1,687 / 1,861
驕った創造主
PHASE-1687【レッサーですらない】
しおりを挟む
「見ろ。騎鳥隊として何を思ってここに来たのかをまともに口にする事もなく虚言を吐き、こちらを悪と認定する。不条理この上ないコイツ等こそ悪と判断するべきだな」
ソドンバアムのもっともな発言に私兵達も首肯。
そっちの騎鳥隊隊長が先に抜いたのだからと、手にした槍の穂先をこちらへと全方位から向けてくる。
「残念だ冒険者。演舞の時には良い関係が築けると思ったんだがな」
「ここに来るまでにも言われましたよ」
「そうか……」
おっと。声のトーンが下がったな。
「命は奪っていないので」
「そうか!」
喜んでくれて何より。
仲間思いの良い人物ではあると思うんだよな。ソドンバアムって。
「話し合いでなんとかなりませんかね?」
「ここへと侵入した者達と話し合いだけで解決するというのは流石に無理があるだろう」
「そうですか。では――」
「戦わないとな。護衛や防衛。そして侵入者を撃退するってのが俺たち私兵の仕事。それで良い給金をもらってんだからよ」
言えばソドンバアムがショートソードの柄に手を添えて、次には抜剣。
切っ先をこちらへと向けてくれば、
「撃退せよ。相手は同胞に手心を加えてくれたようだが、俺たちは加減をする必要はない。抵抗するのならば命を奪う事もやむなし!」
「「「「オウッ!!!!」」」」
「気合い入ってんな」
「士気の高い者達は総じて強い」
「だな。ならその士気ってのをへし折ってやろうぜ」
「無論だ」
隊伍を組みつつ俺とベルが先頭に立つ。
「おいおい……。舞姫を前に出すのか――いや、ここへと来ている時点で、麗しき舞姫も妖艶に踊るだけの存在じゃないんだろうな」
「試してみるといい」
「試すなら剣戟じゃなく寝室がいいんだけどな」
「不敬不遜だなソドンバアム!」
「横からしゃしゃるなよルーフェンス」
「騎鳥隊の恥は騎鳥隊が解決する!」
俺とベルよりも更に前へと出るルーフェンスさん。
「リレントレス・アウルもいない状態で何をほざいているんだか。騎鳥隊は空を制してこそだろうに」
「それはお前も一緒だろう」
「一緒じゃねえよ」
そう言ってソドンバアムは拇指と食指で輪を作ってから咥える。
ピィィィィィ――と、円形闘技場に響く指笛。
天井のある円形闘技場内を指笛が反響すれば、
「ギィィィィィィィ」
建て付けの悪いドアの開閉音のような嗄声が、指笛の音と入れ替わるように場に反響する。
次には、
「また随分とへんてこなのが出てきたな……」
「変なのとはひどいな冒険者。レッサーワイバーンだ」
「どこが!」
何処をどう見たらワイバーンなんだよ。
レッサーって頭についているから、亜種だったりワンランク下の扱いで見たとしても――、
「無理がある。ワイバーンはふかしすぎだ」
「そうか? 飛行能力ならリレントレス・アウルに引けを取らないんだぞコイツは」
この一言にルーフェンスさんはこめかみに血管を浮き上がらせる。
血管内をワームが移動しているかのように激しく脈動させていた。
怒りの視線もどこ吹く風とばかりに、指笛に従ったレッサーワイバーンと呼称した生物の中心部分に設けてある鞍へと腰を落とす。
主が乗りやすいように蜷局を巻く姿は完全に蛇。
ワイバーンと違って前脚も無ければ後脚もない。
灰色の鱗を持った大蛇に、同色からなるコウモリの羽をくっつけた生物だった。
「どういった生物を合成したんです?」
「ルーフェンスと違って冒険者は冷静そのものだな。それだけ場数を踏んでいるってことでもあるんだろう。面構えも違う」
「どうも」
「俺も詳しくは知らんが、毒蛇のキングリンカルスってのと、吸血大コウモリのマレ・リリアックってのから創り出したそうだ」
毒蛇と吸血大コウモリか。
主には従順みたいだけど、対峙する俺たちは敵視しているようで、蜷局を巻いたまま鎌首を上げれば、首の部分のフードをコブラのように広げ、大きく口を開いて威嚇。
上顎には弧を描いたナイフサイズの牙が二本。
攻撃性が高い大型の合成獣自体も脅威だ。
「ルーフェンスさんは他の私兵の相手をお願いします」
「嫌です」
「あ、はい……」
「騎鳥もしていないのに挑もうとするのは蛮勇。冒険者の冷静さがお前には必要だぞルーフェンス」
「黙れソドンバアム!」
手にした剣を左手に持ち替え、右手には背負っていた手槍を握る。
そして穂先を対象へと向けて助走をつけてからの――投擲。
空中から手槍を投げるのが戦闘スタイルということもあってか技量は卓抜。
槍は風切り音を発しながら勢いよくソドンバアムへと飛んでいく。
「怖い怖い」
余裕ある発言で手綱を引けば、蜷局を巻いた尾だけを伸ばし、飛んでくる手槍を簡単にはたき落とす。
「どうだ。リレントレス・アウルでは出来ない芸当だろう」
「ぬかせ!」
怒りにまかせて右手に剣を持てば、そのまま勢いよく突っ込んでいく。
やれやれとばかりに肩を竦めながらもソドンバアムが手綱を軽く振り、それを合図にコウモリの羽を羽ばたかせる。
突風を受けて駆ける勢いが削がれるも、それでも前へと突き進むルーフェンスさん。
「昔のよしみで俺が手ずから仕留めてやる」
「こっちの台詞だソドンバアム!」
宙へと舞う羽のついた大蛇。
「よっし! 皆、撃退開始だ! ただし舞姫だけは傷をつけないように! 舞姫も戦うつもりのようだが、こちらは危害を与えることなく拘束だけに専念せよ!」
「自分たちが良い思いをしたいっていう下心からの考えなら無理な話ですよ」
「違うさ冒険者。システトル殿の情婦に手をつけたとなれば、こちらがこの領地で生きていけない。舞姫を安全に保護するだけだ」
「へ~真っ当ですね」
「真っ当だっての」
ソドンバアムの今の発言からして、製造所内で老公を含めたお偉いさん達が襲われていた事を本当に知らないようだ。
モーリスのおっさんたち同様、ここの私兵達もカイメラにいい様に使われているだけのようだな。
ソドンバアムのもっともな発言に私兵達も首肯。
そっちの騎鳥隊隊長が先に抜いたのだからと、手にした槍の穂先をこちらへと全方位から向けてくる。
「残念だ冒険者。演舞の時には良い関係が築けると思ったんだがな」
「ここに来るまでにも言われましたよ」
「そうか……」
おっと。声のトーンが下がったな。
「命は奪っていないので」
「そうか!」
喜んでくれて何より。
仲間思いの良い人物ではあると思うんだよな。ソドンバアムって。
「話し合いでなんとかなりませんかね?」
「ここへと侵入した者達と話し合いだけで解決するというのは流石に無理があるだろう」
「そうですか。では――」
「戦わないとな。護衛や防衛。そして侵入者を撃退するってのが俺たち私兵の仕事。それで良い給金をもらってんだからよ」
言えばソドンバアムがショートソードの柄に手を添えて、次には抜剣。
切っ先をこちらへと向けてくれば、
「撃退せよ。相手は同胞に手心を加えてくれたようだが、俺たちは加減をする必要はない。抵抗するのならば命を奪う事もやむなし!」
「「「「オウッ!!!!」」」」
「気合い入ってんな」
「士気の高い者達は総じて強い」
「だな。ならその士気ってのをへし折ってやろうぜ」
「無論だ」
隊伍を組みつつ俺とベルが先頭に立つ。
「おいおい……。舞姫を前に出すのか――いや、ここへと来ている時点で、麗しき舞姫も妖艶に踊るだけの存在じゃないんだろうな」
「試してみるといい」
「試すなら剣戟じゃなく寝室がいいんだけどな」
「不敬不遜だなソドンバアム!」
「横からしゃしゃるなよルーフェンス」
「騎鳥隊の恥は騎鳥隊が解決する!」
俺とベルよりも更に前へと出るルーフェンスさん。
「リレントレス・アウルもいない状態で何をほざいているんだか。騎鳥隊は空を制してこそだろうに」
「それはお前も一緒だろう」
「一緒じゃねえよ」
そう言ってソドンバアムは拇指と食指で輪を作ってから咥える。
ピィィィィィ――と、円形闘技場に響く指笛。
天井のある円形闘技場内を指笛が反響すれば、
「ギィィィィィィィ」
建て付けの悪いドアの開閉音のような嗄声が、指笛の音と入れ替わるように場に反響する。
次には、
「また随分とへんてこなのが出てきたな……」
「変なのとはひどいな冒険者。レッサーワイバーンだ」
「どこが!」
何処をどう見たらワイバーンなんだよ。
レッサーって頭についているから、亜種だったりワンランク下の扱いで見たとしても――、
「無理がある。ワイバーンはふかしすぎだ」
「そうか? 飛行能力ならリレントレス・アウルに引けを取らないんだぞコイツは」
この一言にルーフェンスさんはこめかみに血管を浮き上がらせる。
血管内をワームが移動しているかのように激しく脈動させていた。
怒りの視線もどこ吹く風とばかりに、指笛に従ったレッサーワイバーンと呼称した生物の中心部分に設けてある鞍へと腰を落とす。
主が乗りやすいように蜷局を巻く姿は完全に蛇。
ワイバーンと違って前脚も無ければ後脚もない。
灰色の鱗を持った大蛇に、同色からなるコウモリの羽をくっつけた生物だった。
「どういった生物を合成したんです?」
「ルーフェンスと違って冒険者は冷静そのものだな。それだけ場数を踏んでいるってことでもあるんだろう。面構えも違う」
「どうも」
「俺も詳しくは知らんが、毒蛇のキングリンカルスってのと、吸血大コウモリのマレ・リリアックってのから創り出したそうだ」
毒蛇と吸血大コウモリか。
主には従順みたいだけど、対峙する俺たちは敵視しているようで、蜷局を巻いたまま鎌首を上げれば、首の部分のフードをコブラのように広げ、大きく口を開いて威嚇。
上顎には弧を描いたナイフサイズの牙が二本。
攻撃性が高い大型の合成獣自体も脅威だ。
「ルーフェンスさんは他の私兵の相手をお願いします」
「嫌です」
「あ、はい……」
「騎鳥もしていないのに挑もうとするのは蛮勇。冒険者の冷静さがお前には必要だぞルーフェンス」
「黙れソドンバアム!」
手にした剣を左手に持ち替え、右手には背負っていた手槍を握る。
そして穂先を対象へと向けて助走をつけてからの――投擲。
空中から手槍を投げるのが戦闘スタイルということもあってか技量は卓抜。
槍は風切り音を発しながら勢いよくソドンバアムへと飛んでいく。
「怖い怖い」
余裕ある発言で手綱を引けば、蜷局を巻いた尾だけを伸ばし、飛んでくる手槍を簡単にはたき落とす。
「どうだ。リレントレス・アウルでは出来ない芸当だろう」
「ぬかせ!」
怒りにまかせて右手に剣を持てば、そのまま勢いよく突っ込んでいく。
やれやれとばかりに肩を竦めながらもソドンバアムが手綱を軽く振り、それを合図にコウモリの羽を羽ばたかせる。
突風を受けて駆ける勢いが削がれるも、それでも前へと突き進むルーフェンスさん。
「昔のよしみで俺が手ずから仕留めてやる」
「こっちの台詞だソドンバアム!」
宙へと舞う羽のついた大蛇。
「よっし! 皆、撃退開始だ! ただし舞姫だけは傷をつけないように! 舞姫も戦うつもりのようだが、こちらは危害を与えることなく拘束だけに専念せよ!」
「自分たちが良い思いをしたいっていう下心からの考えなら無理な話ですよ」
「違うさ冒険者。システトル殿の情婦に手をつけたとなれば、こちらがこの領地で生きていけない。舞姫を安全に保護するだけだ」
「へ~真っ当ですね」
「真っ当だっての」
ソドンバアムの今の発言からして、製造所内で老公を含めたお偉いさん達が襲われていた事を本当に知らないようだ。
モーリスのおっさんたち同様、ここの私兵達もカイメラにいい様に使われているだけのようだな。
2
あなたにおすすめの小説
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
貧弱の英雄
カタナヅキ
ファンタジー
この世界では誰もが生まれた時から「異能」と「レベル」呼ばれる能力を身に付けており、人々はレベルを上げて自分の能力を磨き、それに適した職業に就くのが当たり前だった。しかし、山奥で捨てられていたところを狩人に拾われ、後に「ナイ」と名付けられた少年は「貧弱」という異能の中でも異質な能力を身に付けていた。
貧弱の能力の効果は日付が変更される度に強制的にレベルがリセットされてしまい、生まれた時からナイは「レベル1」だった。どれだけ努力してレベルを上げようと日付変わる度にレベル1に戻ってしまい、レベルで上がった分の能力が低下してしまう。
自分の貧弱の技能に悲観する彼だったが、ある時にレベルを上昇させるときに身に付ける「SP」の存在を知る。これを使用すれば「技能」と呼ばれる様々な技術を身に付ける事を知り、レベルが毎日のようにリセットされる事を逆に利用して彼はSPを溜めて数々の技能を身に付け、落ちこぼれと呼んだ者達を見返すため、底辺から成り上がる――
※修正要請のコメントは対処後に削除します。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
冷遇された聖女の結末
菜花
恋愛
異世界を救う聖女だと冷遇された毛利ラナ。けれど魔力慣らしの旅に出た途端に豹変する同行者達。彼らは同行者の一人のセレスティアを称えラナを貶める。知り合いもいない世界で心がすり減っていくラナ。彼女の迎える結末は――。
本編にプラスしていくつかのifルートがある長編。
カクヨムにも同じ作品を投稿しています。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる