26 / 604
王都の休日
PHASE-01
しおりを挟む
本日は楽しき休日。
多層型共同住宅の二階に僕が居住する部屋がある。体一つ分しかないベランダに置いているサボテンに、片手で楽に持てるトタン製の如雨露で、水をやるのが朝の日課。
古都のホテルでのキングサイズベッドの安眠が原因で、出張から戻ってきたその日の夜は硬いベッドで寝付くのに苦労してしまったけども、次の日にはいつものベッドになれて熟睡。
庶民の力、恐るべしである。
背伸びをしつつ、すぐ下の細道に目を向ければ、軽快な足取りのおじさんが右手に持つパンを食べながら、目抜き通りを目指している。
「古都では占拠四十周年祭とかふざけた名前だったけ――」
出張が原因で、大公様が描かれてる硬貨を見つめると、納得のいかない感情がわき上がってきてしまう。
「まっ、いいさ! 今日は、祭りだ」
楽しみにしていたからか、ついつい一人なのに呟いてしまう。
この王都が誕生しての四十周年祭だ。古都の祭りから十九日おくれてのお祭り。
先代の王様や一族の方々が、古都から避難して、三日後に古都が陥落。
二十二日間かけて、ここに落ち延び、都と定めてから今日で四十年目。
古都の祭りも華やかだったけど、世界の中心であるこのノイ・ヴォールはそれ以上だ。
楽しもう。一人祭りだけども……。彼女とかいたら楽しいんだろうな……。
ダメ元でロールさんを誘おうと思ったけども、それを口にする勇気が僕にはなく、
局からの、仕事終わりの帰り道では、すでに如何に一人で祭りを楽しむかを考えていた負け犬の姿がそこにはあったんだ……。
でも、良いじゃないか! おいしい物を出してる屋台もいっぱい出てるだろうし、旅芸人の催し物も見るぞ。
夕方には野外演劇もあるし、楽しみだ。
――お! 一階が騒がしくなってきた。
いつもの休日は、この喧噪さで目を覚ますけど、今日は祭りとあって、目が早く覚めたからね。
――さて、どうする。
荷役作業用の業者さんから安くで売ってもらった、黒地のカーゴパンツに白地のシャツとありふれた色合いの普段着に着替えてから、部屋を出て、一階に続く階段を降りつつ腕組み。
朝ご飯は食べたい。正直、お腹が悲鳴をあげはじめてるし、安くておいしい物を提供してくれる。一階の食堂で済ませるか、それとも目抜き通りで展開している屋台か、祭りで気合いの入ったバザールを見て回って食べ回るのも良いかもしれない。
「おい、ピート! よらないのか」
快活良く僕の名前が呼ばれるので、視線を少し下に落とすと、黒髪おかっぱの女の子が諸手を腰において仁王立ちしていた。
勝ち気な性格が顔と態度に出ていて、金色の瞳の強さはそこらの大人よりも強いものを秘めている。
「やあ、レインちゃんおはよう」
「今日は休みなのに早いなオイ! いつもはまだ寝てるだろ! 祭りか! 祭りがお前のテンションを上げたのか!」
大音声のせいで、道を歩いてる人や、入り口が開きっぱなしの食堂でご飯食べてる人たちの視線を一気に受ける。
「ピートも子供だな! あたしも行きたいぞ!」
連れて行くのは吝かじゃないけど、
「おい、困らせるなよ」
と、食堂の調理場から聞こえてくる、渋すぎる声。
「おはようございます」
「おう、食ってくか」
うむ、食べてくか。流れてくる匂いにお腹がピークだ。
「おう、よれよれ。おっちゃん席ずらせ」
レインちゃん、そう言って、気品あるスーツを着込んだ大衆食堂には不釣り合いな感じの中高年の方の背中をバシバシ叩いて、ずらす。
飲もうとしてスプーンですくっていたスープが、叩かれた反動でしぶきを上げる。
「オイやめろ。すみませんね」
横暴な娘の行為を注意をしつつ、素早く手拭きを渡して、お客さんに謝ってるのがこの食堂のオーナーであるバック・ケーシーさん。
オールバックで緩めのパーマな黒茶の髪をバンダナで固定したスタイル。無精髭なんだけど、頬のこけ方や鋭い眼光も相まって、ハードボイルド感があふれ出してる。
大衆食堂なんだけども、夜には女性の方も多く来店する。ハードボイルドオーナーをお目当てに。
「すいません」
僕も、ケーシーさんと一緒に謝罪。紳士は全く気にしておらず、笑顔で返して、食事を続けている。
「なんにする?」
なんにしようかな。
「オムレツにしろ! ふわふわのヤツな! かたすぎるのはダメだ」
横でレインちゃんが強制してくる。おおかた、自分が食べたいんだろう。
初めて会ったのが四年前、この子が三歳の時か、正直いまも昔も全く変わっていないな、この子。
元気の塊。
僕もそうだけど、朝から働きに出かける人たちにとっては、元気を分けてくれるありがたい存在。
「じゃあ、それと、切ったバケットにフェタチーズを」
「了解だ。フェタチーズをバケットに乗せるのも良いが、塩味が強いからな、クッションとしてホーレン草にあえてサラダにするか?」
「じゃあそれで」
頑固親父のへんてこルールのお店のような強制はしない。
あえて、助言だけを授けてくれるスタイル。
強面だけど、とても優しい。素敵なハードボイルド。将来はこういう男になりたい僕の指標。どこかの局のめんどくさがりなおっさんでは相手にならない。
フライパンにバター。溶いた卵を入れ、半熟状態で皿へと乗せる。
シンプルだけに容易に作るのは難しいプレーンオムレツの出来上がり。特性のクリームソースをかけて、用意されたバケットと一緒に出されると、その間にサイコロサイズのフェタチーズと、ほうれん草をあえたサラダを続けて出してくる高速の手さばき。
「注文は以上だな」
の一言で、次のお客さんの料理に取りかかる。
空きっ腹にはたまらない匂い。バケットにクリームソースを付けてホーレン草とチーズを乗せてのブルスケッタ風で食べてみよう。
――……、
視線を感じる。涎を垂らした七歳児が僕を見ている。
僕と口が連動しているか、僕が口を開くとレインちゃんも口を開く。それが面白いので何度も繰り返していくと。
「ピートは女をもてあそぶタイプだな! 最低の男だ」
と、怒られた。
「お兄ちゃんに迷惑かけるなよ」
と、ケーシーさんに注意を受けるもお構いなし、
「オムレツを早く口にしろ!」
命令してくるので、ナイフで一口サイズに切って、口に運ぼうすると、
「あたしが毒味するの!」
流石に周囲から笑いが発生。毒味ってなんだよ。
ケーシーさん、呆れた表情で我が子を見つめる。お前はこの店をたたませたいのかと言わんばかりの視線だ。
食欲の権化と化したおかっぱ頭にオムレツをあげると、
「これはうまいものだ! 皆も頼め」
更に笑いが起き、注文をしようとしていた来店したてのお客さんがそれを見て、元々の注文を変更してオムレツを注文。
食事を終えた方の中にも食べ足りなかったのか、恰幅のよい方も追加で頼んでいた。
意外と、商売上手な子なのかも知れない……。
――――うむ、満たされた……。とは言いがたい。半分以上を僕の体の半分ほどの大きさの女の子に奪われた。
「お代はいらないから」
椅子を並べて横になる、お腹が膨れた我が子を見ながら、ケーシーさんが申し訳なさそうに伝えてくれる。
「まあ、祭りで残りの胃は満たしてくれ」
とのことだ、お言葉通りに見て回ろうじゃないか。
――古都も凄かったがやはり王都だ。街商がかなりの代物も出している。
おお! サージャスさんの故郷である魔術学都市クリネアから魔力増幅のタリスマンを販売している。
宝石のように磨かれた魔石から作られているタリスマン。赤、青、黄色、に緑などカラフルな色の物がショーケースの中に大事に仕舞われている。
購入を決めた方じゃないと触らせてもらえない感じだ。
値段を目にすば安い物でも十万ギルダー。とてもじゃないけど、僕なんかじゃ手に入れることも出来ない。
そもそも、所有してても、なんの役にも立たないけども……。いや、カグラさんが魔法使用時に使えるから、プレゼントとかしたら喜ばれるかな。
――――ないな、あの方ならここにある以上のものを所有してるだろうし、プレゼントとしては破格の値段。僕の給料五ヶ月分。それなら指輪買うね!
そう思っていても、今、僕はボッチで祭りを楽しんでいる。
いいさ、楽しむさ! ボッチでも楽しめるもの!
「これ欲しいなら買ってあげるから」
「でも、凄く高いし……悪いよ」
「氷結系、得意なんだから。これあれば俺たちの戦い楽になるんだし、買ってあげるって」
男性の剣士が、女性の魔法使いに青色のタリスマンを買ってあげるってやり取りをしてるよ――――。
はは、魔王軍の前に屈服すればいいよ♪
――――……、
くそ、そんなことを思えば思うほど空しくなってくる。だいたい僕には無用の長物なんだから、珍しいからって近寄るんじゃなかった!
充実してる奴らは爆ぜればいいんだ!
――――ドォォォォォォォォォォォォォン――――――。
多層型共同住宅の二階に僕が居住する部屋がある。体一つ分しかないベランダに置いているサボテンに、片手で楽に持てるトタン製の如雨露で、水をやるのが朝の日課。
古都のホテルでのキングサイズベッドの安眠が原因で、出張から戻ってきたその日の夜は硬いベッドで寝付くのに苦労してしまったけども、次の日にはいつものベッドになれて熟睡。
庶民の力、恐るべしである。
背伸びをしつつ、すぐ下の細道に目を向ければ、軽快な足取りのおじさんが右手に持つパンを食べながら、目抜き通りを目指している。
「古都では占拠四十周年祭とかふざけた名前だったけ――」
出張が原因で、大公様が描かれてる硬貨を見つめると、納得のいかない感情がわき上がってきてしまう。
「まっ、いいさ! 今日は、祭りだ」
楽しみにしていたからか、ついつい一人なのに呟いてしまう。
この王都が誕生しての四十周年祭だ。古都の祭りから十九日おくれてのお祭り。
先代の王様や一族の方々が、古都から避難して、三日後に古都が陥落。
二十二日間かけて、ここに落ち延び、都と定めてから今日で四十年目。
古都の祭りも華やかだったけど、世界の中心であるこのノイ・ヴォールはそれ以上だ。
楽しもう。一人祭りだけども……。彼女とかいたら楽しいんだろうな……。
ダメ元でロールさんを誘おうと思ったけども、それを口にする勇気が僕にはなく、
局からの、仕事終わりの帰り道では、すでに如何に一人で祭りを楽しむかを考えていた負け犬の姿がそこにはあったんだ……。
でも、良いじゃないか! おいしい物を出してる屋台もいっぱい出てるだろうし、旅芸人の催し物も見るぞ。
夕方には野外演劇もあるし、楽しみだ。
――お! 一階が騒がしくなってきた。
いつもの休日は、この喧噪さで目を覚ますけど、今日は祭りとあって、目が早く覚めたからね。
――さて、どうする。
荷役作業用の業者さんから安くで売ってもらった、黒地のカーゴパンツに白地のシャツとありふれた色合いの普段着に着替えてから、部屋を出て、一階に続く階段を降りつつ腕組み。
朝ご飯は食べたい。正直、お腹が悲鳴をあげはじめてるし、安くておいしい物を提供してくれる。一階の食堂で済ませるか、それとも目抜き通りで展開している屋台か、祭りで気合いの入ったバザールを見て回って食べ回るのも良いかもしれない。
「おい、ピート! よらないのか」
快活良く僕の名前が呼ばれるので、視線を少し下に落とすと、黒髪おかっぱの女の子が諸手を腰において仁王立ちしていた。
勝ち気な性格が顔と態度に出ていて、金色の瞳の強さはそこらの大人よりも強いものを秘めている。
「やあ、レインちゃんおはよう」
「今日は休みなのに早いなオイ! いつもはまだ寝てるだろ! 祭りか! 祭りがお前のテンションを上げたのか!」
大音声のせいで、道を歩いてる人や、入り口が開きっぱなしの食堂でご飯食べてる人たちの視線を一気に受ける。
「ピートも子供だな! あたしも行きたいぞ!」
連れて行くのは吝かじゃないけど、
「おい、困らせるなよ」
と、食堂の調理場から聞こえてくる、渋すぎる声。
「おはようございます」
「おう、食ってくか」
うむ、食べてくか。流れてくる匂いにお腹がピークだ。
「おう、よれよれ。おっちゃん席ずらせ」
レインちゃん、そう言って、気品あるスーツを着込んだ大衆食堂には不釣り合いな感じの中高年の方の背中をバシバシ叩いて、ずらす。
飲もうとしてスプーンですくっていたスープが、叩かれた反動でしぶきを上げる。
「オイやめろ。すみませんね」
横暴な娘の行為を注意をしつつ、素早く手拭きを渡して、お客さんに謝ってるのがこの食堂のオーナーであるバック・ケーシーさん。
オールバックで緩めのパーマな黒茶の髪をバンダナで固定したスタイル。無精髭なんだけど、頬のこけ方や鋭い眼光も相まって、ハードボイルド感があふれ出してる。
大衆食堂なんだけども、夜には女性の方も多く来店する。ハードボイルドオーナーをお目当てに。
「すいません」
僕も、ケーシーさんと一緒に謝罪。紳士は全く気にしておらず、笑顔で返して、食事を続けている。
「なんにする?」
なんにしようかな。
「オムレツにしろ! ふわふわのヤツな! かたすぎるのはダメだ」
横でレインちゃんが強制してくる。おおかた、自分が食べたいんだろう。
初めて会ったのが四年前、この子が三歳の時か、正直いまも昔も全く変わっていないな、この子。
元気の塊。
僕もそうだけど、朝から働きに出かける人たちにとっては、元気を分けてくれるありがたい存在。
「じゃあ、それと、切ったバケットにフェタチーズを」
「了解だ。フェタチーズをバケットに乗せるのも良いが、塩味が強いからな、クッションとしてホーレン草にあえてサラダにするか?」
「じゃあそれで」
頑固親父のへんてこルールのお店のような強制はしない。
あえて、助言だけを授けてくれるスタイル。
強面だけど、とても優しい。素敵なハードボイルド。将来はこういう男になりたい僕の指標。どこかの局のめんどくさがりなおっさんでは相手にならない。
フライパンにバター。溶いた卵を入れ、半熟状態で皿へと乗せる。
シンプルだけに容易に作るのは難しいプレーンオムレツの出来上がり。特性のクリームソースをかけて、用意されたバケットと一緒に出されると、その間にサイコロサイズのフェタチーズと、ほうれん草をあえたサラダを続けて出してくる高速の手さばき。
「注文は以上だな」
の一言で、次のお客さんの料理に取りかかる。
空きっ腹にはたまらない匂い。バケットにクリームソースを付けてホーレン草とチーズを乗せてのブルスケッタ風で食べてみよう。
――……、
視線を感じる。涎を垂らした七歳児が僕を見ている。
僕と口が連動しているか、僕が口を開くとレインちゃんも口を開く。それが面白いので何度も繰り返していくと。
「ピートは女をもてあそぶタイプだな! 最低の男だ」
と、怒られた。
「お兄ちゃんに迷惑かけるなよ」
と、ケーシーさんに注意を受けるもお構いなし、
「オムレツを早く口にしろ!」
命令してくるので、ナイフで一口サイズに切って、口に運ぼうすると、
「あたしが毒味するの!」
流石に周囲から笑いが発生。毒味ってなんだよ。
ケーシーさん、呆れた表情で我が子を見つめる。お前はこの店をたたませたいのかと言わんばかりの視線だ。
食欲の権化と化したおかっぱ頭にオムレツをあげると、
「これはうまいものだ! 皆も頼め」
更に笑いが起き、注文をしようとしていた来店したてのお客さんがそれを見て、元々の注文を変更してオムレツを注文。
食事を終えた方の中にも食べ足りなかったのか、恰幅のよい方も追加で頼んでいた。
意外と、商売上手な子なのかも知れない……。
――――うむ、満たされた……。とは言いがたい。半分以上を僕の体の半分ほどの大きさの女の子に奪われた。
「お代はいらないから」
椅子を並べて横になる、お腹が膨れた我が子を見ながら、ケーシーさんが申し訳なさそうに伝えてくれる。
「まあ、祭りで残りの胃は満たしてくれ」
とのことだ、お言葉通りに見て回ろうじゃないか。
――古都も凄かったがやはり王都だ。街商がかなりの代物も出している。
おお! サージャスさんの故郷である魔術学都市クリネアから魔力増幅のタリスマンを販売している。
宝石のように磨かれた魔石から作られているタリスマン。赤、青、黄色、に緑などカラフルな色の物がショーケースの中に大事に仕舞われている。
購入を決めた方じゃないと触らせてもらえない感じだ。
値段を目にすば安い物でも十万ギルダー。とてもじゃないけど、僕なんかじゃ手に入れることも出来ない。
そもそも、所有してても、なんの役にも立たないけども……。いや、カグラさんが魔法使用時に使えるから、プレゼントとかしたら喜ばれるかな。
――――ないな、あの方ならここにある以上のものを所有してるだろうし、プレゼントとしては破格の値段。僕の給料五ヶ月分。それなら指輪買うね!
そう思っていても、今、僕はボッチで祭りを楽しんでいる。
いいさ、楽しむさ! ボッチでも楽しめるもの!
「これ欲しいなら買ってあげるから」
「でも、凄く高いし……悪いよ」
「氷結系、得意なんだから。これあれば俺たちの戦い楽になるんだし、買ってあげるって」
男性の剣士が、女性の魔法使いに青色のタリスマンを買ってあげるってやり取りをしてるよ――――。
はは、魔王軍の前に屈服すればいいよ♪
――――……、
くそ、そんなことを思えば思うほど空しくなってくる。だいたい僕には無用の長物なんだから、珍しいからって近寄るんじゃなかった!
充実してる奴らは爆ぜればいいんだ!
――――ドォォォォォォォォォォォォォン――――――。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます
なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。
だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。
……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。
これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる