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年の功
「ココ
お友達はいるの?」
美都子は唐突に心に質問した。
「えっ、友達?」
「そう。
あなたがニューハーフになってからのお友達よ。」
「あ、そういう…
うーん…
東京ではそういうお店で働いていたから、仲の良い先輩とかは何人もいたけど、こっちに帰ってきてからは、外にもあんまり出てないし、地元の友達には気まずくて会いにくいし…
全然いないわ。」
「そうなのね。
こっちでもお友達を作るといいわよ。
同じニューハーフとかの。
最近は、携帯とかで簡単に知り合えるんでしょ?」
「それは…
でも、ワタシ
愛ちゃんに約束したから。
そういう関係の人達とは繋がらないって。」
「まあ、夫婦の問題だから、私が言うのは間違ってるのかもしれないけど…
そうでもしないと、ココが潰れちゃうよ。
精神的にしんどいんでしょ?」
「うん…」
「だったら、そうすべきよ。」
「お義母さんて、愛ちゃんの母親なのに、こんなワタシの事を考えてくれるんだね…」
「私はね、愛も勿論大切だけど、ココも可愛いのよ。
そんなあなたが悩む姿は見てられないから。」
「ありがとう、お義母さん。
前も言ったかもしれないけど、ワタシってホルモンバランスが乱れてるから、すぐに鬱っぽくなっちゃうの。
お義母さんにお話を聞いてもらってたら、気持ちがすごく楽になってきたわ。」
「なら、いいんだけど。」
「私の事より、温泉旅行の計画を立てようよ。」
「そうね。
私もおかげさまで、ここのところずっと調子がいいからね。
退院も近いんじゃないかしら。」
「二時から先生の話を聞くんだったよね?
ワタシも一緒に入ってもいいのかしら…」
「いいに決まってるじゃない。
ココは私の娘なんだから。」
「うん。
愛ちゃんに代わって、先生の話を聞かせてもらうね。」
心は、美都子にそう言うと、彼女の状態が安定し、早く退院出来るよう祈った。
お友達はいるの?」
美都子は唐突に心に質問した。
「えっ、友達?」
「そう。
あなたがニューハーフになってからのお友達よ。」
「あ、そういう…
うーん…
東京ではそういうお店で働いていたから、仲の良い先輩とかは何人もいたけど、こっちに帰ってきてからは、外にもあんまり出てないし、地元の友達には気まずくて会いにくいし…
全然いないわ。」
「そうなのね。
こっちでもお友達を作るといいわよ。
同じニューハーフとかの。
最近は、携帯とかで簡単に知り合えるんでしょ?」
「それは…
でも、ワタシ
愛ちゃんに約束したから。
そういう関係の人達とは繋がらないって。」
「まあ、夫婦の問題だから、私が言うのは間違ってるのかもしれないけど…
そうでもしないと、ココが潰れちゃうよ。
精神的にしんどいんでしょ?」
「うん…」
「だったら、そうすべきよ。」
「お義母さんて、愛ちゃんの母親なのに、こんなワタシの事を考えてくれるんだね…」
「私はね、愛も勿論大切だけど、ココも可愛いのよ。
そんなあなたが悩む姿は見てられないから。」
「ありがとう、お義母さん。
前も言ったかもしれないけど、ワタシってホルモンバランスが乱れてるから、すぐに鬱っぽくなっちゃうの。
お義母さんにお話を聞いてもらってたら、気持ちがすごく楽になってきたわ。」
「なら、いいんだけど。」
「私の事より、温泉旅行の計画を立てようよ。」
「そうね。
私もおかげさまで、ここのところずっと調子がいいからね。
退院も近いんじゃないかしら。」
「二時から先生の話を聞くんだったよね?
ワタシも一緒に入ってもいいのかしら…」
「いいに決まってるじゃない。
ココは私の娘なんだから。」
「うん。
愛ちゃんに代わって、先生の話を聞かせてもらうね。」
心は、美都子にそう言うと、彼女の状態が安定し、早く退院出来るよう祈った。
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