夫が女になって帰ってきた!

フロイライン

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去りゆく人々

射精して賢者モードに入った宮埜は、仰向けになり、心を腕枕した。


女になってからの心は、この体勢になるのがる大好きで、甘えた表情で、じっと宮埜の顔を見つめた。


「もうすぐ、結婚式だな。

六人だけの式とはいえ、やっぱ緊張するよね。」



「そうだね。

ワタシもなんか緊張してきたわ。」


心は、宮埜の胸を手で触りながらそう呟いた。


「そして、式が終わればこの家ともサヨナラか。」



「うん。」



「心

あそこでよかったのか?」



「えっ、住む家のこと?」



「そうそう。

ここってめっちゃ広いじゃん。

次に住むのが狭い部屋だって事に、なんか申し訳ないなあって思ってな。」



「二人だし、全然問題ないわよ。

広いと逆にお掃除とか、色々大変よ。」



「まあ、そうだけど。」


「ここから近いとこに住んでって、愛ちゃん達のリクエストもあったしね。

お家賃高いもんね、この辺は。」


「まあな。

これからもこの家と行き来するわけだし、そういう意味では、立地はいいよな。」


「ワタシね

すごく楽しみなの。


宮埜さんとの新婚生活が。」



「新婚生活?」


「申し訳ないけど、しばらくの間は専業主婦やらせてもらうから。

ゆくゆくは働き口を見つけようと思ってるけど…


少なくとも一年くらいは、専業主婦として宮埜さんに尽くしていきたいと思ってます。」



「それは、ありがたいな。

じゃあ、俺からも一個いい?」



「うん。

どうぞ。」



「そろそろ宮埜さんじゃなくて、俺の下の名前で呼んでもらえないか?」



「あ、ごめんなさい

ついつい昔からのクセが抜けなくて。

これから気をつけます。






ところで、宮埜さんの下の名前って何だっけ?」



心がそう言うと、宮埜は苦笑いを浮かべ、眉を上に上げた。



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