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第二話 焦熱~繭の戯れ
#6 お口でね ※
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白い脚の間で、舌を遣う男の頭がなまめかしく蠢く。
「ん、あ、は……」
ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ──
甘く濡れた水音と喘ぎ声が、静かな室内に響く。
ずずずっ、ずっ、ずっ──
「ぁんっ! あっ、あっ」
繭のカプセルから隣室のキングベッドに移され、あっという間にとろとろにされた。
「あっ、あん、あん……!」
禁断の口淫は、あまりにも超絶技巧だった。
小さな花弁を表も裏もねっとりと舐めまわし、後から後から吐き出される愛液は吸い付く唇がことごとくすすり上げていく。かと思えば、固く尖った舌先で、膨らんだ陰核をつんつんとくすぐる。
ぢゅっ、ぢゅっ、ずずっ──
このうえなく甘く優しい舌戯で夢見心地にし、そしてあらゆるテクニックを惜しみなく駆使して、うぶな娘をぐずぐずにした。
「あっ、あん、あんっ、んっ、それ、あっ……!」
そもそもこの夜のはじめからさんざん煽られ、たっぷり焦らされ、身体はとっくにできあがっていたのだ。
電磁波で感度を上げるだけ上げて、胸ばかりを執拗に弄られた。そうして器具と指で生殺しにし、経験豊富な蝶子ですらもう限界と音を上げるほどの快楽に焦らした挙句、そこでいきなり花(処女)にさせられた。
その時点でもう、彼女の快感許容量はオーバーフローしていた。
「ひあっ、~~~~ッ!!!」
ビクビクビクンッ──!
「あああああああぁ」
男を知らない秘所に施されるプロの技巧は、花を手もなく蕩けさせ、それだけでもう何度達したかわからない。
「またイったね。かわいい」
ビクビクビクと跳ねる身体を、指を絡め合った手がつなぎとめる。
「花、気持ちいい?」
ツン…──
「ひあっ……!」
ぬろ、ぬろ、ぬろ──
丸めた舌先で弄ばれ、舌全面でざらりと舐め上げられて、目の奥がチカチカとかすんだ。背中が反り上がる。
「あっ! ひ! あああっ!」
また蜜がどっとあふれ出て、恍惚の表情で待ち受けるDに飲み干されていく。
ずずずっ── じゅぷ……
「花? 教えて? 気持ちいい?」
「あ、ん、……いぃ」
もう頭が回らない。
舌足らずな応えは、うわごとのようだ。
「よすぎて、こわい」
身体がどうにかなってしまったのではないかと思う。
「とまん…ない」
「とめなくていい。抑えなくていい。もっとイッていいんだよ」
尖らせた舌が、とんとん……と蜜口をノックした。まるで入っていいかと尋ねるように。
「あ」
絡めた指に、ぎゅっと力が入る。
Dの指が応えて握り返し、もう片方の手は内腿をやさしくさする。
そうされると、胸の中があたたかくなるから不思議だ。
「ふ」
「花、顔を見せて」
そこで喋らないで、と花は言いたい。だがとてもそんな余裕はなかった。息がうわずって言葉が出ない。
「隠さないで」
そう言われて、気づいた。
顔をそむけて、手の甲で隠していたことに。
「ちゃんと気持ちいい? 優しくできてる? 僕は君を怖がらせてない? 顔が見えないと、君がまた泣いていないかと不安になる」
つないだ手が引き寄せられて、キスされた。別の手は、やはり内腿を愛撫している。
「顔を見ればわかる。だから隠さないで」
今度は花が、絡めた手を引き寄せた。
「きもちいい。怖くないよ。早く知りたい」
両手でDの手を包み込み、小さく口付ける。
「花……」
「Dさん、ぜんぶ教えて?」
花の顔が、さっと朱に染まった。
「中で…イクって、どんな感じかなって」
羞ずかしさを堪えながらも、目を合わせて求めてきた花の顔を見て、Dは今度こそ躊躇いを捨てた。
次ページへ続く
「ん、あ、は……」
ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ──
甘く濡れた水音と喘ぎ声が、静かな室内に響く。
ずずずっ、ずっ、ずっ──
「ぁんっ! あっ、あっ」
繭のカプセルから隣室のキングベッドに移され、あっという間にとろとろにされた。
「あっ、あん、あん……!」
禁断の口淫は、あまりにも超絶技巧だった。
小さな花弁を表も裏もねっとりと舐めまわし、後から後から吐き出される愛液は吸い付く唇がことごとくすすり上げていく。かと思えば、固く尖った舌先で、膨らんだ陰核をつんつんとくすぐる。
ぢゅっ、ぢゅっ、ずずっ──
このうえなく甘く優しい舌戯で夢見心地にし、そしてあらゆるテクニックを惜しみなく駆使して、うぶな娘をぐずぐずにした。
「あっ、あん、あんっ、んっ、それ、あっ……!」
そもそもこの夜のはじめからさんざん煽られ、たっぷり焦らされ、身体はとっくにできあがっていたのだ。
電磁波で感度を上げるだけ上げて、胸ばかりを執拗に弄られた。そうして器具と指で生殺しにし、経験豊富な蝶子ですらもう限界と音を上げるほどの快楽に焦らした挙句、そこでいきなり花(処女)にさせられた。
その時点でもう、彼女の快感許容量はオーバーフローしていた。
「ひあっ、~~~~ッ!!!」
ビクビクビクンッ──!
「あああああああぁ」
男を知らない秘所に施されるプロの技巧は、花を手もなく蕩けさせ、それだけでもう何度達したかわからない。
「またイったね。かわいい」
ビクビクビクと跳ねる身体を、指を絡め合った手がつなぎとめる。
「花、気持ちいい?」
ツン…──
「ひあっ……!」
ぬろ、ぬろ、ぬろ──
丸めた舌先で弄ばれ、舌全面でざらりと舐め上げられて、目の奥がチカチカとかすんだ。背中が反り上がる。
「あっ! ひ! あああっ!」
また蜜がどっとあふれ出て、恍惚の表情で待ち受けるDに飲み干されていく。
ずずずっ── じゅぷ……
「花? 教えて? 気持ちいい?」
「あ、ん、……いぃ」
もう頭が回らない。
舌足らずな応えは、うわごとのようだ。
「よすぎて、こわい」
身体がどうにかなってしまったのではないかと思う。
「とまん…ない」
「とめなくていい。抑えなくていい。もっとイッていいんだよ」
尖らせた舌が、とんとん……と蜜口をノックした。まるで入っていいかと尋ねるように。
「あ」
絡めた指に、ぎゅっと力が入る。
Dの指が応えて握り返し、もう片方の手は内腿をやさしくさする。
そうされると、胸の中があたたかくなるから不思議だ。
「ふ」
「花、顔を見せて」
そこで喋らないで、と花は言いたい。だがとてもそんな余裕はなかった。息がうわずって言葉が出ない。
「隠さないで」
そう言われて、気づいた。
顔をそむけて、手の甲で隠していたことに。
「ちゃんと気持ちいい? 優しくできてる? 僕は君を怖がらせてない? 顔が見えないと、君がまた泣いていないかと不安になる」
つないだ手が引き寄せられて、キスされた。別の手は、やはり内腿を愛撫している。
「顔を見ればわかる。だから隠さないで」
今度は花が、絡めた手を引き寄せた。
「きもちいい。怖くないよ。早く知りたい」
両手でDの手を包み込み、小さく口付ける。
「花……」
「Dさん、ぜんぶ教えて?」
花の顔が、さっと朱に染まった。
「中で…イクって、どんな感じかなって」
羞ずかしさを堪えながらも、目を合わせて求めてきた花の顔を見て、Dは今度こそ躊躇いを捨てた。
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