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出張
PHASE-06
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「どの様な子供たちでした?」
諸手を顔からどかして、形貌と何処で出会ったかを聞いてきたので、金髪のおかっぱ、そばかすが目立つ頬に、上の前歯が一本ぬけて、城に続くアーチ橋の手前の区画にある庶民街であった事を伝えると、
「ファビアンさんの所の次男のセザール君か!」
マジか!? 不死王さん、あんたマジか! 間髪入れずに住民の名前をすらすらと口に出したよおい! これは慕われるはずだ。名君の中の名君だよ。
「ああ、川で溺れていたところを巡回中のガルエロン様がお助けになった」
「兄のレイナルド君が落ち着いて助けを求めてましたな」
「焦燥に駆られることなく落ち着いた救援要請は見事でした」
幹部のワイトさん、吸血鬼さん、それに継いで幽霊兵の指揮官であろう、体が半透明な姿をした最上位幽霊長さんが継ぐ。
方々も住民の名前とか全部知っているみたい…………。
この名君に名臣ありだ。
「決めましたよ。ラゼン殿。ニーズィー殿。ピート殿」
名を呼びつつ強い眼力で一人一人に目を合わせていく不死王さん。周囲の幹部の方々もそれに合わせて来るもんだから、容姿も相まって怖いものがある。
「このアルト・ヴォールを、住民が住みよいものへと改修します」
「ならば、すぐに取りかかりましょう」
おい、大公様よ……。あなた対勇者の街作りに躍起になってたのに、何処まで統治者に心酔してるのか知らないけども、簡単に考えが覆ったな。
――まずは、全ての堀周りに住民が落下して大事にならないように手すりを作っていく事を指示し、もし落下して溺れても直ぐに救助を行えるように、水中で活動するアンデットの方々を配置。
勇者を襲わせるためのヴェノムトードさん達のポジションは救助要員となった。
そして、対勇者御一行用には僕の城壁の強固案で手を打つとのことで、それを不死王さんが口にするや、大公様は〝妙案です〟って納得。言う人物が違うと、こうなるんだね……。
戦史学は頼りにならない。それが今回、僕が学んだ事かもしれない。いや、優秀ではあるんだろうけども、なんか残念なイメージが植え付けられてしまったような気がしないでもない。
――――古都の空がオレンジ色に染まる。山脈の頂上にはまだ雪が残っていて、吹き下ろしが心地のいい納涼を体に届けてくれる。
アーチ橋のから川に目を移せば、夕日が水面に映り、川が夕日と同じオレンジ色に支配されている幻想的な物になっていて、僕は橋の上で立ち止まってそれを眺め、振り向けば白亜の城がこれまたオレンジに染まり、まるで炎上しているかのようだった。
「帰ろうぜ」
大公様から解放されて、肩が軽くなったのか、カラカラと明るい笑顔を見せる整備長。
用意された宿泊先に早く帰って、夜の歓楽街へと早く出動したいそうだ。
「なんのための出張だよ。ここからがメイン!」
そのくらいのやる気を普段から見せてください。
スキップしながら先を行く整備長の後を、僕はゆっくりとした足取りでついていく。
――――ホテル・アージョ。
僕たちが利用する宿。
――と、言うと、偉そうなので、利用させてもらう宿と訂正。
古都において最高の宿泊所。正直、僕たちのような安定した公務員の給与では敷居の高いホテルである。
玄関前にある巨大な噴水は、水に恵まれた古都らしく、勢いよく水を噴き上げていて、下手な見せ物より見入ってしまう。
玄関側面のテラスでは、夕食前の宿泊客が優雅にホテル前の風景を眺めながら、談笑してお茶を楽しんでいる。
服装はオーダーメードであろうスーツやドレスに着飾られた紳士淑女。それを横目に灰色のヒッコリー素材のつなぎ姿の男が二人。
作業員丸出しの僕たちを目にした宿泊客は、なぜ作業員が堂々と玄関口から入ろうとしているのか? と、怪訝な表情。
悪い意味で浮いてて恥ずかしくてかなわない。
不死王さんの配慮で古都一のホテルを提供してもらったんだけど、正直、身の丈に合った宿泊所を用意していてほしかった……。
「ニーズィー・ブートガイ様。ピートマック・ウィザースプーン様でございますね?」
ボーイさんが近づき一礼。僕たちの手荷物を預かろうと手を伸ばす。
学生時代から愛用している帆布製の肩掛けカバン。所々の縫い目がほつれたボロなもの。
整備長のも似たようなもので、白地の鞄は使い込まれて、黄ばみも目立つ。
流石は古都随一のホテルというべきか、ボーイさん顔色変えないで僕たちの鞄を両肩に抱えると、
「では、案内します」
笑顔で返してきた。
周囲の宿泊客は、僕たちのやり取りを見て、僕たちが客だという事に驚くと同時に何とも似合わない者達が泊まりに来たものだと、冷ややかな視線や、嘲笑する口角を向けてくる。
凝り固まった金持ちキライ。
悔しいけど、正直、敷居が高いのは理解出来ているので、睨み返すなんて出来ない小心者の僕は視線を落として目を合わさないようにする。
「お二人がご宿泊なされるのは、当ホテルにおきまして最上階にありますスイートでございます」
ボーイさん周囲に聞こえるように大きな声でそう告げるや、周囲の方々がざわめきたつ。
どおやら、僕たちに対する配慮をしてくれたようで、周囲にはこの二人はこのホテルにおいて一番のお客と喧伝し、僕たちに向ける視線が一気に各方向へと散らばっていった。
凝り固まった金持ちって、相手が自分の有するステータスを超えるステータスの持ち主だと理解すると、弱腰になるようだ。
「まったく。見てくれで判断しちゃいかんよ~。ねえ、ボーイさん」
これまた周囲に聞こえるように、強気な態度の整備長。城にいた時とは違う、勇者御一行や魔王軍(大公様の目の届かない)を前にした時の態度だ。
「お二人は、統治者である、ガルエロン様から預かる大事なお客人ですので」
整備長の悪乗りが移ったようにボーイさんが乗ってくるもんだから僕は恥ずかしい。
まさかの不死王さんの名前が出てきたもんだから、周囲の宿泊客はこれはまたどえらい方々が来たんもんだと、散らしていた視線を再び僕たちに向けてきた。
先ほどと違い、侮蔑のものでなく尊敬の眼差しである。
正直、これなら侮蔑なほうが良かった……。尊敬の眼差しは僕には荷が重い……。
「ささ、行きましょう」
いたたまれないので、僕は二人の背中を押しつつ、さっさと玄関からロビーへと高速移動。
そのままボーイさんに誘導されて、昇降機に乗せられる。
「やっと昇降機が使える」
最上階とか言ってたから、城みたいに螺旋階段を上り続けなければならないのかと億劫だったけど、これなら楽に上に移動出来る。便利な代物だ。城のは使用禁止だったけど。
大公様に対する怒りがこみ上げてくる。
「これも魔石が原動力だ。覚えとけ」
馬鹿にした口調。いいですね~。やっと整備長らしくなってきたじゃないですか。そのくらい知ってますよ。
褒美として、馬鹿にした視線で想いを届けてやった。
――昇降機ってなんか不思議な感じ。ふわっと体が浮いているような感覚にとらわれてしまう。
グライフ君に乗っている時のような、地に足がつかないようで妙に落ち着かない。便利だけど、早く最上階に着いてほしい。
――無言となった箱の中で、最上階まで運ばれる。
開かれると、眼前にはリビング。
直通タイプだ。お金持ちになった気分に捕らわれる。
「では、こちらがキーになります。外出から戻られ、部屋に入室するには、こちらに鍵を挿入して最上階のボタンを押していただければ大丈夫です。分からない事があればフロントに連絡を」
丁寧な説明と共に、鍵をおのおの手渡される。
「よろしければコネクティングルームに人を滞在させますが?」
掌をリビング横のドアに向けるボーイさん。
ここまで至れり尽くせりな対応なのに。これ以上、お付きの方や警備の方が滞在されたら申し訳ないので丁寧にお断り。
――室内の説明を終えて、ボーイさんが退出準備。
「チップは?」
「だな」
小声でやり取り。
年長者という自覚はあるようで、整備長がポケットからお金を取り出そうとすると、掌をすっと僕たちの方に向けて、動きを制止すると、
「ガルエロン様からいただいておりますので」
そう伝えると、出会った時と同じように丁寧な一礼を行って退出していった。
統治者もだし、この古都で働いてる人たちって、出来る人で構成されてるのかな?
匠だ、匠。
諸手を顔からどかして、形貌と何処で出会ったかを聞いてきたので、金髪のおかっぱ、そばかすが目立つ頬に、上の前歯が一本ぬけて、城に続くアーチ橋の手前の区画にある庶民街であった事を伝えると、
「ファビアンさんの所の次男のセザール君か!」
マジか!? 不死王さん、あんたマジか! 間髪入れずに住民の名前をすらすらと口に出したよおい! これは慕われるはずだ。名君の中の名君だよ。
「ああ、川で溺れていたところを巡回中のガルエロン様がお助けになった」
「兄のレイナルド君が落ち着いて助けを求めてましたな」
「焦燥に駆られることなく落ち着いた救援要請は見事でした」
幹部のワイトさん、吸血鬼さん、それに継いで幽霊兵の指揮官であろう、体が半透明な姿をした最上位幽霊長さんが継ぐ。
方々も住民の名前とか全部知っているみたい…………。
この名君に名臣ありだ。
「決めましたよ。ラゼン殿。ニーズィー殿。ピート殿」
名を呼びつつ強い眼力で一人一人に目を合わせていく不死王さん。周囲の幹部の方々もそれに合わせて来るもんだから、容姿も相まって怖いものがある。
「このアルト・ヴォールを、住民が住みよいものへと改修します」
「ならば、すぐに取りかかりましょう」
おい、大公様よ……。あなた対勇者の街作りに躍起になってたのに、何処まで統治者に心酔してるのか知らないけども、簡単に考えが覆ったな。
――まずは、全ての堀周りに住民が落下して大事にならないように手すりを作っていく事を指示し、もし落下して溺れても直ぐに救助を行えるように、水中で活動するアンデットの方々を配置。
勇者を襲わせるためのヴェノムトードさん達のポジションは救助要員となった。
そして、対勇者御一行用には僕の城壁の強固案で手を打つとのことで、それを不死王さんが口にするや、大公様は〝妙案です〟って納得。言う人物が違うと、こうなるんだね……。
戦史学は頼りにならない。それが今回、僕が学んだ事かもしれない。いや、優秀ではあるんだろうけども、なんか残念なイメージが植え付けられてしまったような気がしないでもない。
――――古都の空がオレンジ色に染まる。山脈の頂上にはまだ雪が残っていて、吹き下ろしが心地のいい納涼を体に届けてくれる。
アーチ橋のから川に目を移せば、夕日が水面に映り、川が夕日と同じオレンジ色に支配されている幻想的な物になっていて、僕は橋の上で立ち止まってそれを眺め、振り向けば白亜の城がこれまたオレンジに染まり、まるで炎上しているかのようだった。
「帰ろうぜ」
大公様から解放されて、肩が軽くなったのか、カラカラと明るい笑顔を見せる整備長。
用意された宿泊先に早く帰って、夜の歓楽街へと早く出動したいそうだ。
「なんのための出張だよ。ここからがメイン!」
そのくらいのやる気を普段から見せてください。
スキップしながら先を行く整備長の後を、僕はゆっくりとした足取りでついていく。
――――ホテル・アージョ。
僕たちが利用する宿。
――と、言うと、偉そうなので、利用させてもらう宿と訂正。
古都において最高の宿泊所。正直、僕たちのような安定した公務員の給与では敷居の高いホテルである。
玄関前にある巨大な噴水は、水に恵まれた古都らしく、勢いよく水を噴き上げていて、下手な見せ物より見入ってしまう。
玄関側面のテラスでは、夕食前の宿泊客が優雅にホテル前の風景を眺めながら、談笑してお茶を楽しんでいる。
服装はオーダーメードであろうスーツやドレスに着飾られた紳士淑女。それを横目に灰色のヒッコリー素材のつなぎ姿の男が二人。
作業員丸出しの僕たちを目にした宿泊客は、なぜ作業員が堂々と玄関口から入ろうとしているのか? と、怪訝な表情。
悪い意味で浮いてて恥ずかしくてかなわない。
不死王さんの配慮で古都一のホテルを提供してもらったんだけど、正直、身の丈に合った宿泊所を用意していてほしかった……。
「ニーズィー・ブートガイ様。ピートマック・ウィザースプーン様でございますね?」
ボーイさんが近づき一礼。僕たちの手荷物を預かろうと手を伸ばす。
学生時代から愛用している帆布製の肩掛けカバン。所々の縫い目がほつれたボロなもの。
整備長のも似たようなもので、白地の鞄は使い込まれて、黄ばみも目立つ。
流石は古都随一のホテルというべきか、ボーイさん顔色変えないで僕たちの鞄を両肩に抱えると、
「では、案内します」
笑顔で返してきた。
周囲の宿泊客は、僕たちのやり取りを見て、僕たちが客だという事に驚くと同時に何とも似合わない者達が泊まりに来たものだと、冷ややかな視線や、嘲笑する口角を向けてくる。
凝り固まった金持ちキライ。
悔しいけど、正直、敷居が高いのは理解出来ているので、睨み返すなんて出来ない小心者の僕は視線を落として目を合わさないようにする。
「お二人がご宿泊なされるのは、当ホテルにおきまして最上階にありますスイートでございます」
ボーイさん周囲に聞こえるように大きな声でそう告げるや、周囲の方々がざわめきたつ。
どおやら、僕たちに対する配慮をしてくれたようで、周囲にはこの二人はこのホテルにおいて一番のお客と喧伝し、僕たちに向ける視線が一気に各方向へと散らばっていった。
凝り固まった金持ちって、相手が自分の有するステータスを超えるステータスの持ち主だと理解すると、弱腰になるようだ。
「まったく。見てくれで判断しちゃいかんよ~。ねえ、ボーイさん」
これまた周囲に聞こえるように、強気な態度の整備長。城にいた時とは違う、勇者御一行や魔王軍(大公様の目の届かない)を前にした時の態度だ。
「お二人は、統治者である、ガルエロン様から預かる大事なお客人ですので」
整備長の悪乗りが移ったようにボーイさんが乗ってくるもんだから僕は恥ずかしい。
まさかの不死王さんの名前が出てきたもんだから、周囲の宿泊客はこれはまたどえらい方々が来たんもんだと、散らしていた視線を再び僕たちに向けてきた。
先ほどと違い、侮蔑のものでなく尊敬の眼差しである。
正直、これなら侮蔑なほうが良かった……。尊敬の眼差しは僕には荷が重い……。
「ささ、行きましょう」
いたたまれないので、僕は二人の背中を押しつつ、さっさと玄関からロビーへと高速移動。
そのままボーイさんに誘導されて、昇降機に乗せられる。
「やっと昇降機が使える」
最上階とか言ってたから、城みたいに螺旋階段を上り続けなければならないのかと億劫だったけど、これなら楽に上に移動出来る。便利な代物だ。城のは使用禁止だったけど。
大公様に対する怒りがこみ上げてくる。
「これも魔石が原動力だ。覚えとけ」
馬鹿にした口調。いいですね~。やっと整備長らしくなってきたじゃないですか。そのくらい知ってますよ。
褒美として、馬鹿にした視線で想いを届けてやった。
――昇降機ってなんか不思議な感じ。ふわっと体が浮いているような感覚にとらわれてしまう。
グライフ君に乗っている時のような、地に足がつかないようで妙に落ち着かない。便利だけど、早く最上階に着いてほしい。
――無言となった箱の中で、最上階まで運ばれる。
開かれると、眼前にはリビング。
直通タイプだ。お金持ちになった気分に捕らわれる。
「では、こちらがキーになります。外出から戻られ、部屋に入室するには、こちらに鍵を挿入して最上階のボタンを押していただければ大丈夫です。分からない事があればフロントに連絡を」
丁寧な説明と共に、鍵をおのおの手渡される。
「よろしければコネクティングルームに人を滞在させますが?」
掌をリビング横のドアに向けるボーイさん。
ここまで至れり尽くせりな対応なのに。これ以上、お付きの方や警備の方が滞在されたら申し訳ないので丁寧にお断り。
――室内の説明を終えて、ボーイさんが退出準備。
「チップは?」
「だな」
小声でやり取り。
年長者という自覚はあるようで、整備長がポケットからお金を取り出そうとすると、掌をすっと僕たちの方に向けて、動きを制止すると、
「ガルエロン様からいただいておりますので」
そう伝えると、出会った時と同じように丁寧な一礼を行って退出していった。
統治者もだし、この古都で働いてる人たちって、出来る人で構成されてるのかな?
匠だ、匠。
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