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公務員が接待するけど私的なら関係ないよねっ
PHASE-22
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「ピート君はどう思う?」
「そうだな。ここは色々と経験を積んでいるピート君の考えも聞きたいね」
パッションなテンションのまま、僕に話を振られても困るよ。
端から見たら三角関係の言い争いにも見えたりしているかもしれない。
その場合、僕が完全に捨てられる立場か。ハハハ――――……。自分で考えて落ち込むってね……。
「聞いてる?」
薄化粧の顔が接近。シェルヘアを解放して、髪を下ろした状態だけど、まとめていたから癖になっているようで、髪がウェーブ状になっていて、これまた新鮮なヘアスタイルだ。
魅力度が天井知らずなんですから、そんなに近づかれると、自分のリビドーに忠実に従って、チューして押し倒しちゃいそうですよ。
「ピート君?」
――――ああ、はいはい。
ふむん。どうするべきかといってもな~。
慎重なお兄様の考えが現状ではいいとは思うんだけども、そうなると、どう攻めるかって事になる。
バイジャンさんみたいに一席設けるってのもいいだろうけど、よくよく考えると局長って、プライベート謎なんだよな。
同じ時間に帰るのけども、そこから先は干渉がない。これから一緒に夕食でもどうだい? とか、誘われたこともないな。
叙勲式後に食事を一緒にとったことくらいだよね。あれを含めるのもなんだけども。
普段、局長って、なにしてるんだろう?
――――うん、まずはそこから攻めてみるのもいいかもね。
「局長のプライベート知ってます?」
独身だし、親兄弟と一緒にすんでるわけでもない独り身だ。
それ以外でなにか知っていないか、ロールさんに聞いてみるけど、首を横に振るだけだ。
ロールさんが知らないなら、同僚の方々も知らないと考えていいだろう。
結構な地位にいるのに独り身だし、地位が高いと、身を固めないか? なんて話が偉い方々から来そうなもんだけど。
まあ、結婚するしないは自由だから、そこは突っ込まなくてもいいか。
「仕事終わりに局長をつけてみますか?」
「尾行だね」
「ええ、ロールさんは不参加ですけどね」
「なんで!? 手伝うよ」
なんでって……。そんな大声にならなくても。
最近の僕に対するお手伝いしたい感がすごいね。そこまで手伝いたいんなら、メイド服を着て、僕の部屋に一日中いてほしいものだよ――――。
――――いかんいかん、トリップしてしまった。
メイドさんに、いけないいたずらをするポジションになっていたよ。
「答えは簡単ですよ。これにはお兄様も当てはまりますけどね」
「俺もかい?」
もちろんですよ。
二人揃って、得心がいかないといった感じの表情ですけども。
「そうだな。ここは色々と経験を積んでいるピート君の考えも聞きたいね」
パッションなテンションのまま、僕に話を振られても困るよ。
端から見たら三角関係の言い争いにも見えたりしているかもしれない。
その場合、僕が完全に捨てられる立場か。ハハハ――――……。自分で考えて落ち込むってね……。
「聞いてる?」
薄化粧の顔が接近。シェルヘアを解放して、髪を下ろした状態だけど、まとめていたから癖になっているようで、髪がウェーブ状になっていて、これまた新鮮なヘアスタイルだ。
魅力度が天井知らずなんですから、そんなに近づかれると、自分のリビドーに忠実に従って、チューして押し倒しちゃいそうですよ。
「ピート君?」
――――ああ、はいはい。
ふむん。どうするべきかといってもな~。
慎重なお兄様の考えが現状ではいいとは思うんだけども、そうなると、どう攻めるかって事になる。
バイジャンさんみたいに一席設けるってのもいいだろうけど、よくよく考えると局長って、プライベート謎なんだよな。
同じ時間に帰るのけども、そこから先は干渉がない。これから一緒に夕食でもどうだい? とか、誘われたこともないな。
叙勲式後に食事を一緒にとったことくらいだよね。あれを含めるのもなんだけども。
普段、局長って、なにしてるんだろう?
――――うん、まずはそこから攻めてみるのもいいかもね。
「局長のプライベート知ってます?」
独身だし、親兄弟と一緒にすんでるわけでもない独り身だ。
それ以外でなにか知っていないか、ロールさんに聞いてみるけど、首を横に振るだけだ。
ロールさんが知らないなら、同僚の方々も知らないと考えていいだろう。
結構な地位にいるのに独り身だし、地位が高いと、身を固めないか? なんて話が偉い方々から来そうなもんだけど。
まあ、結婚するしないは自由だから、そこは突っ込まなくてもいいか。
「仕事終わりに局長をつけてみますか?」
「尾行だね」
「ええ、ロールさんは不参加ですけどね」
「なんで!? 手伝うよ」
なんでって……。そんな大声にならなくても。
最近の僕に対するお手伝いしたい感がすごいね。そこまで手伝いたいんなら、メイド服を着て、僕の部屋に一日中いてほしいものだよ――――。
――――いかんいかん、トリップしてしまった。
メイドさんに、いけないいたずらをするポジションになっていたよ。
「答えは簡単ですよ。これにはお兄様も当てはまりますけどね」
「俺もかい?」
もちろんですよ。
二人揃って、得心がいかないといった感じの表情ですけども。
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