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退化
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翼の握力は11.89kg、50m走のタイムは10秒44と測定された。
これは、小学三年生女子の平均とほとんど変わらない。
つまり、十七歳男子でありながら、小学低学年の運動能力しか無くなってしまったのである。
光瑠は元々腕っぷしが強かった為、小学五年生女子程度の運動能力となったが、他の生徒は全員が翼と同じ水準まで数値が落ちてしまったのだ。
「体が女性化したのは嬉しいんだけど、こんなに体力が無くなってしまうとはね。
ちょっとヤバいよね。」
自分の現在地を知った翼は、先ほどに比べ、少しテンションが下がり気味だった。
「これも絶対罠よ。
今後、とんでもない目に遭うに違いないわ。」
晴翔は相変わらず、陰謀論を皆に説いていた。
「光瑠ちゃん
この体になって、一番気をつける事は何?」
翼が質問すると、光瑠は
「ハルも言ってるけど、さすがに小学生の女子並みの体力だと、これから生きていくのに苦労すると思うから、少しずつでいいから、体を鍛えといた方がいいわよ。
女子の体になって、筋肉が付きにくくなってるし、前ほど動けないから、相当時間がかかるのを覚悟しとかなきゃいけないけど」
光瑠は、淡々と語った。
「翼、デメリット面だけじゃなくて、良いことについても聞かないと。」
高橋優が、耳元で言うと、翼は頷き、光瑠に質問を続けた。
「体が女性化して、よかった事を挙げるとすれば、何になる?」
翼の言葉に、光瑠はしばらく考える素振りを見せたが、何かを思い出したかのように顔を上げ、翼を見つめた。
しかし、すぐに目を逸らして俯いてしまった。
そして、かなり小さな声で
「よかった事は…
エッチが気持ち良すぎってことかな…」
と、ボソッと言った。
「えーっ!
やっぱり!!
どんな感じなの?
やっぱ、お尻でするんだよね!?
ウチらアソコが付いてるんだし」
高橋優は、目を輝かせて、食い気味に話に入ってきた。
「そうよ。
お尻に挿れられたんだけど、しばらくしたら頭が真っ白になるっていうか、全身に快感が広がって…
体の痙攣が止まらない感じになって…」
「それって、女の人の感じ方だよ。
マジ、スゴイ!」
光瑠の周りに人が集まってきて、さらに詳しく聞きたいと、質問があちらこちらから飛び交った。
これは、小学三年生女子の平均とほとんど変わらない。
つまり、十七歳男子でありながら、小学低学年の運動能力しか無くなってしまったのである。
光瑠は元々腕っぷしが強かった為、小学五年生女子程度の運動能力となったが、他の生徒は全員が翼と同じ水準まで数値が落ちてしまったのだ。
「体が女性化したのは嬉しいんだけど、こんなに体力が無くなってしまうとはね。
ちょっとヤバいよね。」
自分の現在地を知った翼は、先ほどに比べ、少しテンションが下がり気味だった。
「これも絶対罠よ。
今後、とんでもない目に遭うに違いないわ。」
晴翔は相変わらず、陰謀論を皆に説いていた。
「光瑠ちゃん
この体になって、一番気をつける事は何?」
翼が質問すると、光瑠は
「ハルも言ってるけど、さすがに小学生の女子並みの体力だと、これから生きていくのに苦労すると思うから、少しずつでいいから、体を鍛えといた方がいいわよ。
女子の体になって、筋肉が付きにくくなってるし、前ほど動けないから、相当時間がかかるのを覚悟しとかなきゃいけないけど」
光瑠は、淡々と語った。
「翼、デメリット面だけじゃなくて、良いことについても聞かないと。」
高橋優が、耳元で言うと、翼は頷き、光瑠に質問を続けた。
「体が女性化して、よかった事を挙げるとすれば、何になる?」
翼の言葉に、光瑠はしばらく考える素振りを見せたが、何かを思い出したかのように顔を上げ、翼を見つめた。
しかし、すぐに目を逸らして俯いてしまった。
そして、かなり小さな声で
「よかった事は…
エッチが気持ち良すぎってことかな…」
と、ボソッと言った。
「えーっ!
やっぱり!!
どんな感じなの?
やっぱ、お尻でするんだよね!?
ウチらアソコが付いてるんだし」
高橋優は、目を輝かせて、食い気味に話に入ってきた。
「そうよ。
お尻に挿れられたんだけど、しばらくしたら頭が真っ白になるっていうか、全身に快感が広がって…
体の痙攣が止まらない感じになって…」
「それって、女の人の感じ方だよ。
マジ、スゴイ!」
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