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第1章 旅立つ
11.動物と戯れるようです
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「チュートリアルの報酬の擬動物化?なんだこれ」
ハジメは宿屋のベッドの上で頭を捻っていた。鑑定を使っても動物にすることが出来るということしかわからなかった。対象が分からなかったからだった。
「今まで報酬が変になったことはないしまぁ、取りあえず、使ってみるかなぁ」
とハジメは簡単にそう思った。
「擬動物化」
ハジメが呟くとページのフッターの部分に
どれを動物化しますか? 1.アイテムボックス 2.ハンドブック
※尚、1度のみ使用できます。
と出てきた。ハジメはふむぅと考える。アイテムボックスを動物化したら出すときに目立ってしまうだろうし・・・・。消去法にてハンドブックで決定する。
するとハンドブックが淡いブルーに光りながら開いていたページが閉じる。その瞬間本が形を変え黒い流線形の形、愛らしい黄色い嘴、ぱっちりとした目。短い足、歩くたびに上下に揺れる羽、腹部の白い模様。ハジメの愛してやまない動物が出現した。
「//////////////」
ハジメは声にならない声を上げ、その動物をぎゅっとした。そう、ペンギンであった。片手に載る小さなペンギンであった。ハジメは転生前からペンギンを愛して止まなかった。その愛くるしい生のペンギンがハジメの前に居たのである。そりゃ抱きしめるに決まっていた。ひとしきり愛でた。するとペンギンは右の手を上げて
「よっ。初めましてご主人。ペンギンだよ。名前付けて欲しいんだけど。いつまでもハンドブックじゃ嫌だなぁ」
と少し甲高い声でしゃべった。
「//////可愛いぃぃ////////」
ハジメはデレデレであった。ペンギンが言葉を話したことも忘れるくらいであった。
・・・1時間後・・・
「君の名前はペン太ということで」
とハジメが言うと
「まぁいいんだけど、ご主人てネーミングセンス死んでるね」
とペンギンに言われた。そのペンギンはハジメの右肩にちょこんと座って乗っている。
「えっと、どうやってクエスト見たらいいんだろ。もうクエストないってことかな」
と呟いた。
「人前では話さないけど、2人の時は話すからハンドブックのクエストはお伝えするからね」
とのことであった。
「ところで、ご主人、職業レベルが上がったみたいだよ」
とペン太が言った。ハジメはステータスを開くと確かにレベルが2になっていた。
名前:ハジメ
種族:人
職種:道具師 Lv.2(↑UP)
年齢:18歳
性別:男
体力:Lv.1
耐久:Lv.1
敏捷:Lv.2
器用:Lv.3
魔力:Lv.3
魔抗:Lv.2
幸運:Lv.2(↑UP)
と表示されていた。
「やった、レベルが上がってる。ここまで長かったなぁ。この世界だとレベル上げるの大変なんだなぁ。向こうのRPGでは2レベルなんてすぐ上がったのになぁ」
と感慨深く呟いた。
ステータスの職業の道具師に意識を集中し鑑定を使う。
道具師Lv.2 投げた道具の効果が50%アップする。当たるかどうかは本人の器用に依存。
「威力が1.5倍って。すごいな」
「ご主人チートだからねぇ。因みに気づいていると思うけど、ハンドブックのクエスト10個でもらえる報酬は今現在ご主人に必要なものが選ばれるよ。クエスト自体は何十個とある中からご主人が達成したものが選ばれてるの。残った中で最も簡単なクエストが次の目標として載るようになっている。アマテラス様優しいよねぇ」
とペン太が話した。ハジメは
「アマテラス様、ぐっじょぶっ」
と右手の親指を上にあげた。
その頃、
「あらハンドブックが擬動物化したのね。喜んで頂けるといいのですが」
とアマテラスはくすりと笑っていたとかいなかったとか。
ハジメは宿屋のベッドの上で頭を捻っていた。鑑定を使っても動物にすることが出来るということしかわからなかった。対象が分からなかったからだった。
「今まで報酬が変になったことはないしまぁ、取りあえず、使ってみるかなぁ」
とハジメは簡単にそう思った。
「擬動物化」
ハジメが呟くとページのフッターの部分に
どれを動物化しますか? 1.アイテムボックス 2.ハンドブック
※尚、1度のみ使用できます。
と出てきた。ハジメはふむぅと考える。アイテムボックスを動物化したら出すときに目立ってしまうだろうし・・・・。消去法にてハンドブックで決定する。
するとハンドブックが淡いブルーに光りながら開いていたページが閉じる。その瞬間本が形を変え黒い流線形の形、愛らしい黄色い嘴、ぱっちりとした目。短い足、歩くたびに上下に揺れる羽、腹部の白い模様。ハジメの愛してやまない動物が出現した。
「//////////////」
ハジメは声にならない声を上げ、その動物をぎゅっとした。そう、ペンギンであった。片手に載る小さなペンギンであった。ハジメは転生前からペンギンを愛して止まなかった。その愛くるしい生のペンギンがハジメの前に居たのである。そりゃ抱きしめるに決まっていた。ひとしきり愛でた。するとペンギンは右の手を上げて
「よっ。初めましてご主人。ペンギンだよ。名前付けて欲しいんだけど。いつまでもハンドブックじゃ嫌だなぁ」
と少し甲高い声でしゃべった。
「//////可愛いぃぃ////////」
ハジメはデレデレであった。ペンギンが言葉を話したことも忘れるくらいであった。
・・・1時間後・・・
「君の名前はペン太ということで」
とハジメが言うと
「まぁいいんだけど、ご主人てネーミングセンス死んでるね」
とペンギンに言われた。そのペンギンはハジメの右肩にちょこんと座って乗っている。
「えっと、どうやってクエスト見たらいいんだろ。もうクエストないってことかな」
と呟いた。
「人前では話さないけど、2人の時は話すからハンドブックのクエストはお伝えするからね」
とのことであった。
「ところで、ご主人、職業レベルが上がったみたいだよ」
とペン太が言った。ハジメはステータスを開くと確かにレベルが2になっていた。
名前:ハジメ
種族:人
職種:道具師 Lv.2(↑UP)
年齢:18歳
性別:男
体力:Lv.1
耐久:Lv.1
敏捷:Lv.2
器用:Lv.3
魔力:Lv.3
魔抗:Lv.2
幸運:Lv.2(↑UP)
と表示されていた。
「やった、レベルが上がってる。ここまで長かったなぁ。この世界だとレベル上げるの大変なんだなぁ。向こうのRPGでは2レベルなんてすぐ上がったのになぁ」
と感慨深く呟いた。
ステータスの職業の道具師に意識を集中し鑑定を使う。
道具師Lv.2 投げた道具の効果が50%アップする。当たるかどうかは本人の器用に依存。
「威力が1.5倍って。すごいな」
「ご主人チートだからねぇ。因みに気づいていると思うけど、ハンドブックのクエスト10個でもらえる報酬は今現在ご主人に必要なものが選ばれるよ。クエスト自体は何十個とある中からご主人が達成したものが選ばれてるの。残った中で最も簡単なクエストが次の目標として載るようになっている。アマテラス様優しいよねぇ」
とペン太が話した。ハジメは
「アマテラス様、ぐっじょぶっ」
と右手の親指を上にあげた。
その頃、
「あらハンドブックが擬動物化したのね。喜んで頂けるといいのですが」
とアマテラスはくすりと笑っていたとかいなかったとか。
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マッシュ
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わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも?
それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。
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