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あなた方が荒らした大地を修復しているのは……僕たちです。
PHASE-08
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――――労働は喜びですよ。
そう思いながら仕事をしないと続きません。
――――経験も浅い僕は、指示よりも我が身を労働に従事させることが大事なので、ガンガンと体を酷使していきますよ――――。
――……酷使するって辛い……。
体中から悲鳴が上がっております。
よもやこんなにも重い材木や異形鉄筋を体一つで運ぶことになろうとは……。
勤労君に任せたいけど、これ以上の重量がある物を扱ってるからな~。
ヘルムじゃないけど、勤労君の大量生産を是非ともタモンさんには考えていただきたいね。
増えれば増えるだけ、僕が楽になる。
おっと、整備長と同じような考え方だぞ。ぬぐい去れ怠惰!
「…………ぶっは!」
ようやく休憩だ。
周りの労働に携わる方々は笑顔で汗をタオルで拭いて語り合ってるってのに、僕はへたり込んでゼーゼーと息切れが激しい。
おかしいな。ブートキャンプやヴィン海域で鍛えられたと思ってたのに……。
日頃つかうことのない筋肉部分だからか、バテるのが早かった……。
明日の筋肉痛が恐怖である。
はたして僕はベッドから起き上がることが出来るのだろうか。
「お昼にしましょう」
ロールさんの一言に皆さんが湧く。
労働の合間で楽しめるのは食事くらいだからね。
しかもロールさんが発したと同時に、狙ったかのように良い香りが一帯を支配する。
この香ばしいのはなんだ? 肉だというのは分かるけども。
「ヒャッハー」
それ、僕が言おうとしたんですよ。労働者の某さん。
圧巻である。肉の塊がグルグルと回されてますよ。上手に焼けてます。
肉汁が火にしたたれば、火がボッと大きくなって、香りも更に強くなる。
シンプルに焼いてるだけだけど、肉の迫力は、午後からの仕事も乗り切らせてくれるだけの力強さがあるよ。
「これはいただかないと」
駆け足になる僕。
先ほどまでへたり込んでたのが嘘のようだ。
「おっと、ごめんよ」
と、僕を押しのける人物。もちろんそんなことをするのは一人しかいない。
「整備長!」
「足腰がなっちゃいねえな~」
あの足取りからして、徹頭徹尾サボってたな。本当に指示だけをしてただけだな! その証拠になんて綺麗な手なんだ!
ヘルムとの素人エキシビションで言われてたとおりじゃねえか。
サボタージュばっかり決め込みやがって!
「シンプル。それ故にうめ~」
労働すらしていないのに、誰よりも早く口をつける。最低の男である。
方々で焼かれているから無くなるって心配はないけども、あのおっさんが一番最初に口を付けたことが許されない。
労働して、空腹で食べるから美味いのに。
「最高! どれどれもう一切れデカくおねがいね」
「でしたら、少しは働きましょうね」
「レオニアちゃん!?」
おう、天罰や。
労働に従事していないところを見られた上にこの貪欲さ。
まかないのお手伝いに来てくださったレオニアさんに、ばっちりと駄目なところを見られたな。笑顔でじっとおっさんを見ているのが、重圧をあたえているようでナイスですね。
ハハ、嫌われればいいよ。
「にしても、すごい量ですね。どうしたんです?」
「うん、男爵様からの差し入れだって」
なるほど。大公様の圧力に従ったんだな……。
不憫ではある。
まあ、血縁の子爵が謀反を起こしたし、責任を回避するためにも全力なんだろうけど。
「こちらもどうぞ」
すっと僕の前に出される可愛いランチボックス。
蓋を取ればサンドイッチ。
まったく最高の昼食だぜ。
ロールさんのお手製だ。となれば、目の前の肉より、断然こっちだ。
そう思いながら仕事をしないと続きません。
――――経験も浅い僕は、指示よりも我が身を労働に従事させることが大事なので、ガンガンと体を酷使していきますよ――――。
――……酷使するって辛い……。
体中から悲鳴が上がっております。
よもやこんなにも重い材木や異形鉄筋を体一つで運ぶことになろうとは……。
勤労君に任せたいけど、これ以上の重量がある物を扱ってるからな~。
ヘルムじゃないけど、勤労君の大量生産を是非ともタモンさんには考えていただきたいね。
増えれば増えるだけ、僕が楽になる。
おっと、整備長と同じような考え方だぞ。ぬぐい去れ怠惰!
「…………ぶっは!」
ようやく休憩だ。
周りの労働に携わる方々は笑顔で汗をタオルで拭いて語り合ってるってのに、僕はへたり込んでゼーゼーと息切れが激しい。
おかしいな。ブートキャンプやヴィン海域で鍛えられたと思ってたのに……。
日頃つかうことのない筋肉部分だからか、バテるのが早かった……。
明日の筋肉痛が恐怖である。
はたして僕はベッドから起き上がることが出来るのだろうか。
「お昼にしましょう」
ロールさんの一言に皆さんが湧く。
労働の合間で楽しめるのは食事くらいだからね。
しかもロールさんが発したと同時に、狙ったかのように良い香りが一帯を支配する。
この香ばしいのはなんだ? 肉だというのは分かるけども。
「ヒャッハー」
それ、僕が言おうとしたんですよ。労働者の某さん。
圧巻である。肉の塊がグルグルと回されてますよ。上手に焼けてます。
肉汁が火にしたたれば、火がボッと大きくなって、香りも更に強くなる。
シンプルに焼いてるだけだけど、肉の迫力は、午後からの仕事も乗り切らせてくれるだけの力強さがあるよ。
「これはいただかないと」
駆け足になる僕。
先ほどまでへたり込んでたのが嘘のようだ。
「おっと、ごめんよ」
と、僕を押しのける人物。もちろんそんなことをするのは一人しかいない。
「整備長!」
「足腰がなっちゃいねえな~」
あの足取りからして、徹頭徹尾サボってたな。本当に指示だけをしてただけだな! その証拠になんて綺麗な手なんだ!
ヘルムとの素人エキシビションで言われてたとおりじゃねえか。
サボタージュばっかり決め込みやがって!
「シンプル。それ故にうめ~」
労働すらしていないのに、誰よりも早く口をつける。最低の男である。
方々で焼かれているから無くなるって心配はないけども、あのおっさんが一番最初に口を付けたことが許されない。
労働して、空腹で食べるから美味いのに。
「最高! どれどれもう一切れデカくおねがいね」
「でしたら、少しは働きましょうね」
「レオニアちゃん!?」
おう、天罰や。
労働に従事していないところを見られた上にこの貪欲さ。
まかないのお手伝いに来てくださったレオニアさんに、ばっちりと駄目なところを見られたな。笑顔でじっとおっさんを見ているのが、重圧をあたえているようでナイスですね。
ハハ、嫌われればいいよ。
「にしても、すごい量ですね。どうしたんです?」
「うん、男爵様からの差し入れだって」
なるほど。大公様の圧力に従ったんだな……。
不憫ではある。
まあ、血縁の子爵が謀反を起こしたし、責任を回避するためにも全力なんだろうけど。
「こちらもどうぞ」
すっと僕の前に出される可愛いランチボックス。
蓋を取ればサンドイッチ。
まったく最高の昼食だぜ。
ロールさんのお手製だ。となれば、目の前の肉より、断然こっちだ。
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