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一卵性母娘
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ユウの母裕美はお茶とケーキを三人に出し、自分もその輪の中に入った。
「今日は、ようこそこんな遠いところまでおいでになられました。
どうぞごゆっくりなさって下さい。」
「いえ、突然押しかけて申し訳ありません。」
智は恐縮してぺこりと頭を下げた。
ユウはここで、あらためて裕美に智達の事を紹介した。
「お母さん、もうちょっと詳しく話すね。
こちらが吉岡智さん
ワタシの恋人…っていうかワタシら結婚してるの。
勿論、戸籍上では不可能だから、事実婚てやつなんだけど。」
「結婚…」
裕美はユウの話が全く理解できないようだったが、我が子がひとかたならぬお世話になっている事だけはわかったようだった。
「あの、お母さま
ちゃんとご挨拶もないままにこのような事になって、本当に申し訳ありません。
ワタシも戸籍は男ですので、ユウさんと正式に結婚して籍を入れる事は出来ません。
でも、こうして一緒に暮らしています。」
智は汗をかきながら裕美に説明をした。
「そうでしたか。
こちらこそ、優が大変お世話になっているのにご挨拶が出来ておらず失礼しました。
優は高校を卒業して、ニューハーフになるって言って東京に出て行ってから、あんまり帰ってこなくて。
亡くなった主人との折り合いが悪いっていうのもあったんですけど…
私も優がどんな生活をしているのか、全く知らなくて。
でも、智さんのようなしっかりとされた人と一緒にいるって聞いて、安心しました。」
「恐れ入ります。」
二人の会話を、ユウは照れくさそうに聞いていたが
「お母さん、さっきも紹介したけど、こちらがメグちゃん。
彼女もワタシらと同じニューハーフで、今年18歳の超若手なの。
色々あって一緒に住む事になったんだけど、ホントに楽しくやれてるから、安心して。」
と、メグの紹介もきっちりした。
「えっと、本名は恵太っていいます。
東京で住むところがなく、困っていたところ、ユウさんに言葉をかけていただき、一緒に住ませていただく事を許可いただきました。」
「そうですか。
そんなにお若いとは。
優のことをよろしくお願い致します。」
堅苦しい挨拶を終えると、裕美、智、メグ共にかなりリラックスしてきて、フツーに会話できるようになった。
ユウの子供の時の事などを聞いて、爆笑するなど、だんだん盛り上がっていった。
一応全員女として扱うとすれば、このようにやかましくなるのは当然の事だった。
「今日は、ようこそこんな遠いところまでおいでになられました。
どうぞごゆっくりなさって下さい。」
「いえ、突然押しかけて申し訳ありません。」
智は恐縮してぺこりと頭を下げた。
ユウはここで、あらためて裕美に智達の事を紹介した。
「お母さん、もうちょっと詳しく話すね。
こちらが吉岡智さん
ワタシの恋人…っていうかワタシら結婚してるの。
勿論、戸籍上では不可能だから、事実婚てやつなんだけど。」
「結婚…」
裕美はユウの話が全く理解できないようだったが、我が子がひとかたならぬお世話になっている事だけはわかったようだった。
「あの、お母さま
ちゃんとご挨拶もないままにこのような事になって、本当に申し訳ありません。
ワタシも戸籍は男ですので、ユウさんと正式に結婚して籍を入れる事は出来ません。
でも、こうして一緒に暮らしています。」
智は汗をかきながら裕美に説明をした。
「そうでしたか。
こちらこそ、優が大変お世話になっているのにご挨拶が出来ておらず失礼しました。
優は高校を卒業して、ニューハーフになるって言って東京に出て行ってから、あんまり帰ってこなくて。
亡くなった主人との折り合いが悪いっていうのもあったんですけど…
私も優がどんな生活をしているのか、全く知らなくて。
でも、智さんのようなしっかりとされた人と一緒にいるって聞いて、安心しました。」
「恐れ入ります。」
二人の会話を、ユウは照れくさそうに聞いていたが
「お母さん、さっきも紹介したけど、こちらがメグちゃん。
彼女もワタシらと同じニューハーフで、今年18歳の超若手なの。
色々あって一緒に住む事になったんだけど、ホントに楽しくやれてるから、安心して。」
と、メグの紹介もきっちりした。
「えっと、本名は恵太っていいます。
東京で住むところがなく、困っていたところ、ユウさんに言葉をかけていただき、一緒に住ませていただく事を許可いただきました。」
「そうですか。
そんなにお若いとは。
優のことをよろしくお願い致します。」
堅苦しい挨拶を終えると、裕美、智、メグ共にかなりリラックスしてきて、フツーに会話できるようになった。
ユウの子供の時の事などを聞いて、爆笑するなど、だんだん盛り上がっていった。
一応全員女として扱うとすれば、このようにやかましくなるのは当然の事だった。
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