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松の内

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莉愛にとってこの冬休みの帰郷は、あまりにも多くの事があった。
恵太によって、性に目覚めさせられ、初体験と初イキを経験した。

しかし、それが原因で、祖母の死に目に会う事が叶わず、心に大ダメージを被った。

数日間落ち込み、そういう気になれなかったが、ようやく心の傷も癒えてきて、この何日かは毎日セックスをしている。

そんな破廉恥な冬休みももう終わろうとしており、明日にはまた寮生活に戻らなければならなかった。


「あーあ、莉愛ちゃんとこうしてお話出来るのも今夜が最後か」

「そうだね。
明日、戻らないとダメだからね。」

「ワタシとママも明日、一度家に戻る予定なの。」

「へえ、そうなんだ。
何かあるの?」
 
「多分、パパと離婚の件を話すんだと思うよ。」

「いよいよ…かあ。
次帰ってきた時、もうここにはママいないかもしれないなあ。」

「莉愛ちゃん、今度帰ってくるのは春休み?」

「うん。
そう…


さて、恵太」



「はい?」


「最後の夜だし、やる事は決まってるでしょ」


「うん。」

莉愛は恵太にキスをした。


「恵太、もう私…
すごく濡れてる…」

莉愛が息を乱しながら言うと、恵太は莉愛のパンティの中に指を入れた。

「あ、ホントだ

びしょびしょじゃん」

「早く挿れて…」


莉愛は前戯など要らぬとばかりに、恵太に懇願した。


恵太もその辺は心得ており、莉愛を素早く全裸にすると、自らも服を脱ぎ、そして、十分に勃起していることを確認しつつ、莉愛に四つん這いの姿勢になるように命じた。


従順に言われたままの姿勢になる莉愛の、くびれた腰に手をかけると、バックから腰を押し当てるようにして挿入し、奥まで入ったのを確かめると、激しく腰を動かした。


「あっ、あっ、ダメっ!


イクっ!」

莉愛は挿入されてすぐに、もう大きな波が打ち寄せてきて


「ああああっ、あはんっ!

ダメっ!イクイクイクっ!」

と、絶叫しながら絶頂を迎えた。


(ヤバっ…今のはみんなに聞こえてしまったかな‥)

恵太は、莉愛の声の大きさにヒヤヒヤしながら、痙攣を起こし体をビクンビクンさせて快感を享受する莉愛の姿を見つめた。


「あーん、恵太ー

気持ちいいよぉ」

スイッチが入り、ただのエロい女に成り下がった莉愛は、恵太の唇に吸い付くようにしてキスをした。

「恵太、好き好きっ!」

莉愛はキスの後は、恵太の耳を舐めながら、甘ったるい声を出した。


「莉愛ちゃん、フェラしてよ」


莉愛の変貌ぶりに興奮した恵太は初めて命令した。


「うん」

莉愛は素直に頷き、恵太のペニスを咥え込んだ。

そして、懸命に舐めまくったが、やはり下手であった。
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