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異変
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「サオリちゃん」
練習を始めていたサオリに、久美子が声をかけた。
「はい。社長
なんでしょうか。」
「ミカちゃんは、まだダメなの?」
「ええ。
今日も調子が悪いって、部屋で寝ています。」
「そう…
昨日、帰ってきてからずっとそんな感じ?」
「はい…
何かあったんでしょうか。
ミカちゃんの顔色もあんまり良くないし…」
「ワタシ、ちょっと様子を見てくるわ。
ごめんね、練習の邪魔をして。
続けて。」
久美子は、サオリにそう言うと、寮に向かった。
ミカとサオリが一緒に住んでいる部屋のドアをノックした久美子だったが、中から返事はなく…
「入るわよ」
久美子は、ドアを開けて中に入った。
部屋は電気がついておらず、美香は、ベッドで、布団を頭からかぶって丸まっていた。
「ミカちゃん
大丈夫?」
久美子が近づいて声をかけると
「すいません…
ちょっと体調を崩しちゃって…」
美香は、弱々しい声でそう返事した。
「ねえ、高井さんと何があった?
スタッフの人が都合悪くなって、高井さんとミカちゃんの二人だけだったんだよね?」
久美子が声をかけると、美香は毛布の隙間から目だけを出し
「何もないですよ、別に…」
と、小さな声でいうと、また隠れてしまった。
「わかった。
でも、これ以上具合が悪くなったら、必ず病院に行くのよ。
いい?」
そう言うと、久美子は部屋を出ていった。
久美子は、下に降りてくると、道場で指導をしていた山本に
「山本さん
ちょっと出かけてくるね。」
と、言い、外に出ていってしまった。
練習を始めていたサオリに、久美子が声をかけた。
「はい。社長
なんでしょうか。」
「ミカちゃんは、まだダメなの?」
「ええ。
今日も調子が悪いって、部屋で寝ています。」
「そう…
昨日、帰ってきてからずっとそんな感じ?」
「はい…
何かあったんでしょうか。
ミカちゃんの顔色もあんまり良くないし…」
「ワタシ、ちょっと様子を見てくるわ。
ごめんね、練習の邪魔をして。
続けて。」
久美子は、サオリにそう言うと、寮に向かった。
ミカとサオリが一緒に住んでいる部屋のドアをノックした久美子だったが、中から返事はなく…
「入るわよ」
久美子は、ドアを開けて中に入った。
部屋は電気がついておらず、美香は、ベッドで、布団を頭からかぶって丸まっていた。
「ミカちゃん
大丈夫?」
久美子が近づいて声をかけると
「すいません…
ちょっと体調を崩しちゃって…」
美香は、弱々しい声でそう返事した。
「ねえ、高井さんと何があった?
スタッフの人が都合悪くなって、高井さんとミカちゃんの二人だけだったんだよね?」
久美子が声をかけると、美香は毛布の隙間から目だけを出し
「何もないですよ、別に…」
と、小さな声でいうと、また隠れてしまった。
「わかった。
でも、これ以上具合が悪くなったら、必ず病院に行くのよ。
いい?」
そう言うと、久美子は部屋を出ていった。
久美子は、下に降りてくると、道場で指導をしていた山本に
「山本さん
ちょっと出かけてくるね。」
と、言い、外に出ていってしまった。
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