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VS魔王
○満ちて目覚める
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衝動的な動きに強烈な絶頂を叩き込まれ、グリオスは堪え切れずに甘い叫びを放つ。
中が激しく脈動して快楽の頂に達したことを伝えてくるのに、エルジュは腰を打ち付けるのを止めなかった。
「嬉しい……っ、グリオス……! 愛してよ、オレを。いっぱい、いっぱい、オレをグリオスで満たしてよ……っ……あぁ……幸せ……」
どこまでも淫らに成り果てる下半身はそのままに、エルジュは泣き笑う顔をグリオスに見せる。
ポタ、ポタ……と熱い雫が頬を濡らす。そんなささやかな刺激すらグリオスを快楽に溶かし、顔をうっとりと緩ませる。
「あいしてる……エルジュ……ぁぁ……っ……これからも、ずっと――」
想っていたことを言葉にするだけで、あれだけ酷く疼いていたグリオスの体が快感で弾け、全身の隅々まで温かいものが満ちていく。
今までとは色が違う快感だった。
何度となくエルジュを受け入れ、数え切れないほどの絶頂を与えられて、快楽の沼の深淵へと沈められてきて、快楽のすべてをグリオスは知った気でいた。
こんなにフワフワと快感に身も心も浮かび上がり、エルジュを強く感じ続けたことはなかった。
エルジュに振り回されながら、詰め込むだけ快楽を詰め込まれ、一人で溺れて続けていたのに。どれだけ絶頂を重ねても離れないという一体感。そして安心感が、グリオスを幾重にも包んでいく。
もう目に入るものも、感じるものも、エルジュのみ。
心も感覚も、自分のすべてがエルジュに囚われていく感覚に、グリオスは酔いしれる。
隣で繰り広げられる別の情事も、ここが夢の世界だということも忘れて、エルジュとまぐわい続けていく。
絶頂の衝撃がグリオスの頭を貫き、意識が細切れになる。
訪れる感覚が短くなり、チカチカと視界が点滅を始め、何もかもが白になり――。
――それでもエルジュの熱と気配だけは、グリオスから消えることはなかった。
「ぅ……ぅぅ……」
小さく唸りながらグリオスは目を覚ます。
どこまでも高い大理石の天井をぼんやりと眺めていると、鈍い動きで人影がヌッと被さってきた。
「目が覚めたねーグリオス。大丈夫? まだ夢の中?」
エルジュがグリオスを覗き込みながら、顔の前でヒラヒラと手を振ってくる。
……夢、だったのか。
何も変わらない調子のエルジュを見つめるにつれ、今しがたまで愛し合っていたことが現実ではなかったのだと理解していく。
しかし虚しいとは思わなかった。
軽そうな気配を漂わせながらも、エルジュの眼差しは愛しさを隠さずにグリオスへ注がれていたから。
中が激しく脈動して快楽の頂に達したことを伝えてくるのに、エルジュは腰を打ち付けるのを止めなかった。
「嬉しい……っ、グリオス……! 愛してよ、オレを。いっぱい、いっぱい、オレをグリオスで満たしてよ……っ……あぁ……幸せ……」
どこまでも淫らに成り果てる下半身はそのままに、エルジュは泣き笑う顔をグリオスに見せる。
ポタ、ポタ……と熱い雫が頬を濡らす。そんなささやかな刺激すらグリオスを快楽に溶かし、顔をうっとりと緩ませる。
「あいしてる……エルジュ……ぁぁ……っ……これからも、ずっと――」
想っていたことを言葉にするだけで、あれだけ酷く疼いていたグリオスの体が快感で弾け、全身の隅々まで温かいものが満ちていく。
今までとは色が違う快感だった。
何度となくエルジュを受け入れ、数え切れないほどの絶頂を与えられて、快楽の沼の深淵へと沈められてきて、快楽のすべてをグリオスは知った気でいた。
こんなにフワフワと快感に身も心も浮かび上がり、エルジュを強く感じ続けたことはなかった。
エルジュに振り回されながら、詰め込むだけ快楽を詰め込まれ、一人で溺れて続けていたのに。どれだけ絶頂を重ねても離れないという一体感。そして安心感が、グリオスを幾重にも包んでいく。
もう目に入るものも、感じるものも、エルジュのみ。
心も感覚も、自分のすべてがエルジュに囚われていく感覚に、グリオスは酔いしれる。
隣で繰り広げられる別の情事も、ここが夢の世界だということも忘れて、エルジュとまぐわい続けていく。
絶頂の衝撃がグリオスの頭を貫き、意識が細切れになる。
訪れる感覚が短くなり、チカチカと視界が点滅を始め、何もかもが白になり――。
――それでもエルジュの熱と気配だけは、グリオスから消えることはなかった。
「ぅ……ぅぅ……」
小さく唸りながらグリオスは目を覚ます。
どこまでも高い大理石の天井をぼんやりと眺めていると、鈍い動きで人影がヌッと被さってきた。
「目が覚めたねーグリオス。大丈夫? まだ夢の中?」
エルジュがグリオスを覗き込みながら、顔の前でヒラヒラと手を振ってくる。
……夢、だったのか。
何も変わらない調子のエルジュを見つめるにつれ、今しがたまで愛し合っていたことが現実ではなかったのだと理解していく。
しかし虚しいとは思わなかった。
軽そうな気配を漂わせながらも、エルジュの眼差しは愛しさを隠さずにグリオスへ注がれていたから。
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