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集結
PHASE-20
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「う~んとね……ラゼン殿の代わりに、このテトが説明するよ」
――――ちびっ子の説明内容。
王都内での活動は、ここにいる壌獣王軍、風雷王軍の両軍からなる少数精鋭部隊と、冒険者を含めた戦力で威力偵察にて敵の戦力を測り、その後、本隊が到着するまでの間にゲリラ作戦を実行し、可能ならば城壁のタレットなど、攻め手に不利になる建築物の占拠、もしくは破壊工作を実行せよとの事。
大公様が言ったように、僕たち素人は道案内役。
兵を兵として使用したいからこそ、案内役は土地勘のある者から選出した結果、僕たちなんだそうだ。
「王都内部には地下道を使用し、潜入してもらう」
ここで、息の整った大公様がちびっ子と交代。いまだに僕の事を睨んでくるけども、
「君たちが頼りだ」
長い呼気を行い、怒気を吐き出すと、頭を下げてきた。
「我々は問題ありません」
なんとな!? タモンさん! ブンゴさんも首肯で返してる。冗談ではない。なぜに乗り気なんですか。というか、ここに来たのってそういう事だったの。
「マジで言ってるのか」
整備長が聞けば、
「おう、あそこには勤労君シリーズの殆どを残してきてるからな。戦力になるから持ち出さないと」
「戦力つっても、攻撃は出来ないだろう」
「解除するのさ」
「いいんですか!?」
口をはさんでしまう。
舗装、修復の為の存在。
壊すんじゃなくて、築いていく存在を、戦闘用として起動させるのは嫌なはず。
「平時では必要ないから攻撃能力をオミットにしておいただけだ。こんな時には解除しないとな。俺のポリシーなんて二の次だよ」
なんとも寂しそうに言うじゃないか……。
ブンゴさんにも目を移せば、
「タモンさんの覚悟だからね。何も言う事はないよ」
覚悟を決めているようだ。
仕方ないな……。
「じゃあ、僕もいきますよ」
「マジか!」
「いや、整備長もですよ」
「やだ! 行きたくない」
「開発局のお二人が行くんですよ。こっちの責任者は整備長なんですから、参加するのは当たり前です」
「暫定局長が――――」
おっさんの口を塞ぐ。
まったく最低な発言をしようとしたな。
ロールさんを代わりに行かせようとかとんでもない考えだぞ。
「私は行くつもりですよ」
何をケロッと発言してんですかね。
「駄目にきまってるでしょ」
「ピート君に権限はないから。私が暫定局長だから。私が指示を出す立場です」
うぬぬ……。
公務員は上からの指示にはめっぽう弱いのである……。
「後はお願いします! 暫定局長」
清々しく恰好の悪い事を言ってんじゃないよ……。情けないおっさんだ。
「整備長もですから。暫定局長命令です」
「馬鹿な……」
局長のために、肉の壁として頑張っていただきたいですな!
「大丈夫ですよ。こっちには優秀な方々がいらっしゃるんですから」
確かに。百人長の実力は知っているからな。
演習中に、龍人のアクシャイさんを軽々と殴り飛ばした豪腕の持ち主だからな。
サージャスさんもいるし、戦力としては十分に高いものだ。
パーティーの補助に回らなければの話だけども……。
この他にも、演習中に僕たちをしごいた面々が戦闘に参加。
シナンさんにアズナさんが先行したから、僕に話しかける機会を逸したみたいだけど、ロウさん、ググタムさんにアクシャイさんと、演習を共にしごかれて過ごした面々もいる。
新兵といっても、実力は本物だからな。
演習中と違って実戦だから、魔法だって使用出来る。この方々の本気の力を見る事ができるぞ。
――――ちびっ子の説明内容。
王都内での活動は、ここにいる壌獣王軍、風雷王軍の両軍からなる少数精鋭部隊と、冒険者を含めた戦力で威力偵察にて敵の戦力を測り、その後、本隊が到着するまでの間にゲリラ作戦を実行し、可能ならば城壁のタレットなど、攻め手に不利になる建築物の占拠、もしくは破壊工作を実行せよとの事。
大公様が言ったように、僕たち素人は道案内役。
兵を兵として使用したいからこそ、案内役は土地勘のある者から選出した結果、僕たちなんだそうだ。
「王都内部には地下道を使用し、潜入してもらう」
ここで、息の整った大公様がちびっ子と交代。いまだに僕の事を睨んでくるけども、
「君たちが頼りだ」
長い呼気を行い、怒気を吐き出すと、頭を下げてきた。
「我々は問題ありません」
なんとな!? タモンさん! ブンゴさんも首肯で返してる。冗談ではない。なぜに乗り気なんですか。というか、ここに来たのってそういう事だったの。
「マジで言ってるのか」
整備長が聞けば、
「おう、あそこには勤労君シリーズの殆どを残してきてるからな。戦力になるから持ち出さないと」
「戦力つっても、攻撃は出来ないだろう」
「解除するのさ」
「いいんですか!?」
口をはさんでしまう。
舗装、修復の為の存在。
壊すんじゃなくて、築いていく存在を、戦闘用として起動させるのは嫌なはず。
「平時では必要ないから攻撃能力をオミットにしておいただけだ。こんな時には解除しないとな。俺のポリシーなんて二の次だよ」
なんとも寂しそうに言うじゃないか……。
ブンゴさんにも目を移せば、
「タモンさんの覚悟だからね。何も言う事はないよ」
覚悟を決めているようだ。
仕方ないな……。
「じゃあ、僕もいきますよ」
「マジか!」
「いや、整備長もですよ」
「やだ! 行きたくない」
「開発局のお二人が行くんですよ。こっちの責任者は整備長なんですから、参加するのは当たり前です」
「暫定局長が――――」
おっさんの口を塞ぐ。
まったく最低な発言をしようとしたな。
ロールさんを代わりに行かせようとかとんでもない考えだぞ。
「私は行くつもりですよ」
何をケロッと発言してんですかね。
「駄目にきまってるでしょ」
「ピート君に権限はないから。私が暫定局長だから。私が指示を出す立場です」
うぬぬ……。
公務員は上からの指示にはめっぽう弱いのである……。
「後はお願いします! 暫定局長」
清々しく恰好の悪い事を言ってんじゃないよ……。情けないおっさんだ。
「整備長もですから。暫定局長命令です」
「馬鹿な……」
局長のために、肉の壁として頑張っていただきたいですな!
「大丈夫ですよ。こっちには優秀な方々がいらっしゃるんですから」
確かに。百人長の実力は知っているからな。
演習中に、龍人のアクシャイさんを軽々と殴り飛ばした豪腕の持ち主だからな。
サージャスさんもいるし、戦力としては十分に高いものだ。
パーティーの補助に回らなければの話だけども……。
この他にも、演習中に僕たちをしごいた面々が戦闘に参加。
シナンさんにアズナさんが先行したから、僕に話しかける機会を逸したみたいだけど、ロウさん、ググタムさんにアクシャイさんと、演習を共にしごかれて過ごした面々もいる。
新兵といっても、実力は本物だからな。
演習中と違って実戦だから、魔法だって使用出来る。この方々の本気の力を見る事ができるぞ。
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