346 / 395
疑問
しおりを挟む
「ねえ、心」
愛は、幸希の授乳をしながら、家事を終えて向かい側に腰掛けた心に語りかけた。
「どうしたの?」
「昨日ね
潤がふと、言ったのよ。
心が女になったって事を心のご両親は知ってるのかって。」
「そっか。
そりゃ言うわなあ。」
「当然言ってないんでしょ?」
「そうね。
ワタシ、こうなってからは会ってもないし、向こうと連絡も一切取ってないからね。」
「そうよね。
やっぱり、あれがあったから?」
「うん。
多分、ワタシが女になろうとどうしようと、向こうは何とも思わないでしょうね。」
「そんな事ないんじゃない?
たった一人の息子?娘?
ううん
どちらにしても血を分けた、ただ一人の子なんだから、心は。」
「でも、まあいい機会でもあるし、一度顔を出す事にするわ。
それで縁を切るって言われても、ワタシとしては、痛くも痒くもないしね。」
「うん。
本当だったら、心と宮埜さんの結婚式にも出てもらえたらなあ
なんて、少し思ってたんだけど。」
「もう、やめて。
それだったら結婚式なんて最初からしてないわ。」
「そうだね。
ごめん、変な事言って。
で、いつ実家行くの?」
「結婚式の前に行くのがいいかなっておもってるから、ちょっと連絡とってみて、来週くらいに行くようにするわ。」
心は浮かない顔をしながら、そう答えた。
愛は、幸希の授乳をしながら、家事を終えて向かい側に腰掛けた心に語りかけた。
「どうしたの?」
「昨日ね
潤がふと、言ったのよ。
心が女になったって事を心のご両親は知ってるのかって。」
「そっか。
そりゃ言うわなあ。」
「当然言ってないんでしょ?」
「そうね。
ワタシ、こうなってからは会ってもないし、向こうと連絡も一切取ってないからね。」
「そうよね。
やっぱり、あれがあったから?」
「うん。
多分、ワタシが女になろうとどうしようと、向こうは何とも思わないでしょうね。」
「そんな事ないんじゃない?
たった一人の息子?娘?
ううん
どちらにしても血を分けた、ただ一人の子なんだから、心は。」
「でも、まあいい機会でもあるし、一度顔を出す事にするわ。
それで縁を切るって言われても、ワタシとしては、痛くも痒くもないしね。」
「うん。
本当だったら、心と宮埜さんの結婚式にも出てもらえたらなあ
なんて、少し思ってたんだけど。」
「もう、やめて。
それだったら結婚式なんて最初からしてないわ。」
「そうだね。
ごめん、変な事言って。
で、いつ実家行くの?」
「結婚式の前に行くのがいいかなっておもってるから、ちょっと連絡とってみて、来週くらいに行くようにするわ。」
心は浮かない顔をしながら、そう答えた。
14
あなたにおすすめの小説
世界の終わりにキミと
フロイライン
エッセイ・ノンフィクション
毎日を惰性で生きる桐野渚は、高級クラブの黒服を生業としていた。
そんなある日、驚くほどの美女ヒカルが入店してくる。
しかし、ヒカルは影のある女性で、彼女の見た目と内面のギャップに、いつしか桐野は惹かれていくが…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる