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星宮さんの聖霊
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声が聞こえたとその方向に目をやると、そこには俺を睨み付けている聖霊がいた。
「こら、何てことするの」
「別にいいだろ、こいつには見えてないんだから」
そういうことじゃないでしょ、と星宮さんは怒っているけど、あの……見えてますよ?
「て言うか星宮さんにも聖霊がついてたの?」
「「え?」」
星宮さんと聖霊の声が重なる。
「月森双夜、見えるの?これが?」
「紗那、これはひどいだろー……」
俺は雷羅と契約を結んでいるルイスの魔法で俺も見えるようになったことを伝えた。
「そう言えば見たことあるわ。仲良さそうだなあって思ったもの」
「俺たちも仲良いじゃんかよ」
「アステルは口うるさいじゃない。まるでいつも相楽が一緒にいるみたい」
そんなこと言うなよー、と聖霊は星宮さんの周りをくるくる飛んでいる。
俺、完全に空気だな。
「あのー」
「何だよっ」
急にキッと睨んでくるこの聖霊はどうやら俺が嫌いみたいだ。
「どうしてさっきからそんな態度なの?失礼じゃない」
「だって俺、こいつ嫌いだから」
直球だな……。
「だってこいつも最初から紗那のこと見下してたじゃん。紗那が本気だしたらこいつだって他の皆だって一発でやられるくせに。大体ホントにこいつが月森家の人間かよ。こんなに貧弱なのに?あり得ないじゃん」
何も言えねぇ……。全部事実だ。
「やめなさいっ。アステル、私のパートナーを悪く言うのは許さないわ」
「何で!?パートナーで言ったら俺と紗那のほうが断然長いじゃん。それなのに最近はいつもこの男の話ばかりだっ」
おうおう、何だこいつ。可愛いな。やきもちかよ。
「ごめんね、月森双夜。で、どうしたの?」
主人に無視されたアステルは、ガーンと声が聞こえてきそうなくらいの顔をしている。
面白いな、こいつ。
「今更なんだけど、星宮さんって何者?聖霊と契約を結べるのは主に大地の国の人でしょ。それも稀に。でも星宮さんの魔法の光は大地の国の人のものじゃないし。俺はあんな光を見たことがない」
俺が言い終わったところで、星宮さんはアステルを見た。アステルはまるでダメだと言わんばかりに首を振る。
「月森双夜、あのね……」
「ちょっと待って、紗那。俺今ダメって言ったよね!?」
ぎょっとしたようにアステルは星宮さんと俺の間に飛び込む。けれどそれを星宮さんは「アステル」となだめるように言った。
「月森双夜は私のパートナーなの。リング交換したら素性は分からなくても魔法の性質だってわかってしまう。それに何よりパートナーの間で隠し事をしたくない」
星宮さんの思いにアステルは「分かったよ」と一言言って、静かに星宮さんの肩に座った。
「こら、何てことするの」
「別にいいだろ、こいつには見えてないんだから」
そういうことじゃないでしょ、と星宮さんは怒っているけど、あの……見えてますよ?
「て言うか星宮さんにも聖霊がついてたの?」
「「え?」」
星宮さんと聖霊の声が重なる。
「月森双夜、見えるの?これが?」
「紗那、これはひどいだろー……」
俺は雷羅と契約を結んでいるルイスの魔法で俺も見えるようになったことを伝えた。
「そう言えば見たことあるわ。仲良さそうだなあって思ったもの」
「俺たちも仲良いじゃんかよ」
「アステルは口うるさいじゃない。まるでいつも相楽が一緒にいるみたい」
そんなこと言うなよー、と聖霊は星宮さんの周りをくるくる飛んでいる。
俺、完全に空気だな。
「あのー」
「何だよっ」
急にキッと睨んでくるこの聖霊はどうやら俺が嫌いみたいだ。
「どうしてさっきからそんな態度なの?失礼じゃない」
「だって俺、こいつ嫌いだから」
直球だな……。
「だってこいつも最初から紗那のこと見下してたじゃん。紗那が本気だしたらこいつだって他の皆だって一発でやられるくせに。大体ホントにこいつが月森家の人間かよ。こんなに貧弱なのに?あり得ないじゃん」
何も言えねぇ……。全部事実だ。
「やめなさいっ。アステル、私のパートナーを悪く言うのは許さないわ」
「何で!?パートナーで言ったら俺と紗那のほうが断然長いじゃん。それなのに最近はいつもこの男の話ばかりだっ」
おうおう、何だこいつ。可愛いな。やきもちかよ。
「ごめんね、月森双夜。で、どうしたの?」
主人に無視されたアステルは、ガーンと声が聞こえてきそうなくらいの顔をしている。
面白いな、こいつ。
「今更なんだけど、星宮さんって何者?聖霊と契約を結べるのは主に大地の国の人でしょ。それも稀に。でも星宮さんの魔法の光は大地の国の人のものじゃないし。俺はあんな光を見たことがない」
俺が言い終わったところで、星宮さんはアステルを見た。アステルはまるでダメだと言わんばかりに首を振る。
「月森双夜、あのね……」
「ちょっと待って、紗那。俺今ダメって言ったよね!?」
ぎょっとしたようにアステルは星宮さんと俺の間に飛び込む。けれどそれを星宮さんは「アステル」となだめるように言った。
「月森双夜は私のパートナーなの。リング交換したら素性は分からなくても魔法の性質だってわかってしまう。それに何よりパートナーの間で隠し事をしたくない」
星宮さんの思いにアステルは「分かったよ」と一言言って、静かに星宮さんの肩に座った。
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