379 / 409
最終決戦篇
敗れざる者
しおりを挟む
ユウは、ようやく薫と連絡を取る事が出来、呼び出す事に成功した。
未来とよくランチしていたカフェを待ち合わせ場所にし、先に来て待っていたユウだったが、少し遅れてやってきた薫の姿を見て絶句した。
「ユウちゃん…
待たせちゃってごめんね。」
「あ、いえ…
お久しぶりです…」
ユウは、それだけ言うと、言葉が続かなくなってしまった。
少し見ない間に薫の姿があまりにも変化していたからだった。
ユウ、未来、薫はニューハーフの中では飛び抜けて美人で、女性の中に入っても美人と形容するに相応しいルックスをしていた。
その三人の中で、薫が一番の年長者であったが、それでも一番の美人であり、ユウと未来の美貌を軽く凌駕していた。
未来は若く、初々しい美人であるが、大人としての魅力に欠けている部分があり、ユウは、大人としての魅力は十分兼ね備えていたが、若干ケバかった。
薫は未来とユウのいいとこ取りをした黄金比率の美人であり、ユウは羨望の目を向けていた。
しかし、今、目の前に現れた人物は、薫に違いなかったが、もう以前の面影はそこにはなかった。
全体的に太ってしまい、顔は二重顎で下腹がぽっこりと出ている。
胸は脂肪が付いて巨乳になったが、腹が出た分で相殺されている。
肥満のせいか、手入れを怠っているのか、肌のコンディションも悪そうで、少し赤い。
さらに、ホットフラッシュが起きてしまっているのか、額に汗をかいている。
何より、顔つきに覇気がなく、目に輝きがない。
ほぼ別人に見えるくらい変わり果てた姿の薫に、ユウは言葉もなく、動揺した表情を見せるだけだった。
男の体から、薬や手術によって人工的に女性の体に近づけたのが、ユウや薫のようなニューハーフという存在である。
ただ、それだけでは女性のような美しさを得る事が出来ず、そこには彼女達にしかわからない苦労があった。
彼女ら三人のように美しいとされるニューハーフは、ストイックさがあって初めてこの水準に達するのだ。
しかし、それらを放棄してしまった薫は、醜くなるしかなかった。
たとえ、例のセックスドラッグの後遺症が出ているとはいえ、見るに堪えない体たらくした姿であった。
だが、こんな状態になった薫に、ユウは言わなければならない事があった。
薫が座り、甘いパンケーキと甘いココアを注文すると、早速ユウは、本題に入った。
「薫さん…
昨日未来ちゃんがワタシに会いに来たんです。」
「えっ、未来ちゃんが?」
「ええ。
詳しい話はしませんでしたが、ワタシにサヨナラを言いに来た事に間違いありません。」
薫は、ユウの言葉に驚き、思わず固まってしまった。
未来とよくランチしていたカフェを待ち合わせ場所にし、先に来て待っていたユウだったが、少し遅れてやってきた薫の姿を見て絶句した。
「ユウちゃん…
待たせちゃってごめんね。」
「あ、いえ…
お久しぶりです…」
ユウは、それだけ言うと、言葉が続かなくなってしまった。
少し見ない間に薫の姿があまりにも変化していたからだった。
ユウ、未来、薫はニューハーフの中では飛び抜けて美人で、女性の中に入っても美人と形容するに相応しいルックスをしていた。
その三人の中で、薫が一番の年長者であったが、それでも一番の美人であり、ユウと未来の美貌を軽く凌駕していた。
未来は若く、初々しい美人であるが、大人としての魅力に欠けている部分があり、ユウは、大人としての魅力は十分兼ね備えていたが、若干ケバかった。
薫は未来とユウのいいとこ取りをした黄金比率の美人であり、ユウは羨望の目を向けていた。
しかし、今、目の前に現れた人物は、薫に違いなかったが、もう以前の面影はそこにはなかった。
全体的に太ってしまい、顔は二重顎で下腹がぽっこりと出ている。
胸は脂肪が付いて巨乳になったが、腹が出た分で相殺されている。
肥満のせいか、手入れを怠っているのか、肌のコンディションも悪そうで、少し赤い。
さらに、ホットフラッシュが起きてしまっているのか、額に汗をかいている。
何より、顔つきに覇気がなく、目に輝きがない。
ほぼ別人に見えるくらい変わり果てた姿の薫に、ユウは言葉もなく、動揺した表情を見せるだけだった。
男の体から、薬や手術によって人工的に女性の体に近づけたのが、ユウや薫のようなニューハーフという存在である。
ただ、それだけでは女性のような美しさを得る事が出来ず、そこには彼女達にしかわからない苦労があった。
彼女ら三人のように美しいとされるニューハーフは、ストイックさがあって初めてこの水準に達するのだ。
しかし、それらを放棄してしまった薫は、醜くなるしかなかった。
たとえ、例のセックスドラッグの後遺症が出ているとはいえ、見るに堪えない体たらくした姿であった。
だが、こんな状態になった薫に、ユウは言わなければならない事があった。
薫が座り、甘いパンケーキと甘いココアを注文すると、早速ユウは、本題に入った。
「薫さん…
昨日未来ちゃんがワタシに会いに来たんです。」
「えっ、未来ちゃんが?」
「ええ。
詳しい話はしませんでしたが、ワタシにサヨナラを言いに来た事に間違いありません。」
薫は、ユウの言葉に驚き、思わず固まってしまった。
2
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる