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帰任からの休日
PHASE-05
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「いいから! 離れる! 邪魔しちゃ悪いから」
「いや別に邪魔じゃないから。よければ一緒に昼食でもどう?」
コイツ。僕に見せつけたいのか! お久しぶりに暗黒面がin comingしそうなんですけど。
てゆうか! こんな状況を見逃してるとか、なにやってんのあの邪神。
まったく役に立ってねえな!
妨害工作!!!! この程度も出来ないなら邪神とか、神なんて名乗るな馬鹿!
「行こうよ。無事に帰ってきた事をお祝いしないと」
お祝いって。僕はただ仕事で行ってただけですから……。仕事っていっても罰だったけどさ。
あの時に殴っていなければ、こんな事態には……。
「帰ります。せっかくの時間を邪魔するのはやっぱりよくないですから」
さようなら。僕の楽しかった思い……。
「だから、邪魔なんて思うわけないよ」
「そうだよ。いつもロールがお世話になってるだろうから」
呼び捨てやめて……。抉られるから。心が深く抉られるから……。
新婚のような関係に見えてきた……。これ以上いると、嫉妬だけが僕の心を支配しそうだ。
「僕はいつも迷惑をかけてるだけですから」
「いや、聞いてるよ。今回の出向もロールが原因だったって。しかもヴィン海域なんて、俺だったら絶対に行けないよ」
「考えもなしに動いた結果ですから」
「考える前に動かないといけない時もある。実際それで守られてるんだから」
さわやかな笑顔ですね。さらりと格好良く言う姿。そりゃロールさんも横を歩くわけだよ。
この二ヶ月ちょっとでの超展開。
でも、これだけ素敵な人だと、あっという間に恋に落ちるってもんだ。
嫉妬なんてしたら、自分のみみっちさで虚しくなるだけだ……。
――……帰ろう。明日から仕事を頑張っていこう。そうだ! 仕事だけに生きていこう。局長みたいに仕事人間でいいや……。
「本当に――――ありがとう。妹が、心にも体にも傷を受けなくてすんだんだから」
ん?
「え?」
「どうしたんだい?」
「もう一回、言ってもらっていいですか」
「何を?」
「いま言った台詞」
「妹が傷を受けずにすんだってやつ?」
「妹?」
「妹」
妹かぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――。
なんだ妹か。だから同じ銀髪なのか。
ベタベタな展開じゃないですか。僕が勝手に翻弄されてただけなんだけども……。
お兄様か。よく見たら髪だけじゃなく、瞳の色もロールさんと同じでエメラルドグリーンだな。
ああ、よかった! 本当によかった、お兄様で。ああ、よかった!
仕事一辺倒は無し無し。
「それにしても幼龍を飼ってるなんてね」
「銀髪ボーイ。俺ちゃんを飼いならすことは、何人にも出来ないぜ。俺ちゃんはボーイの護衛役だ」
あ、声が元の渋いのに戻った。
「俺、子供あつかいなんだ」
「御年、百六十四歳なんで」
これ、出会ってこういう会話が発生する度に、説明しないといけないのかな……。
「なるほど、声に凄みがあるわけだ」
元々らしいですけどね。でも、さっきは可愛らしい声だったし、どっちが真の声なのか。
それに、僕の護衛とか偉そうに言ってるけど、ロールさんの胸から絶対に離れるつもりないよね。
人間で例えたら、とんでもないスケベジジイだよ。
――――。
皆してお食事処に移動中。
その道中、シュパーブ君が抱っこされながらも、周囲に目を向け始めていた。
――――どうやら、見られているそうだ。
僕に対して挑戦を仕掛けてくる存在かも知れないと、伝えてくれた。
気のせいであってほしいし、僕がヴィン海域でやらせのMVPを獲得した事なんてそんなに早く広がるわけがないからね。
お兄様とロールさんの美男美女に、目が向けられているんだと信じたい。
「いや別に邪魔じゃないから。よければ一緒に昼食でもどう?」
コイツ。僕に見せつけたいのか! お久しぶりに暗黒面がin comingしそうなんですけど。
てゆうか! こんな状況を見逃してるとか、なにやってんのあの邪神。
まったく役に立ってねえな!
妨害工作!!!! この程度も出来ないなら邪神とか、神なんて名乗るな馬鹿!
「行こうよ。無事に帰ってきた事をお祝いしないと」
お祝いって。僕はただ仕事で行ってただけですから……。仕事っていっても罰だったけどさ。
あの時に殴っていなければ、こんな事態には……。
「帰ります。せっかくの時間を邪魔するのはやっぱりよくないですから」
さようなら。僕の楽しかった思い……。
「だから、邪魔なんて思うわけないよ」
「そうだよ。いつもロールがお世話になってるだろうから」
呼び捨てやめて……。抉られるから。心が深く抉られるから……。
新婚のような関係に見えてきた……。これ以上いると、嫉妬だけが僕の心を支配しそうだ。
「僕はいつも迷惑をかけてるだけですから」
「いや、聞いてるよ。今回の出向もロールが原因だったって。しかもヴィン海域なんて、俺だったら絶対に行けないよ」
「考えもなしに動いた結果ですから」
「考える前に動かないといけない時もある。実際それで守られてるんだから」
さわやかな笑顔ですね。さらりと格好良く言う姿。そりゃロールさんも横を歩くわけだよ。
この二ヶ月ちょっとでの超展開。
でも、これだけ素敵な人だと、あっという間に恋に落ちるってもんだ。
嫉妬なんてしたら、自分のみみっちさで虚しくなるだけだ……。
――……帰ろう。明日から仕事を頑張っていこう。そうだ! 仕事だけに生きていこう。局長みたいに仕事人間でいいや……。
「本当に――――ありがとう。妹が、心にも体にも傷を受けなくてすんだんだから」
ん?
「え?」
「どうしたんだい?」
「もう一回、言ってもらっていいですか」
「何を?」
「いま言った台詞」
「妹が傷を受けずにすんだってやつ?」
「妹?」
「妹」
妹かぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――。
なんだ妹か。だから同じ銀髪なのか。
ベタベタな展開じゃないですか。僕が勝手に翻弄されてただけなんだけども……。
お兄様か。よく見たら髪だけじゃなく、瞳の色もロールさんと同じでエメラルドグリーンだな。
ああ、よかった! 本当によかった、お兄様で。ああ、よかった!
仕事一辺倒は無し無し。
「それにしても幼龍を飼ってるなんてね」
「銀髪ボーイ。俺ちゃんを飼いならすことは、何人にも出来ないぜ。俺ちゃんはボーイの護衛役だ」
あ、声が元の渋いのに戻った。
「俺、子供あつかいなんだ」
「御年、百六十四歳なんで」
これ、出会ってこういう会話が発生する度に、説明しないといけないのかな……。
「なるほど、声に凄みがあるわけだ」
元々らしいですけどね。でも、さっきは可愛らしい声だったし、どっちが真の声なのか。
それに、僕の護衛とか偉そうに言ってるけど、ロールさんの胸から絶対に離れるつもりないよね。
人間で例えたら、とんでもないスケベジジイだよ。
――――。
皆してお食事処に移動中。
その道中、シュパーブ君が抱っこされながらも、周囲に目を向け始めていた。
――――どうやら、見られているそうだ。
僕に対して挑戦を仕掛けてくる存在かも知れないと、伝えてくれた。
気のせいであってほしいし、僕がヴィン海域でやらせのMVPを獲得した事なんてそんなに早く広がるわけがないからね。
お兄様とロールさんの美男美女に、目が向けられているんだと信じたい。
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