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食い違い
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「何だよ
そうすると何か?
お前は、小さい時から女になりたいと思って生きてきたが、いじめられて引きこもりになってしまったってわけか?」
「うん。
あるとき、支援センターの人からここの話を聞いて…
それで来る事を決めたんです。
ホルモン治療とか、色々ケアもあるし、同じ境遇の人がいるのも心強かったですし。」
「なるほどな。
ようやく話が見えてきたぜ。
ここはそういう場所だったんだな。」
「光瑠さんは違うんですか?」
「俺は違うよ。
生まれてから今まで、女になりたいなんて思った事は全くねえし。
女とヤリまくってきたからなあ。」
「えっ!
なのに去勢手術をしたんですか!?」
「こっちが望んでやったわけじゃねえよ。
麻酔されて寝てる間に勝手に取られちまったんだよ。
ひでぇ事するよな。」
「それは、酷いですね。
なんでそんな目に…」
「新少年法がどうとか言ってたけどな。
少年院にぶち込まれても矯正出来ないと判断したんだとよ。」
「…」
「もう元には戻らんらしいし、しゃあねえわ。
とりあえず寝るから」
光瑠は一気に喋ると、すぐにイビキをかいて寝てしまった。
晴翔は、不安そうな表情で光瑠の顔を覗き込むと、大きなため息をついた。
(せっかく、引きこもりから脱出出来たと思ったのに、この人にいじめられるんじゃないの?ワタシ…)
希望を持ってやってきたはずの新天地で、晴翔は初日にして憂鬱な気分になってしまったのだった。
そうすると何か?
お前は、小さい時から女になりたいと思って生きてきたが、いじめられて引きこもりになってしまったってわけか?」
「うん。
あるとき、支援センターの人からここの話を聞いて…
それで来る事を決めたんです。
ホルモン治療とか、色々ケアもあるし、同じ境遇の人がいるのも心強かったですし。」
「なるほどな。
ようやく話が見えてきたぜ。
ここはそういう場所だったんだな。」
「光瑠さんは違うんですか?」
「俺は違うよ。
生まれてから今まで、女になりたいなんて思った事は全くねえし。
女とヤリまくってきたからなあ。」
「えっ!
なのに去勢手術をしたんですか!?」
「こっちが望んでやったわけじゃねえよ。
麻酔されて寝てる間に勝手に取られちまったんだよ。
ひでぇ事するよな。」
「それは、酷いですね。
なんでそんな目に…」
「新少年法がどうとか言ってたけどな。
少年院にぶち込まれても矯正出来ないと判断したんだとよ。」
「…」
「もう元には戻らんらしいし、しゃあねえわ。
とりあえず寝るから」
光瑠は一気に喋ると、すぐにイビキをかいて寝てしまった。
晴翔は、不安そうな表情で光瑠の顔を覗き込むと、大きなため息をついた。
(せっかく、引きこもりから脱出出来たと思ったのに、この人にいじめられるんじゃないの?ワタシ…)
希望を持ってやってきたはずの新天地で、晴翔は初日にして憂鬱な気分になってしまったのだった。
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