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第6話 荒廃した街 リウ
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それから半日が経ち、完全に朝日が昇ってきた。馬車はまだ進み続ける。
「ん……ぅ……」
「あ、起きた?」
「……あぁ、ありがとうな」
俺は辺りを見渡す。
辺りには緑いっぱいの大草原が広がっており、太陽の光に照らされ、光り輝いている。
「……こんな景色を見るのはいつぶりだろうか」
「どうしたの、急に」
「いや、王宮に居た頃はまったく外に出られなかったからな」
「……色々大変だったのね」
昨日までの王宮の激務が嘘のようだ。
まさか、次の日に見る景色がこれだとは…… 今、俺は自由だ。
「ん、あれ…… おかしいわ」
「どうしたんだ?」
「もう街が見える…… レサリアにまだ着いていないのに……」
メルサは目を細めながら、前の方を見ている。
俺も見てみるか……
――魔法陣展開 付与 千里眼……
俺の目に魔法陣が浮かび上がった。これが双眼鏡代わりになってくれる。
さて、何が見える……?
無秩序に積み重なった建物、壊れかけの外壁、ところどころに見える黒煙……
間違いない、これは……
「ねえ、あれ何?」
「……リウだな。道、間違えてるぞ?」
「あぁっ! やっちゃった!!」
治安最悪、荒廃した街、リウ…… クソッ、メルサに地図を読ましたのは間違いだったな……
まさか2択を間違えるなんて。
「ねえ、引き返さないと……!」
「……難しいだろうな」
「確かに食料と水もあまり無いけど…… あそこに行くよりましじゃ!」
「後ろを見てみろ」
「え? 道が…… 無い!?」
「魔力反応…… 道を消されている」
後ろに道は無く、ただ、草原が広がっているだけに変わっていた。
幻惑魔法か…… 厄介だな。
「誰かの攻撃なの?」
「いや、近くに気配はない。設置型の魔法だとは思うが…… 何のために?」
解析魔法を使うか? いや、もし遠くから攻撃を受けたら、対応できない。危険だ……
これはおそらく、リウの誰かがやったに違いない。
逃がさないぞ? みたいな感じだろうか?
「メルサ、俺はこのまま行った方がいいと思うぞ。後ろに退くのはかえって危険だ」
「えぇ…… いやだなぁ……」
いや、お前が引き起こしたことだろう……
まあ、そんなことは心の中に留めて置き、次のことを考えなければ。
「リウで最低限の物をそろえて、すぐに出る。いいな?」
「はぁ…… 大丈夫なの?」
「問題ない。むしろ、上等だ。迎え撃つぞ」
「なんであなたは好戦的なのよ!?」
そのまま、馬車はリウの方へ向かうのだった……
~~
「もうすぐ関所だな」
「…………」
「おい、緊張するなよ、堂々とするんだ」
「わ、わかってるわよ……」
リウの近くまでやってきた。
近づけば近づくほど、騒々しい街の空気がひしひしと伝わってくる。
そのまま馬車は進み続ける。そして、関所に着いたのだった。
「そこの馬車、止まれ」
「……はい」
出迎えたのは、ガラの悪そうな兵士? が数人だ。獣人もいるな。
「通行料、銀貨10枚だ」
「銀貨10枚!? 高すぎる……」
「あぁ!? 文句でもあるのかよ!」
はぁ…… こういうパターンだと思った。
最近の兵士はいつもこうだ。
「文句しかないだろう?」
「あ? ……っ、し、仕方ねえな…… 銀貨5枚だ」
「…………」
「ぎ、銀貨1枚だ! もういいだろ!」
俺は乱雑に銀貨を投げ渡すと、再び馬車の中に戻った。
「チッ、ほらよ……」
関所を開けてくれたな。最初から怪しい展開だったが、何とか戦闘にはならずに済んだ。
馬車は、ついにリウの中へ入る……
「……ありがとう、助かったわ」
「当然のことだ。それより、これは、中々すごいな……」
おお……すさまじい街並みだな。
周りには、家と思われる廃材で出来ただろう建物が無秩序に乱立している。
何階建てなんだ? 崩れないのか、これ!?
「色んな人がいるわね…… 獣人に、あれはエルフかしら?」
「確かに…… エルフだな。ドワーフもいないか?」
「王国では滅多にいないのに…… はっ!? これは珍しい商品を手に入れるチャンスよ!」
「ははは……」
ジグザグした道に、たくさんの露店が立ち並んでいる。意外と活気はあるようだな。
普通危ない街というものは、人すらあまり居ないものなのだが……
「よお、あんたら。よその者かい?」
「ああ、そうだ」
ガタイの良い獣人の通行人に話しかけられた。
「へえ、よくこんなところに来たな。何しに来たんだ?」
「引き返そうと思ったんだが、道が無くなってたんだよ」
「道が? そんなことあんのか? 不思議なもんだな。まあ、リウはそんな街だぜ」
……ハズレか。じゃあ誰がやったのか、余計に分からん。
「あの、魔物の素材を換金できるところを知らない?」
「ん? 姉ちゃん、その馬車、魔物を運んでいるのか。それなら、ハンスさんのところへ行け。やってもらえると思うぞ」
「ハンスさん?」
「ああ、あっちに酒場があるだろ? そこだ」
「ありがと」
「おう! まあ、頑張れや!」
獣人の男は手を振りながら離れていった。
「……なんだか優しい人だったね」
「そうだな。とりあえず、そのハンスさんとやらの方へ行ってみよう」
「分かってるわ。まずは原資を稼がないと」
――ガラガラガラ……
馬車はまた進み始めた。
――ガッ、ガッ、ガガッ……
「うぅ……ん、少し地面が、悪いっ、わね……」
さすがはリウ、相当な悪路だ。
酒場の看板は見えるのに、中々進まない。
馬車が走るような街ではないことは分かっている。……いや、揺れすぎだろ!
「おーい、頑張れよ~!」
「もうひと踏ん張りだぜ!」
「……応援されてるぞ?」
「は、恥ずかしい……」
ガタンガタンと轟音を響かせる馬車は、道行く人の注目を集めている。
あ、おい、子供が後ろから乗ろうとしてる。
「何してるんだ、そこで」
「うわ! ばれた! 逃げるぞ!」
数人の子供たちが、笑いながら逃げていった。
やっぱり人間だけじゃなく、獣人、エルフの子供もいる。
「はぁ、ようやく着いたわ……」
そんなことを思っていると、もう酒場の前だ。
さて、さっきの男が言ってたハンスはどいつだ……?
「ねえ、あんたたち。酒場に用があるのかい?」
「ん? あ、あぁ。そうだ。ハンスってやつを探していてな」
「ああ! ハンスね。おーい、ハンス! 客人だよ!」
そうして名前も知らないおばさんは酒場の中へ入っていく。
「ほら、待ってるわよ」
「……こんな老いぼれに、よそ者がなんの用じゃい」
「ハンス、この人じゃないわよ、こっちの2人」
「……んん? お主らか?」
「こっちよ、こっち!」
「イタタタタ! 首を掴むな! もげるじゃろぉ!」
出てきたのは、初老の人間だった。髪は白色に染まっており、杖もついている。
「すまんな。ワシは少し目が悪くてのう」
「大丈夫よ。で、あなたがハンスさんね。魔物を買い取ってくれるかしら」
「確かに、魔物の匂いがするのう。ナイトウルフか。お主ら、それを鑑定してほしいのじゃな?」
「え? 匂いだけで……! 分かったの?」
「……まあ、こっちについてくるのじゃ」
そう言って、ハンスは裏路地へ入っていった……
「ん……ぅ……」
「あ、起きた?」
「……あぁ、ありがとうな」
俺は辺りを見渡す。
辺りには緑いっぱいの大草原が広がっており、太陽の光に照らされ、光り輝いている。
「……こんな景色を見るのはいつぶりだろうか」
「どうしたの、急に」
「いや、王宮に居た頃はまったく外に出られなかったからな」
「……色々大変だったのね」
昨日までの王宮の激務が嘘のようだ。
まさか、次の日に見る景色がこれだとは…… 今、俺は自由だ。
「ん、あれ…… おかしいわ」
「どうしたんだ?」
「もう街が見える…… レサリアにまだ着いていないのに……」
メルサは目を細めながら、前の方を見ている。
俺も見てみるか……
――魔法陣展開 付与 千里眼……
俺の目に魔法陣が浮かび上がった。これが双眼鏡代わりになってくれる。
さて、何が見える……?
無秩序に積み重なった建物、壊れかけの外壁、ところどころに見える黒煙……
間違いない、これは……
「ねえ、あれ何?」
「……リウだな。道、間違えてるぞ?」
「あぁっ! やっちゃった!!」
治安最悪、荒廃した街、リウ…… クソッ、メルサに地図を読ましたのは間違いだったな……
まさか2択を間違えるなんて。
「ねえ、引き返さないと……!」
「……難しいだろうな」
「確かに食料と水もあまり無いけど…… あそこに行くよりましじゃ!」
「後ろを見てみろ」
「え? 道が…… 無い!?」
「魔力反応…… 道を消されている」
後ろに道は無く、ただ、草原が広がっているだけに変わっていた。
幻惑魔法か…… 厄介だな。
「誰かの攻撃なの?」
「いや、近くに気配はない。設置型の魔法だとは思うが…… 何のために?」
解析魔法を使うか? いや、もし遠くから攻撃を受けたら、対応できない。危険だ……
これはおそらく、リウの誰かがやったに違いない。
逃がさないぞ? みたいな感じだろうか?
「メルサ、俺はこのまま行った方がいいと思うぞ。後ろに退くのはかえって危険だ」
「えぇ…… いやだなぁ……」
いや、お前が引き起こしたことだろう……
まあ、そんなことは心の中に留めて置き、次のことを考えなければ。
「リウで最低限の物をそろえて、すぐに出る。いいな?」
「はぁ…… 大丈夫なの?」
「問題ない。むしろ、上等だ。迎え撃つぞ」
「なんであなたは好戦的なのよ!?」
そのまま、馬車はリウの方へ向かうのだった……
~~
「もうすぐ関所だな」
「…………」
「おい、緊張するなよ、堂々とするんだ」
「わ、わかってるわよ……」
リウの近くまでやってきた。
近づけば近づくほど、騒々しい街の空気がひしひしと伝わってくる。
そのまま馬車は進み続ける。そして、関所に着いたのだった。
「そこの馬車、止まれ」
「……はい」
出迎えたのは、ガラの悪そうな兵士? が数人だ。獣人もいるな。
「通行料、銀貨10枚だ」
「銀貨10枚!? 高すぎる……」
「あぁ!? 文句でもあるのかよ!」
はぁ…… こういうパターンだと思った。
最近の兵士はいつもこうだ。
「文句しかないだろう?」
「あ? ……っ、し、仕方ねえな…… 銀貨5枚だ」
「…………」
「ぎ、銀貨1枚だ! もういいだろ!」
俺は乱雑に銀貨を投げ渡すと、再び馬車の中に戻った。
「チッ、ほらよ……」
関所を開けてくれたな。最初から怪しい展開だったが、何とか戦闘にはならずに済んだ。
馬車は、ついにリウの中へ入る……
「……ありがとう、助かったわ」
「当然のことだ。それより、これは、中々すごいな……」
おお……すさまじい街並みだな。
周りには、家と思われる廃材で出来ただろう建物が無秩序に乱立している。
何階建てなんだ? 崩れないのか、これ!?
「色んな人がいるわね…… 獣人に、あれはエルフかしら?」
「確かに…… エルフだな。ドワーフもいないか?」
「王国では滅多にいないのに…… はっ!? これは珍しい商品を手に入れるチャンスよ!」
「ははは……」
ジグザグした道に、たくさんの露店が立ち並んでいる。意外と活気はあるようだな。
普通危ない街というものは、人すらあまり居ないものなのだが……
「よお、あんたら。よその者かい?」
「ああ、そうだ」
ガタイの良い獣人の通行人に話しかけられた。
「へえ、よくこんなところに来たな。何しに来たんだ?」
「引き返そうと思ったんだが、道が無くなってたんだよ」
「道が? そんなことあんのか? 不思議なもんだな。まあ、リウはそんな街だぜ」
……ハズレか。じゃあ誰がやったのか、余計に分からん。
「あの、魔物の素材を換金できるところを知らない?」
「ん? 姉ちゃん、その馬車、魔物を運んでいるのか。それなら、ハンスさんのところへ行け。やってもらえると思うぞ」
「ハンスさん?」
「ああ、あっちに酒場があるだろ? そこだ」
「ありがと」
「おう! まあ、頑張れや!」
獣人の男は手を振りながら離れていった。
「……なんだか優しい人だったね」
「そうだな。とりあえず、そのハンスさんとやらの方へ行ってみよう」
「分かってるわ。まずは原資を稼がないと」
――ガラガラガラ……
馬車はまた進み始めた。
――ガッ、ガッ、ガガッ……
「うぅ……ん、少し地面が、悪いっ、わね……」
さすがはリウ、相当な悪路だ。
酒場の看板は見えるのに、中々進まない。
馬車が走るような街ではないことは分かっている。……いや、揺れすぎだろ!
「おーい、頑張れよ~!」
「もうひと踏ん張りだぜ!」
「……応援されてるぞ?」
「は、恥ずかしい……」
ガタンガタンと轟音を響かせる馬車は、道行く人の注目を集めている。
あ、おい、子供が後ろから乗ろうとしてる。
「何してるんだ、そこで」
「うわ! ばれた! 逃げるぞ!」
数人の子供たちが、笑いながら逃げていった。
やっぱり人間だけじゃなく、獣人、エルフの子供もいる。
「はぁ、ようやく着いたわ……」
そんなことを思っていると、もう酒場の前だ。
さて、さっきの男が言ってたハンスはどいつだ……?
「ねえ、あんたたち。酒場に用があるのかい?」
「ん? あ、あぁ。そうだ。ハンスってやつを探していてな」
「ああ! ハンスね。おーい、ハンス! 客人だよ!」
そうして名前も知らないおばさんは酒場の中へ入っていく。
「ほら、待ってるわよ」
「……こんな老いぼれに、よそ者がなんの用じゃい」
「ハンス、この人じゃないわよ、こっちの2人」
「……んん? お主らか?」
「こっちよ、こっち!」
「イタタタタ! 首を掴むな! もげるじゃろぉ!」
出てきたのは、初老の人間だった。髪は白色に染まっており、杖もついている。
「すまんな。ワシは少し目が悪くてのう」
「大丈夫よ。で、あなたがハンスさんね。魔物を買い取ってくれるかしら」
「確かに、魔物の匂いがするのう。ナイトウルフか。お主ら、それを鑑定してほしいのじゃな?」
「え? 匂いだけで……! 分かったの?」
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