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第17話 おっさん、魔法を覚える
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魔道大全集は、一言で例えるならば魔法の辞典のような本だった。
中身は幾つかの章に分かれており、章によって異なった魔法についてのことが記されていた。
その内容は、俺にとってはどれも興味を掻き立てられるものばかりだった。
第一章──精霊魔法についてが記された章。この章が最も書かれている内容が多い。
精霊魔法とは、俗に魔道士と呼ばれる魔法使いが操る一般的な魔法のことをそう呼ぶらしい。この世界では火や水といった自然界を構成するものには全て精霊の力が宿っていると考えられており、その力を借り受けて魔法としているから精霊魔法と言うのだそうだ。
因みに俺が得意としているアルテマは爆発魔法と言い、厳密に言うと精霊魔法とは微妙に違うらしいが、魔道士が扱える魔法であることに違いはないので一応精霊魔法の仲間として扱われているようだ。
結構アバウトなんだな、魔法の扱いって。
精霊魔法の種類には、次のものがある。
火魔法。氷魔法。風魔法。土魔法。雷魔法。水魔法。光魔法。闇魔法。時魔法。空間魔法。爆発魔法。
火魔法や風魔法に関しては、書いてある字の通り。その属性の力を操る魔法だ。氷魔法と水魔法は一見似ているように思えるが全くの別物らしい。単純に属性の力を刃や弾にして撃ち出す魔法から、水中で呼吸ができるようになる魔法だったり穴を掘る魔法だったりと覚えていれば便利的なものまで色々あるようだ。
時魔法は、その名の通り時を操作する魔法だ。壊れた物体を壊れる前の状態に戻したり、強制的に歳を取らせたり逆に赤ん坊にすることができるらしい。
空間魔法は、空間を操作する魔法だ。空間を操作するって聞いてもあまりぴんと来ないが、物や人を別の場所に一瞬で移動させる転移魔法や俺が荷物を運ぶ時によく使っている圧縮魔法などがこのカテゴリに入るようだ。
爆発魔法は、名前の通り純粋な爆発の力を秘めた光弾を撃つ魔法である。散弾銃のように細かく光をばら撒いたり槍のように力を束ねて撃ったりと幾つか種類があるようだが、基本的にどれも高威力で扱いが難しいらしい。その中でも特に扱いが難しく、最強の威力を持つのがアルテマなのだそうだ。俺はぽんぽん使っちゃってるけどな。
習得する魔法の量に制約はなく、効果を引き出すのに相応の対価さえきちんと用意すれば、後は魔法の名前を口にするだけで行使することができる。
これは精霊魔法に限らず召喚魔法や回復魔法といった他のカテゴリの魔法にも言えることらしい。
……ということは、この本に載ってる魔法の名前を片っ端から覚えれば、魔法が使い放題になるってことか?
無尽蔵に魔法を使える俺ならば、それも夢じゃないかもしれない。
第二章以降の章には、精霊魔法以外の魔法についてが記されていた。
第二章は、神聖魔法の章。一般的に回復魔法と呼ばれている怪我や体を蝕む毒素を治療するための魔法や、強化魔法という身体能力を一時的に強化するための魔法、浄化魔法という悪霊を祓うための魔法についてが書かれている。これは神官が使える魔法だ。
第三章は、召喚魔法の章。フォルテが使っている魔法がこれに当たる。異世界から召喚獣と呼ばれる特別な力を持った生き物を召喚することができる魔法で、召喚士と呼ばれる魔法使いだけがこの魔法を扱える。フォルテは相変わらず日本の物しか召喚できないが……何でなんだろうな?
第四章は、契約魔法の章。対象を支配して己の下僕とする魔法についてが記された章だ。この魔法は調教師と呼ばれる人間だけが扱うことができ、主に猛獣に対して使われる魔法ではあるが、理論上では妖異に対して掛けることも可能らしい。
第五章は、創造魔法の章。数多の材料から全く新しい物を作り出すことができる魔法で、色々な薬品を作ったり、特別な力を宿した道具を作ったりできるらしい。ファンタジー小説なんかではお馴染みの錬金術、あれに近い力を持った魔法で、創造士という魔法使いだけが扱うことができる。旅の必需品であるポーションもこの創造魔法から生まれた産物だ。
こうして見ると、この世界には本当に色々な魔法が存在しているのだということが分かる。
この世界の人間にとって、魔法は生活用品みたいに身近なところにあるものなんだろうな。
俺は精霊魔法以外にも回復魔法を使うことができるし、この本でちゃんと学べば、ひょっとしたら他の魔法を使うこともできるようになるかもしれない。
でも……今はやっぱり精霊魔法だ。魔法使いとして、基礎は固めておくべきだと思う。
何事も基本が大事だって誰かも言ってたことだしな。
この歳になって本を相手に勉強することになるとは思ってもいなかったが、これも一人前の魔法使いになるためである。頑張ろう。
俺は時間が過ぎることも忘れて、魔道大全集を読み耽った。
気付いた時には、辺りはすっかり明るくなっていた。
やばい……徹夜しちゃったよ。
本に夢中になって寝そびれるなんて、子供の頃に長編漫画をつい一巻から読み始めてそのまま朝まで過ごしてしまった時以来の出来事だ。
俺に魔道大全集を貸してくれたユーリルも、いつの間にかフォルテの隣でぐっすり寝ているし。
でも、お陰で魔道大全集の内容は隅々まで目を通すことができた。精霊魔法以外の章についてはさわり程度にしか見なかったが、それでも基本に関しては理解したつもりだ。
理解したら、試さずにはいられない。
俺はいそいそと立ち上がり、魔道大全集を小脇に抱えて寝ている二人の傍から離れた。
向かったのは、近くに生えている一本の木。
太くてしっかりしているし、的にするには十分だ。
俺は木に向かって右手を翳し、覚えたばかりの魔法を唱えた。
「ウィンドスラッシュ!」
しゅばっ、と収束した風の刃が木を斜めに切りつける。
力はそのまま反対側に突き抜けて、切断された木の上部が斜めにずり落ちるように地面へと落ちた。
ばさばさ、と地面に落下した時の衝撃で枝から取れた葉っぱが辺りに舞い散り、結構派手な音が鳴る。
その音にびっくりしたのだろう。フォルテたちがびくっと全身を震わせて慌てたように左右を見回しながら起き上がった。
「え……何、今の音? まさか、襲撃?」
俺は胸中で脅かしてすまんと二人に謝りながら、自分が倒した木をついにやける顔で見つめた。
俺は、遂に一人前の魔法使いになったんだ。いつもアルテマ一発で吹っ飛ばすだけじゃなくて、状況に応じて効果的に魔法が使えるようになったんだ。
これこそ、俺がなりたいと思っていた魔法使いの理想の姿だ。
そう思うと、顔がにやけるのも仕方ないというもの。
魔道大全集を貸してくれたユーリルには後で礼を言おう。
そしてこれからも……時々でいいから、本を貸してもらおう。神聖魔法とか、創造魔法とか、俺のこれからの生活に役立ちそうな魔法はまだまだたくさんあるからな。
神を目指す気はさらさらないが──力はあって困るものじゃない。役に立つと思った力は、どんどん積極的に手に入れていきたいと思う。この世界での暮らしを、心の底から満喫するために。
さて……フォルテたちも起きたことだし、朝飯を作りますかね。
俺は鼻歌を歌いながら、辺りを見てぽかんとしている二人の元へと戻っていった。
中身は幾つかの章に分かれており、章によって異なった魔法についてのことが記されていた。
その内容は、俺にとってはどれも興味を掻き立てられるものばかりだった。
第一章──精霊魔法についてが記された章。この章が最も書かれている内容が多い。
精霊魔法とは、俗に魔道士と呼ばれる魔法使いが操る一般的な魔法のことをそう呼ぶらしい。この世界では火や水といった自然界を構成するものには全て精霊の力が宿っていると考えられており、その力を借り受けて魔法としているから精霊魔法と言うのだそうだ。
因みに俺が得意としているアルテマは爆発魔法と言い、厳密に言うと精霊魔法とは微妙に違うらしいが、魔道士が扱える魔法であることに違いはないので一応精霊魔法の仲間として扱われているようだ。
結構アバウトなんだな、魔法の扱いって。
精霊魔法の種類には、次のものがある。
火魔法。氷魔法。風魔法。土魔法。雷魔法。水魔法。光魔法。闇魔法。時魔法。空間魔法。爆発魔法。
火魔法や風魔法に関しては、書いてある字の通り。その属性の力を操る魔法だ。氷魔法と水魔法は一見似ているように思えるが全くの別物らしい。単純に属性の力を刃や弾にして撃ち出す魔法から、水中で呼吸ができるようになる魔法だったり穴を掘る魔法だったりと覚えていれば便利的なものまで色々あるようだ。
時魔法は、その名の通り時を操作する魔法だ。壊れた物体を壊れる前の状態に戻したり、強制的に歳を取らせたり逆に赤ん坊にすることができるらしい。
空間魔法は、空間を操作する魔法だ。空間を操作するって聞いてもあまりぴんと来ないが、物や人を別の場所に一瞬で移動させる転移魔法や俺が荷物を運ぶ時によく使っている圧縮魔法などがこのカテゴリに入るようだ。
爆発魔法は、名前の通り純粋な爆発の力を秘めた光弾を撃つ魔法である。散弾銃のように細かく光をばら撒いたり槍のように力を束ねて撃ったりと幾つか種類があるようだが、基本的にどれも高威力で扱いが難しいらしい。その中でも特に扱いが難しく、最強の威力を持つのがアルテマなのだそうだ。俺はぽんぽん使っちゃってるけどな。
習得する魔法の量に制約はなく、効果を引き出すのに相応の対価さえきちんと用意すれば、後は魔法の名前を口にするだけで行使することができる。
これは精霊魔法に限らず召喚魔法や回復魔法といった他のカテゴリの魔法にも言えることらしい。
……ということは、この本に載ってる魔法の名前を片っ端から覚えれば、魔法が使い放題になるってことか?
無尽蔵に魔法を使える俺ならば、それも夢じゃないかもしれない。
第二章以降の章には、精霊魔法以外の魔法についてが記されていた。
第二章は、神聖魔法の章。一般的に回復魔法と呼ばれている怪我や体を蝕む毒素を治療するための魔法や、強化魔法という身体能力を一時的に強化するための魔法、浄化魔法という悪霊を祓うための魔法についてが書かれている。これは神官が使える魔法だ。
第三章は、召喚魔法の章。フォルテが使っている魔法がこれに当たる。異世界から召喚獣と呼ばれる特別な力を持った生き物を召喚することができる魔法で、召喚士と呼ばれる魔法使いだけがこの魔法を扱える。フォルテは相変わらず日本の物しか召喚できないが……何でなんだろうな?
第四章は、契約魔法の章。対象を支配して己の下僕とする魔法についてが記された章だ。この魔法は調教師と呼ばれる人間だけが扱うことができ、主に猛獣に対して使われる魔法ではあるが、理論上では妖異に対して掛けることも可能らしい。
第五章は、創造魔法の章。数多の材料から全く新しい物を作り出すことができる魔法で、色々な薬品を作ったり、特別な力を宿した道具を作ったりできるらしい。ファンタジー小説なんかではお馴染みの錬金術、あれに近い力を持った魔法で、創造士という魔法使いだけが扱うことができる。旅の必需品であるポーションもこの創造魔法から生まれた産物だ。
こうして見ると、この世界には本当に色々な魔法が存在しているのだということが分かる。
この世界の人間にとって、魔法は生活用品みたいに身近なところにあるものなんだろうな。
俺は精霊魔法以外にも回復魔法を使うことができるし、この本でちゃんと学べば、ひょっとしたら他の魔法を使うこともできるようになるかもしれない。
でも……今はやっぱり精霊魔法だ。魔法使いとして、基礎は固めておくべきだと思う。
何事も基本が大事だって誰かも言ってたことだしな。
この歳になって本を相手に勉強することになるとは思ってもいなかったが、これも一人前の魔法使いになるためである。頑張ろう。
俺は時間が過ぎることも忘れて、魔道大全集を読み耽った。
気付いた時には、辺りはすっかり明るくなっていた。
やばい……徹夜しちゃったよ。
本に夢中になって寝そびれるなんて、子供の頃に長編漫画をつい一巻から読み始めてそのまま朝まで過ごしてしまった時以来の出来事だ。
俺に魔道大全集を貸してくれたユーリルも、いつの間にかフォルテの隣でぐっすり寝ているし。
でも、お陰で魔道大全集の内容は隅々まで目を通すことができた。精霊魔法以外の章についてはさわり程度にしか見なかったが、それでも基本に関しては理解したつもりだ。
理解したら、試さずにはいられない。
俺はいそいそと立ち上がり、魔道大全集を小脇に抱えて寝ている二人の傍から離れた。
向かったのは、近くに生えている一本の木。
太くてしっかりしているし、的にするには十分だ。
俺は木に向かって右手を翳し、覚えたばかりの魔法を唱えた。
「ウィンドスラッシュ!」
しゅばっ、と収束した風の刃が木を斜めに切りつける。
力はそのまま反対側に突き抜けて、切断された木の上部が斜めにずり落ちるように地面へと落ちた。
ばさばさ、と地面に落下した時の衝撃で枝から取れた葉っぱが辺りに舞い散り、結構派手な音が鳴る。
その音にびっくりしたのだろう。フォルテたちがびくっと全身を震わせて慌てたように左右を見回しながら起き上がった。
「え……何、今の音? まさか、襲撃?」
俺は胸中で脅かしてすまんと二人に謝りながら、自分が倒した木をついにやける顔で見つめた。
俺は、遂に一人前の魔法使いになったんだ。いつもアルテマ一発で吹っ飛ばすだけじゃなくて、状況に応じて効果的に魔法が使えるようになったんだ。
これこそ、俺がなりたいと思っていた魔法使いの理想の姿だ。
そう思うと、顔がにやけるのも仕方ないというもの。
魔道大全集を貸してくれたユーリルには後で礼を言おう。
そしてこれからも……時々でいいから、本を貸してもらおう。神聖魔法とか、創造魔法とか、俺のこれからの生活に役立ちそうな魔法はまだまだたくさんあるからな。
神を目指す気はさらさらないが──力はあって困るものじゃない。役に立つと思った力は、どんどん積極的に手に入れていきたいと思う。この世界での暮らしを、心の底から満喫するために。
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