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VS魔王
○▼貪り合う中で
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グッ、とグリオスの後孔にエルジュの昂った先端が浅く埋まる。
「……ッ……ぁ、ぁ……」
入口を軽く抉られただけでグリオスの全身が大きく跳ね、体の奥まで強い脈動を覚える。
思わず首を逸らして顎を上に向けてしまう。これでエルジュのすべてを中に収めてしまったらと思うだけで、グリオスの口は緩み、まったく鎮まる気配のない快楽の波に理性が壊される。
それでも心から受け入れ切れなくて、グリオスは震えながら顎を引き、潤んだ目でエルジュを見上げる。
「やっ、ぱり……駄目だ……っ。もしインキュバスの言う通り、俺と交わって、お前に魔の種が移ってしまったら――」
「その時はその時。オレはグリオスと一緒なら、それでいいからさ……でも大丈夫。オレに全部委ねて。ずっとガマンしてたもの、オレにぶつけてよ……」
そっとグリオスの頭を撫でた後、突き立てた昂りを中へと押し込み、エルジュが深々と繋がっていく。
少し奥へ進むだけで大きな疼きが沸き上がり、大きく膨れ上がり――グチュウッ、と最奥を貫いた瞬間、グリオスの意識が弾け飛んだ。
「はぁぁぁァァ――……ッッ! あっ、ぁ、ぁ、ンっ、ぅ、ぁぁ――」
楽しげにエルジュが腰を揺らし、大きく達したばかりのグリオスの最奥を立て続けに小突き、絶頂の波を次々と起こさせる。嬌声を上げると同時に絶頂を迎え、色濃くなるばかりの快楽に堕ちていく。
もう何も止められない。
達するほどに貪欲で淫らな獣に堕ちていく自分を感じながら、グリオスは自らも腰を揺らし、エルジュの背にしがみつきながら心からの声を漏らしていく。
「エルジュぅ……ッ、おれ、ずっと好きだった……ァ……っ……こんなふうに、やりたか……たぁ……ッッ……あぁ……」
「うん……うん……知ってた。寝言で聞いちゃったし、その前から気づいてたし……だって、オレのこと放っておかないもの。オレに怒ってても、ずっと一緒に居てくれるし……愛してるから。オレ、グリオスしかいらないから……っ」
最奥を押し込みながらエルジュが熱を注ぎ、大きくゆっくりと腰を揺らして放った精を沁み込ませようとしてくる。その動きが絶頂のさらなる上をグリオスにチラつかせ、達したばかりの体を自ら揺らし、自分で自分を追い詰めていく。
互いに夢中で相手を貪っていると――「はァン……ッ!」とひと際大きな嬌声が隣から聞こえてきた。
グリオスが気だるげに目を向ければ、インキュバスが魔王と向き合って座りながら睦み合い、魔王を激しく悦ばせる姿が目に飛び込んできた。
「……ッ……ぁ、ぁ……」
入口を軽く抉られただけでグリオスの全身が大きく跳ね、体の奥まで強い脈動を覚える。
思わず首を逸らして顎を上に向けてしまう。これでエルジュのすべてを中に収めてしまったらと思うだけで、グリオスの口は緩み、まったく鎮まる気配のない快楽の波に理性が壊される。
それでも心から受け入れ切れなくて、グリオスは震えながら顎を引き、潤んだ目でエルジュを見上げる。
「やっ、ぱり……駄目だ……っ。もしインキュバスの言う通り、俺と交わって、お前に魔の種が移ってしまったら――」
「その時はその時。オレはグリオスと一緒なら、それでいいからさ……でも大丈夫。オレに全部委ねて。ずっとガマンしてたもの、オレにぶつけてよ……」
そっとグリオスの頭を撫でた後、突き立てた昂りを中へと押し込み、エルジュが深々と繋がっていく。
少し奥へ進むだけで大きな疼きが沸き上がり、大きく膨れ上がり――グチュウッ、と最奥を貫いた瞬間、グリオスの意識が弾け飛んだ。
「はぁぁぁァァ――……ッッ! あっ、ぁ、ぁ、ンっ、ぅ、ぁぁ――」
楽しげにエルジュが腰を揺らし、大きく達したばかりのグリオスの最奥を立て続けに小突き、絶頂の波を次々と起こさせる。嬌声を上げると同時に絶頂を迎え、色濃くなるばかりの快楽に堕ちていく。
もう何も止められない。
達するほどに貪欲で淫らな獣に堕ちていく自分を感じながら、グリオスは自らも腰を揺らし、エルジュの背にしがみつきながら心からの声を漏らしていく。
「エルジュぅ……ッ、おれ、ずっと好きだった……ァ……っ……こんなふうに、やりたか……たぁ……ッッ……あぁ……」
「うん……うん……知ってた。寝言で聞いちゃったし、その前から気づいてたし……だって、オレのこと放っておかないもの。オレに怒ってても、ずっと一緒に居てくれるし……愛してるから。オレ、グリオスしかいらないから……っ」
最奥を押し込みながらエルジュが熱を注ぎ、大きくゆっくりと腰を揺らして放った精を沁み込ませようとしてくる。その動きが絶頂のさらなる上をグリオスにチラつかせ、達したばかりの体を自ら揺らし、自分で自分を追い詰めていく。
互いに夢中で相手を貪っていると――「はァン……ッ!」とひと際大きな嬌声が隣から聞こえてきた。
グリオスが気だるげに目を向ければ、インキュバスが魔王と向き合って座りながら睦み合い、魔王を激しく悦ばせる姿が目に飛び込んできた。
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