁあ゛っ! どらこおおおっ、どらこおぉぉおおお!」

「あっ♡ やべっ、いれすぎた……♡ うひぎゅっ!?♡ うごぉ♡ やめっ、とま♡ こわれうぅ゛っ!?♡ おなかごわれるぅ!♡」

 どらこー、きもちいいなら、おれのきもちいい。およめさんにしたい。

「ひぎゃっ♡ ぁ、あ、あっ♡ せーえきでてるっ♡ びゅーって、あたたかいぞ……♡ あぎゃあ♡ おいしすぎるときにぃっ、ごしふるなぁ゛っ♡ いぎゅっ♡ しぬ、じんじゃう!?♡ いぎひゅぎれ、しぬぅ゛♡ おっ、ごぉぉおおぉ♡」

 どらこーすき。へるはうんどすき。くらーけんすき。おれのおんな。

「おぉぉぉ゛っ♡ ずんずんっれ、くりゅう♡ むねもみながりゃこしふるなっ、らめ♡ んじゅっ!?♡ じゅううぅぅ♡ ぶはっ――んむっ♡ ちゅるずぢゅるるぅぅぅ♡ ぶは♡ めちゃくひゃ、しゅご♡ せっくすでひぬ♡ ひん、じゃぅ♡」

 おれだけのどらこー、すきー。あへがおできもちよさそう。おれもなんかさけんでいるけど、わかんない。すきー。

「お、おっ♡ とまりぇ♡ これいじょおむりっ♡ はぎゃ♡ んじゅるるぅる♡ ぶへあっ♡ しぬひぬ♡ いっ……ぎゅ、いぎゅいぎゅいぎゅうううううう♡」

 こしすごい。ふたりともびくんびくん。これすき。きもちいー、きもちい。

「あっへぇ゛っ♡ おあっ♡ おっぱい、ちゅよくひゅうにゃあ♡ すわれれ、いぐっ♡ いっぐ♡ おぁ♡ おっ、お゛っ!♡ こしとまんな゛っ♡ いぐっ♡」

 そのままこしふって、きもちよくなって、あいして、それから――。

 それから――。

 ――。



 俺がぱちりと目を覚まして、ずっしりと重く感じる上半身を上げた時、目の前には体中が白濁と紫の媚薬毒だらけになってぐでりと倒れているドラコーの姿があった。
 え、大丈夫これ? 死んでないよね? あっ、指動いているから死んでないわ。

 ていうか、あれだけ頭おかしくなった俺もよく生きてたもんだ。何度か握りこぶしを作ってみて、感触と思考があることに安堵する。

「ご主人とドラコー、すごすぎましたの……」

「ぐるぐるしっぽまきついて、ずっと腰振りすごい」

 少々怯えたような目でヘルハウンドとクラーケンはこちらを見ていた。どんだけ激しくやったんだよ。目の前で死にそうになってるドラコーの惨状を見ればわかるが。

 さて、これでドラコー、ヘルハウンド、クラーケンが言うことを聞くという安全性や有用性は示せたと思う。上層部はもうじきで俺たちをここから出すだろう。
 そうなったらこいつらと一緒に脱走してやる。誰がこんな美女たちを汚い上層部なんかに渡すものか。この3人は、全員俺の愛しいセックスペットだ。

 ドラコーの体力が回復して何度か食事が運ばれてきた後、ついにこの隔離ルームを出る時がやってきた。

 そして――。
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