oh my little love

フロイライン

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運命の歯車

甘え

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蒼は、次回作の打ち合わせのためにAVの製作会社に足を運んでいた。

製作会社の社長である梶谷は、ニコニコしながら蒼に話しかけた。


「蒼ちゃん

おかげさまで、この前撮ったやつの評判がすごくいいんだ。」


「本当ですか?

全然ダメなような気がしてたんですが…」



「昔と違って、爆発的に売れる事なんてないよ。

特に蒼ちゃんのようなニューハーフ物は、まだまだニッチな世界のものだし、万人受けするもんじゃない。

でも、そんな中ではダントツに売れているよ。」


「あの程度で、ですか。」



「そうは言うけど、世界的に巨大だといわれる日本のAV産業で、推計でだけど月に4500本もの作品が作られている。

年間で50000本以上の作品がリリースされ、その売り上げは約550億円だ。

それで計算すると、一本あたり100万くらいの売上だよ。

蒼ちゃんの作品はどれもが人気があって、よく売れている。」



「そうですか…

お役に立てているのなら、嬉しいです。」



「ところで蒼ちゃん

今日は、まだ時間ある?」



「あ、はい。

今日は仕事が休みですから。」


蒼がそう答えると


「それはよかった。

って言ってたら、ちょうど来たみたいだ。」


梶谷は、慌てて携帯を胸ポケットから出し、電話に出た。

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