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第99話 赤と黒の悪夢
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エルフが統治する国、グルーヴローブ。
森人、と称されるこの種族は、種族が世に誕生した時に森と共に生きる独自の生活様式を確立させ、以来、その暮らし方を頑なに守り続けてきた。
エルフは暮らしに措いて、自然由来のものしか使わない。金属を使うのは御法度とされ、手にする道具は全て木や石などの自然から手に入れた素材のみを用いて作るという。彼女たちは植物から採れる繊維を糸に紡ぐ独自の技術を持っており、身に着ける服などはその技術によって作られているそうだ。
それは住むための家などについても同様で、国内に建てられている建物は、膨らんだ花の蕾を逆さに置いたような、何とも不思議な形をしていた。ぱっと見た感じでは木ではなさそうだが……一体、何を使って建てているのだろう。
エルフは商売をして金銭を稼ぐという概念を持っておらず、人間のように貨幣を用いる習慣がない。物品の遣り取りは全て物々交換で行われるため、彼女たちは物資を手に入れるために畑を作って作物を育てたり、森の中を巡って食用とする動物や魚を狩っているという。
エルフは、決して火を使わない。火は彼女たちの間では自分たちを守る森を滅ぼす力として認識されており、魔法を扱うことに長けた種族でありながら、火魔法だけは習得することを掟で禁じているらしい。もし掟を破って火を用いたら、その者は永久に国外追放処分となるそうだ。
火を一切使わない生活って……照明とかは光魔法があるから何とかなるだろうが、料理する時は一体どうしてるんだろう。肉とか魚、生のまま食ってるのか?
それって……何か味気ない生活だって思っちゃうな。俺が人間だからなのかもしれないが、焼き魚とか煮込み料理とかが一切口にできない暮らしなんて多分我慢できないと思う。
俺たちは国内に住むエルフではないから火魔法を習得していることに関しては咎められないが、国内で火を使うのは極力控えてほしいとアヴネラに念押しされた。
──と、そんな感じでアヴネラにこの国についての話を聞きながら、馬車で進んでいくこと三十分ほど。
「ぎゃあああああああッ!」
前方から、女のものとは思えないほどに潰れた悲鳴が聞こえてきた。
馬車を走らせて悲鳴のした現場に到着した俺たちは、そこにある光景を見て絶句した。
幻想的な景色の中のそこかしこで、丸くて赤黒い何かがもぞもぞと這い回っている。
大きさは二十センチほど。しかしこれは胴体だけの大きさなので、脚を含めたらおそらく倍近くにはなるだろう。鉤爪のある太い脚は全部で八本あり、そのうちの二本には鉤爪以外にも小さな棘のような突起がぶつぶつと生えている。腹は丸く膨れており、赤と黒の縞模様があった。腹と比較して頭は小さいが、目だけが飛び出してアンバランスな大きさを持っている。まるで別生物の目玉だけを後付けにしたような見てくれの頭だ。
蜘蛛、だろう。多分。
コガネグモ……に似たような見た目だが、あれよりは腹が丸く、何より大きさが全然違う。この世界では当たり前のように存在している普通の蜘蛛なのかもしれないが、俺からしてみたら得体の知れないもの以外の何でもない。
通りの中央に一人の少女が仰向けに倒れている。エルフなので実年齢は分からないが、見た目は十五歳くらいの華奢な娘だ。
その少女に、何匹もの蜘蛛が纏わりついていた。
他の住人たちは既に此処から逃げ出した後なのか、この場にはその少女と俺たち以外に人の姿はない。
一匹の蜘蛛が、少女の小さな口を強引にこじ開けてその中に腹を差し込んでいる。
蜘蛛の腹が波打つようにびくびくと震えている。脚でしっかりと少女の顔を掴んで踏ん張って、体全体で力んでいるかのように──
「あっ、うぶっ、ぅえ、おげぇぇぇぇっ、ぐぶぶぶぶぶ」
少女の全身が弓なりに反ってひくついている。目から涙を零し、鼻から鼻水を垂らしながら、見た目からは全然連想できないような汚らしい呻きを発している。
中に差し込まれた蜘蛛の腹と少女の口の間から、赤くてつやつやとした粒々がどろどろとした粘液と一緒に溢れ出てきた。
いくらのように見えるそれが一体何なのかは──誰かに訊くまでもなく、分かった。
「嫌っ……あれ、卵、産んでるっ!? 何なの、あの気持ち悪い蜘蛛! あれも精霊なの!?」
「違う! あれはこの森の生き物なんかじゃない!」
怯えるフォルテに怒鳴って、アヴネラは馬車を飛び降りた。
髪を抜いてそれを掲げながら、叫ぶ。
「ウィンドボム!」
アヴネラが放った風の衝撃波が、少女に纏わりついている蜘蛛を一匹吹き飛ばす。
それほど強靭な体を持った生き物ではなさそうなので、強い魔法を叩き込めばまとめて駆逐できるだろうが……あまり強すぎる威力の魔法を使うと少女まで傷付けてしまうことになる。かといって少女を傷付けない威力の魔法では、今のように一匹ずつ引き剥がすことしかできない。
そして一匹吹き飛ばしてもすぐに傍にいる別の蜘蛛が寄って来るため、これでは延々と的当てゲームをする羽目になる。
ならば、取れる方法はひとつ。
「リュウガ! シキ! ヴァイス! あの蜘蛛を一匹残らず潰せ! 魔法は威力がでかすぎて此処だと使い物にならん!」
俺は馬車を下りながら仲間たちに指示を出した。
魔法が当てにならないのなら、とにかく物理的な手段で攻めて残らず潰すしかない。リュウガとシキは剣術士だし、ヴァイスも魔法を使わなくたって十分に強い。俺は魔法が使えないと少女から蜘蛛を引き剥がすくらいのことしかできなくなるが、全員が蜘蛛を潰す手段を持っていなくても、皆で連携して一匹ずつ潰していけば良いのだ。
「りょーかいっ! 一番多く駆除してみせるから、見ててよ!」
「はぁ、蜘蛛なんざ殺虫剤でも撒いときゃ勝手にどっか行くんじゃねぇの? まあ、しょうがねぇな……やれっつうんならやってやるけどよ」
「ヴァイスは、魔法は絶対に使うんじゃないぞ! 分かったな!」
「わんっ!」
男衆が馬車から飛び出していく。
俺は顔色を青くして怯えているフォルテに馬車から絶対に出るなと念を押して、右手の中に意識を集中させた。
生み出したゴルフクラブを構えながら、倒れている少女の元へと突っ込んでいく。
蜘蛛をボールに見立てて、昔一度だけやったことのあるゴルフのスイングのコツを思い出す。仕事の取引先の社長が大のゴルフ好きで、接待でゴルフ場に連れて行かれた時は訊いてもいないのにしつこいってくらいに笑顔で教えてくれたんだよな。
足の裏でバランスを取って、腰でクラブを持ち上げて、決して力まずに、肩や胸を使って一気に回転させ、振り抜く!
ワン、ツー、スリー!
ぼぐっ!
ゴルフクラブが命中した蜘蛛が、鈍い音を立てながら宙を舞う。
弧を描いて地面に落ちたところを、シキが刀で一閃! 蜘蛛は縦に真っ二つになり、動かなくなった。
人生、本当に何処で何が役に立つか分からないものだな。あの時はゴルフなんて全身筋肉痛になるし面倒臭いだけのスポーツだって思ってたけど、今は経験しておいて良かったって心から思っている。当時スイングのことを教えてくれたあの社長には感謝だ。
「ほほー、いい腕してるねぇ。これがボールだったら結構飛距離出てたんじゃない?」
「どうだろう……なっ!」
別の蜘蛛に狙いを定めてゴルフクラブをフルスイング。
先程と同じように宙を飛んでいったその蜘蛛は、これまたシキが楽しそうに振るった刀に頭と腹を別々にされて地面に転がった。
「どんどんそっちに飛ばすから、駆除は任せたぞ!」
「おっけー。カモーン!」
蜘蛛は全部で三十匹ほどいたようだが、ただその場を動き回るだけの生き物など、俺たちの敵ではなかった。
五分ほどで蜘蛛たちは残らず駆逐され、ひとまずその場には平穏が戻ったのだった。
森人、と称されるこの種族は、種族が世に誕生した時に森と共に生きる独自の生活様式を確立させ、以来、その暮らし方を頑なに守り続けてきた。
エルフは暮らしに措いて、自然由来のものしか使わない。金属を使うのは御法度とされ、手にする道具は全て木や石などの自然から手に入れた素材のみを用いて作るという。彼女たちは植物から採れる繊維を糸に紡ぐ独自の技術を持っており、身に着ける服などはその技術によって作られているそうだ。
それは住むための家などについても同様で、国内に建てられている建物は、膨らんだ花の蕾を逆さに置いたような、何とも不思議な形をしていた。ぱっと見た感じでは木ではなさそうだが……一体、何を使って建てているのだろう。
エルフは商売をして金銭を稼ぐという概念を持っておらず、人間のように貨幣を用いる習慣がない。物品の遣り取りは全て物々交換で行われるため、彼女たちは物資を手に入れるために畑を作って作物を育てたり、森の中を巡って食用とする動物や魚を狩っているという。
エルフは、決して火を使わない。火は彼女たちの間では自分たちを守る森を滅ぼす力として認識されており、魔法を扱うことに長けた種族でありながら、火魔法だけは習得することを掟で禁じているらしい。もし掟を破って火を用いたら、その者は永久に国外追放処分となるそうだ。
火を一切使わない生活って……照明とかは光魔法があるから何とかなるだろうが、料理する時は一体どうしてるんだろう。肉とか魚、生のまま食ってるのか?
それって……何か味気ない生活だって思っちゃうな。俺が人間だからなのかもしれないが、焼き魚とか煮込み料理とかが一切口にできない暮らしなんて多分我慢できないと思う。
俺たちは国内に住むエルフではないから火魔法を習得していることに関しては咎められないが、国内で火を使うのは極力控えてほしいとアヴネラに念押しされた。
──と、そんな感じでアヴネラにこの国についての話を聞きながら、馬車で進んでいくこと三十分ほど。
「ぎゃあああああああッ!」
前方から、女のものとは思えないほどに潰れた悲鳴が聞こえてきた。
馬車を走らせて悲鳴のした現場に到着した俺たちは、そこにある光景を見て絶句した。
幻想的な景色の中のそこかしこで、丸くて赤黒い何かがもぞもぞと這い回っている。
大きさは二十センチほど。しかしこれは胴体だけの大きさなので、脚を含めたらおそらく倍近くにはなるだろう。鉤爪のある太い脚は全部で八本あり、そのうちの二本には鉤爪以外にも小さな棘のような突起がぶつぶつと生えている。腹は丸く膨れており、赤と黒の縞模様があった。腹と比較して頭は小さいが、目だけが飛び出してアンバランスな大きさを持っている。まるで別生物の目玉だけを後付けにしたような見てくれの頭だ。
蜘蛛、だろう。多分。
コガネグモ……に似たような見た目だが、あれよりは腹が丸く、何より大きさが全然違う。この世界では当たり前のように存在している普通の蜘蛛なのかもしれないが、俺からしてみたら得体の知れないもの以外の何でもない。
通りの中央に一人の少女が仰向けに倒れている。エルフなので実年齢は分からないが、見た目は十五歳くらいの華奢な娘だ。
その少女に、何匹もの蜘蛛が纏わりついていた。
他の住人たちは既に此処から逃げ出した後なのか、この場にはその少女と俺たち以外に人の姿はない。
一匹の蜘蛛が、少女の小さな口を強引にこじ開けてその中に腹を差し込んでいる。
蜘蛛の腹が波打つようにびくびくと震えている。脚でしっかりと少女の顔を掴んで踏ん張って、体全体で力んでいるかのように──
「あっ、うぶっ、ぅえ、おげぇぇぇぇっ、ぐぶぶぶぶぶ」
少女の全身が弓なりに反ってひくついている。目から涙を零し、鼻から鼻水を垂らしながら、見た目からは全然連想できないような汚らしい呻きを発している。
中に差し込まれた蜘蛛の腹と少女の口の間から、赤くてつやつやとした粒々がどろどろとした粘液と一緒に溢れ出てきた。
いくらのように見えるそれが一体何なのかは──誰かに訊くまでもなく、分かった。
「嫌っ……あれ、卵、産んでるっ!? 何なの、あの気持ち悪い蜘蛛! あれも精霊なの!?」
「違う! あれはこの森の生き物なんかじゃない!」
怯えるフォルテに怒鳴って、アヴネラは馬車を飛び降りた。
髪を抜いてそれを掲げながら、叫ぶ。
「ウィンドボム!」
アヴネラが放った風の衝撃波が、少女に纏わりついている蜘蛛を一匹吹き飛ばす。
それほど強靭な体を持った生き物ではなさそうなので、強い魔法を叩き込めばまとめて駆逐できるだろうが……あまり強すぎる威力の魔法を使うと少女まで傷付けてしまうことになる。かといって少女を傷付けない威力の魔法では、今のように一匹ずつ引き剥がすことしかできない。
そして一匹吹き飛ばしてもすぐに傍にいる別の蜘蛛が寄って来るため、これでは延々と的当てゲームをする羽目になる。
ならば、取れる方法はひとつ。
「リュウガ! シキ! ヴァイス! あの蜘蛛を一匹残らず潰せ! 魔法は威力がでかすぎて此処だと使い物にならん!」
俺は馬車を下りながら仲間たちに指示を出した。
魔法が当てにならないのなら、とにかく物理的な手段で攻めて残らず潰すしかない。リュウガとシキは剣術士だし、ヴァイスも魔法を使わなくたって十分に強い。俺は魔法が使えないと少女から蜘蛛を引き剥がすくらいのことしかできなくなるが、全員が蜘蛛を潰す手段を持っていなくても、皆で連携して一匹ずつ潰していけば良いのだ。
「りょーかいっ! 一番多く駆除してみせるから、見ててよ!」
「はぁ、蜘蛛なんざ殺虫剤でも撒いときゃ勝手にどっか行くんじゃねぇの? まあ、しょうがねぇな……やれっつうんならやってやるけどよ」
「ヴァイスは、魔法は絶対に使うんじゃないぞ! 分かったな!」
「わんっ!」
男衆が馬車から飛び出していく。
俺は顔色を青くして怯えているフォルテに馬車から絶対に出るなと念を押して、右手の中に意識を集中させた。
生み出したゴルフクラブを構えながら、倒れている少女の元へと突っ込んでいく。
蜘蛛をボールに見立てて、昔一度だけやったことのあるゴルフのスイングのコツを思い出す。仕事の取引先の社長が大のゴルフ好きで、接待でゴルフ場に連れて行かれた時は訊いてもいないのにしつこいってくらいに笑顔で教えてくれたんだよな。
足の裏でバランスを取って、腰でクラブを持ち上げて、決して力まずに、肩や胸を使って一気に回転させ、振り抜く!
ワン、ツー、スリー!
ぼぐっ!
ゴルフクラブが命中した蜘蛛が、鈍い音を立てながら宙を舞う。
弧を描いて地面に落ちたところを、シキが刀で一閃! 蜘蛛は縦に真っ二つになり、動かなくなった。
人生、本当に何処で何が役に立つか分からないものだな。あの時はゴルフなんて全身筋肉痛になるし面倒臭いだけのスポーツだって思ってたけど、今は経験しておいて良かったって心から思っている。当時スイングのことを教えてくれたあの社長には感謝だ。
「ほほー、いい腕してるねぇ。これがボールだったら結構飛距離出てたんじゃない?」
「どうだろう……なっ!」
別の蜘蛛に狙いを定めてゴルフクラブをフルスイング。
先程と同じように宙を飛んでいったその蜘蛛は、これまたシキが楽しそうに振るった刀に頭と腹を別々にされて地面に転がった。
「どんどんそっちに飛ばすから、駆除は任せたぞ!」
「おっけー。カモーン!」
蜘蛛は全部で三十匹ほどいたようだが、ただその場を動き回るだけの生き物など、俺たちの敵ではなかった。
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